山本彩乃［Tokyo 7th シスターズ キャストインタビュー］4人のバンドメンバーが紡ぐ強き絆の正体「メンバーみんながQOPを愛しているから、久々に会ったって燃えたぎっている」山本彩乃（Tokyo 7th シスターズ／堺屋ユメノ役）インタビュー

インタビュー：塚越淳一
撮影：河邉有実莉

QOPメンバーは、マジでみんなすごい

ーー1stミニアルバム『Live and let "Live”』で、印象に残っている曲を教えてください。

山本：
「One」が好きです！　疾走感と言えばいいのかな。なんか心にグッと来ました。QOPのことを歌っているような感じがしたし、単独ライブが決定したのを知ってから、今回のミニアルバムを聴いたので、ステージで演奏している自分たちの姿が頭の中に浮かびました。だからライブで披露するのを楽しみにしています！

ーーライブの表現でこだわっているところ、ユメノを表現するために意識していることは？

山本：
何ですかねぇ。ユメノとして意識していることは、カッコよくしていなければいけない、けれど目の前に女の子がいる……目がハートになってしまうっていうところですかね（笑）。実はそれ、自然になっちゃってるんですよねぇ。自分の中で嬉しいことなので、どうしても隠し切れないんですよ！　カッコよくしなければいけない場面なのに、笑顔になっちゃったっていうことは、過去にいっぱいあります。メンバーみんなが決め顔をしている時に、自分だけニコッとしちゃっている時は、ユメノが出ちゃっている時なのかな？って。女の子が目の前にいると嬉しすぎちゃうんですよね（笑）。

ーー目線は、女性専用エリアに行きがちなんですね。

山本：
それはもちろんそうですね！　ほぼ女の子しか見ていないかもしれないです（笑）。女性専用エリア外にいる女の子もしっかりと見つけて、そこしか見ていないので！　前回のアニバーサリーライブでも女の子しか見ていなかったんですけど、先日映像チェックをしまして、私の視線がほぼずっと下で、“なんで下ばかり見ているんだろう？”って思ったんですけど、目の前にいる女の子ばかりを見ていたからなんですよねぇ（笑）。そのくらいマジで女の子を探していますし、そこがユメノらしさなのかもしれない……。

ーーナナシスだと、割合的には男性支配人さん（ファン）が多いですよね？

山本：
男性が多いですけど、けっこう女の子もいるんですよ！　なので、“いた！いた！　いたいたいたいたーー！”ってなっています（笑）。女の子支配人さん、意外と多いんです。初めての単独ライブの時は、混合エリアの前の方に女の子がいて、“潰さないで潰さないで～”って、心配しながら演奏していましたねぇ。

ーースタンディングでも、けっこう前の方にいますからね。

山本：
そうなんですよ！　“お願いだからみんな一歩後ろに下がって〜！”って思っていました。怪我してしまうかもしれない心配と、見ていて苦しそうだなぁって感じたので……。でも、盛り上がってくると、どうしても前に出たくなっちゃいますよね！　それはとても嬉しいことで、ありがたいと思っています。女の子支配人さんも、推しがいるから真ん中とかに行きたいのはわかるんですけど、安全のためにも！女性専用エリアに来てくだされば、私、ユメノ役としては嬉しいです（笑）。女の子エリアにダイブしたらダメかなぁ。

ーーたぶんダメだと思います（笑）。メンバーのパフォーマンスのすごいと思うところを教えていただけますか？

山本：
広瀬（ゆうき）は本当にカッコよくて、ギターが演奏的に目立たなければいけないところで、私はその場で止まって真面目に弾いてしまうところがありまして、広瀬がそこをベースで動き回って盛り上げてくれるので、いつも“ありがとう！　感謝！”ってなっています。ゆっこさん（巽悠衣子）も、いつもドラムの演奏がすごいなぁって思っています。そんなに頑張らなくてもいいんだよって、ゆっこさんに言ったことがあるんですけど、“頑張るよ！”って言うんですよぉ！　すごすぎます。ドラムって、どの楽器よりも大変だと私は思っているので、本当に尊敬しかないです。麻衣ちゃん（野村麻衣子）は、いつもカッコよくて素敵な歌声をありがとうって思っています！　麻衣ちゃんの歌声に合わせて演奏できることがすごく嬉しいです。あと、普段は見せない鋭い眼差しもすごくカッコよくて大好きです。

ーー本当に頼もしいメンバーたちですね！

山本：
ホントにみんなすごいんです！　その反面、私は普通に楽しんじゃっていまして……。いいのかなぁ（笑）。３人に支えてもらえて、本当に私は幸せ者です。