天希かのん［Tokyo 7th シスターズ キャストインタビュー］キャラクターとともに描く光り輝く未来「アイちゃんとはお互いに背中を押しあって、この先も一緒に前へ進んでいけたら」天希かのん（Tokyo 7th シスターズ・星影アイ／奈々星アイ役）インタビュー

ポスト

ステージにはアイちゃんとして立っているので、緊張は忘れてしまう

ーー2023年3月4日（土）に府中の森芸術劇場 どりーむホールで開催された＜Tokyo 7th シスターズ 2053 1st Live Startrail＞を終えていかがですか？

天希：
よかった～っていうのが1番です。（2022年）12月に開催した＜6+7+8th Anniversary Live Along the way＞の特報で、2053の1stライブ決定！と出る時が1番緊張していて、聡美ちゃんと、これで“はぁ～（ため息）”とかなったらどうしようって話していたんですけど、そこで歓声が起こって“よかったね～”って言い合っていたんです。だからこそ、その時に笑ってくれたみなさんに応えられるステージができるのか！というのが、メンバーが感じていたことだと思うんです。ですので、本当全員気合いが入っていました。アイちゃんが言っていた通り、本当に“全力いっぱいの第一歩”だったので、それがちゃんと踏み出せてよかったというのが1番でした（笑）。しかも2ndライブの特報まで出て、それも喜んでくださってよかったです！

ーー緊張はしました？

天希：
私は緊張しいなので、このインタビューも緊張しているんですけど（笑）。ライブの時はみんな緊張していたと思います。2053のメンバーが集まるのは初めてだったので。あとは衣装チェンジが間に合うのかとかもありましたし、裏でもずっと緊張していました。でも、ステージにいる時はアイちゃんとして立っているので、緊張は忘れてしまうんですよね。だからMCで切り替わって私が出てくる時に緊張しちゃうんです。アイちゃんとしてステージにいる時は、“いくよー！”って感じなのに。

ーーそこは詳しく聞きたいところで、先ほど舞台と同じと言っていましたが、ステージ上でのキャラクターって、天希さんにとってどういう存在なのですか？

天希：
本番のステージに天希はいないんですよね。アイちゃんが楽しませたいと思ったらそう思っているし、カッコよく見せたいと思ったらそう思っているんです。ただ、アイちゃんがそう見せたいと思った時に、そのポーズについていける自分を作るためにレッスンでは鏡を見て頑張っています。

ーー反省することがあるとすれば、自分がアイちゃんの実力についていけていないということを感じた時ですか？

天希：
私が追いつけていなかったなっていうのは毎回思います。アイちゃんがやりたいことをやり切れなかったなぁ、あそこはついていってあげられなかったなとかを、アーカイブを見直している時に感じるんです。

ーーでは、ステージでのアイちゃんって、頼もしい存在でもある？

天希：
頼もしいです！　すごく。任せている感じです。引っ張っていってくれるし、私だとやれないことをやってくれるので。それで言うと聡美ちゃんでありユウちゃんが、ものすごく頼もしいんですよね。Stella MiNEって2人がお互い支え合ってステージに立つグループだから、衣装を着て立っている聡美ちゃんがいると、アイちゃんとして立ちやすいんです。

ーー1人じゃないのがいいですよね。ライブで印象に残っているシーンは？

天希：AsterlineのMCで、水を飲むことを忘れたことです（笑）。（ステージから）捌けたあとにみんなで“水飲むの忘れてたね～”って言っていました。あと裏では星ノ谷しずくちゃんが“私、歌えていたかな～”って泣いていたのも印象に残っています。“全然大丈夫だったよ！　すごく一ノ瀬マイちゃんだったよ！”って言ったり。

ーーステージから降りると自分になるんですね。

天希：
そうですね！　普段のしずくちゃんとマイちゃんって近い感じに見えますけど、やっぱり“またねー”ってキラキラの笑顔で捌けたあとに、そうやって泣いていたから、しずくちゃんもキャラを（自分に）降ろしてやっているんだな、すごいなって思いました。あと裏では円陣も組みました！　777☆SISTERSさんの円陣が頭にあったので、みんな円陣組もう！って。でも何を言っていいかわからなかったので、ライブタイトルを言って、“頑張るぞ！　オー！”でしたけど。

ーー掛け声も何か考えたいですね。2053の座長ですし。

天希：
キラッキラに行くぞ！とかかな（笑）……考えます（笑）。