アノン（Fuhua）［インタビュー前編］挫折から見つけたオーディションへの意外な向き合い方「これまで意気込んで臨むと落ちちゃうことが多かったから、今回は意気込みすぎず楽に受けようと思っていました」アノン（Fuhua）インタビュー前編

インタビュー：竹内伸一
撮影：武石早代

憧れていた前田敦子さんのようになりたいって思っていました

――小さい頃はどんな子どもでしたか？

アノン：
歌とダンスが好きで、幼稚園でも歌って踊っていました。その頃からアイドルになりたくて。

――アイドルが好きになったきっかけは？

アノン：
小さい頃にAKB48さんを見て。特に前田敦子さんが好きだったんですけど、センターで堂々と歌って踊っている姿を見て、すごくキラキラしていて憧れました。私もああいうふうになりたいって思いました。

――それからずっとアイドルに惹かれていたんですね。

アノン：
はい、ずっとアイドルが好きです。

――アイドルになるために、ダンスを習い始めたんですよね？

アノン：
小学生になって、ダンスと歌を習うようになりました。それからずっとFuhuaになるまで続けていました。

――何年くらい続けていたんですか？

アノン：
5～6年くらいです。

――ほかに習い事はしていました？

アノン：
ECCで英語を習っていました。もともとお姉ちゃんが習っていて、お母さんから“英語はできた方がいいよね？”って言われて、私も通うことになりました（笑）。幼稚園から中学3年生まで通っていたんで、けっこう長く続けていましたね。でも英語は全然しゃべれません（笑）。

――それだけ長く続いたということは、英会話も楽しかったんですね？

アノン：
はい。でも、英検も受けたんですけど、その勉強は嫌でした（笑）。

――英検を持っているんですね！

アノン：
準2級です。

――準2級なら、道を訪ねられたら教えてあげるくらいの英会話はできますよね？

アノン：
もう忘れちゃいました（笑）。

――ダンスと歌以外に小さい頃に熱中したことはありますか？

アノン：
物を作るのが好きで、小学生の頃に一時期流行ったスクイーズやスライムを作ったりして遊んでいました（笑）。お絵描きも好きで、よく絵を描いていたんですけど、ハルコみたいにウマくはありません（笑）。

――中学生になってからはどうですか？

アノン：
中学生からはもう歌とダンスだけです。あ、アニメを観るのにはハマりました。ずっと好きなのは『名探偵コナン』で、最近も映画を観に行きました。あとは、その時の流行りの作品を観ています。TikTokとかで知って、いいなと思った作品を観るっていうことも多いです。