Fuhua［インタビュー前編］メンバーが明かす“web3新時代のアイドル”誕生秘話「サイサイ・すぅさんは、ついていきたいって思わせてくれるプロデューサーさんなので、出会えてよかったなって」Fuhuaメンバー全員インタビュー前編

撮影：武石早代
編集協力：竹内伸一

自分も殻に閉じこもっていたからこそ、そういう人たちに希望を与えられる存在になれたら（ミユ）

――初インタビューということで、まずは自己紹介をお願いします。

アノン：
Fuhuaの最年少、“いちご大好き”アノンです。

ウララ：
Fuhuaのパワー系担当、徳島県出身のウララです。

スズナ：
Fuhuaの……何にしよう？（笑）　……えっと“白狐”担当のスズナです。

――なぜ“白狐”なんですか？

スズナ：
以前メンバーに“（自分を）動物で、例えたら何？”って聞いたら、“狐”って言われたのと、肌が白いのを褒めてもらったので、じゃあ“白い狐”だなって思いました（笑）。

――なるほど！　素敵ですね。

ナエ：
じゃあ、私はFuhuaの“熊”……。

一同：
はははは（爆笑）。

ウララ：
初めて聞いたよ（笑）。

ナエ：
ちょっと言わせてよ（笑）。Fuhuaの“熊さん”担当でトリリンガルのナエです。

ナツキ：
ダンスリーダーのナツキです。

ハルコ：
Fuhuaのハスキーボイス、ハルコです。

ミユ：
え～、どうしよう……。

ハルコ：
“卵大好き”がいいんじゃない？

ミユ：
Fuhuaの“卵大好き”、ミユです。あ、ハムスター担当です（笑）。

リリサ：
Fuhuaのリーダー、最年長のリリサです。

――とても個性的な8人ですね。みなさんは、そもそもなぜオーディションを受けようと思ったんですか？

アノン：
私は幼稚園の頃からアイドルになりたくて、オーディションを探していた時に、今回のオーディションを見つけたんです。SILENT SIRENさんの「八月の夜」という曲がすごい好きで、その曲を作詞＆作曲しているすぅさんがプロデュースするということで、受けたいって思いました。

ウララ：
私は、4歳から高校に入学するまで、芸能活動をずっとしていたんです。高校に入って辞めてしまって、3年間は何もしてこなかったんですけど、高校の卒業も無事に決まって、いい節目だなっていうことと、チャンスだし、受けてみてもいいのかなって思って受けたのが、このオーディションでした。

スズナ：
私は、芸能界に興味があって、前の事務所でダンスと歌と演技を練習していたんですけど、その時に、アイドルのオーディションをいくつか紹介していただいて受けたんです。でも、全部ダメで、事務所も辞めることになってしまって……。それでも、アイドルの夢は諦めたくないなと思っていた時に、検索したら出てきてくれたのが、このオーディションでした。

ナエ：
このグループはNFTを使ってファンの人と交流ができるアイドルなんですけど……ファンの人がNFTを使って私たちの活動に意見を出せるんです。アイドルの活動に直接ファンの方が意見を言えるグループって、ほかにないんですよ。そういうグループに入れたら、きっとファンの人が望むアイドル、つまりはアイドルのトップになれるんじゃないかと思って、オーディションを受けました。

ナツキ：
私は小さい頃からダンスをやっていて、バックダンサーやアイドルとして活動してきたんです。このオーディションに応募する前に所属していたグループが、年齢的にも最後のチャンスだと思っていたんですけど、不完全燃焼で終わってしまって。“ここで終わりにするのはもったいないな、せっかく東京に出てきたんだし、何かできることを探そう、次が本当に最後のチャンスだ”と思った時に、このオーディションを見つけたんです。どういう想いでアイドルグループを作るのかっていう、すぅさんの想いが書かれた文章があって、それが私の理想像と一致していたんです。これまでのアイドル活動を通じて、運営側との信頼関係が1番大事だなと思っているんですけど、プロデューサーさんと思っていることが一緒というのは、何か運命的な気がしたんです。それで応募することに決めました。

ハルコ：
私は、中学3年くらいから大学受験の前まで、K-POPのオーディションを受けていたんです。でも、いつも3次とか2次とかで落ちてしまって。大学生になるし、これを節目にもう諦めようって思って、大学に通い始めたんです。でも、やっぱりアイドルになりたくて。それでTwitterで検索したら、このオーディションを見つけて、あと1回、挑戦してみようって思って、応募しました。

ミユ：
私は、殻に閉じこもりやすい性格で、自分を変えたいなって思った時に、たまたまこのオーディションを見つけたんです。“孵化”っていうコンセプトが、すごく自分に合っているような気がして、受けることにしました。自分も殻に閉じこもっていたからこそ、そういう人たちに希望を与えられる存在になれたらいいなと思って、ここで頑張りたいなって思いました。

リリサ：
私は、昨日で会社を退職しまして（笑）。

――むちゃくちゃリアルな話ですね（笑）。確か、営業職だったんですよね？

リリサ：
そうなんです。正直、これまでこういう道に進もうと真剣に考えたことはなかったんですけど、でも中学の頃からアイドルはすごく好きで。いろいろな方のライブにも通っていたんです。SILENT SIRENさんのライブにも高校生の頃からずっと通っていました。だから、そういう世界にはどこかで憧れがあったんだと思います。自分がずっと憧れていたすぅさんが、新しいプロジェクトを立ち上げますっていう募集を見つけて、1回、挑戦するだけでもやってみようと思ったんです。