兒玉遥［アザーカット＆インタビュー］いきなりのセンター抜擢に奮闘したアイドル人生の幕開け「ただ真剣にがむしゃらにやっていただけ」

兒玉遥［アザーカット＆インタビュー］いきなりのセンター抜擢に奮闘したアイドル人生の幕開け「ただ真剣にがむしゃらにやっていただけ」兒玉遥『PnR』vol.2アザーカット＆インタビュー2

鈴木健也

Pop'n'Roll Editor in Chief（編集長）

2022.01.06

2011年に開催されたHKT48の第1期生オーディションを経て、アイドル人生をスタートさせた兒玉遥。バスケットボール部に熱中していた彼女は、なぜアイドルを目指そうとしたのか？　オーディション時の想いやお披露目までの日々を振り返る。

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インタビュー：鈴木健也（Pop’n’Roll編集部）
編集協力：竹内伸一
撮影：西槇太一
ヘアメイク：清水深優
スタイリング：馳尾潤子（Jstyles）

プロのアイドルとしてのパフォーマンスができるように、ずっと練習していました

ーー学生時代は体育会系の生活を送っていましたが、どうしてアイドルになろうと思ったんですか？

兒玉：
うーん、小さい頃から読者モデルのオーディションとかには応募していたんですよ。2次審査くらいまではいったこともあって。その時は次の審査が東京だったので、“それは無理です”って断っちゃったんです。そこまでのガッツはなくて。そうしたら、“博多にアイドルグループができます”っていう話を聞いたんです。“こんなチャンスはない！　私が求めていたものはこれだ！”って思ったんですよ。48グループは、当時すでにめちゃめちゃ盛り上がっていましたし、クラスにもファンの子がいました。そういうグループが博多にできるんだったら受けるしかないって思いました。

ーーその時、自信はあったんですか？

兒玉：
自信……どうだったかな。可愛い子がたくさん受けていたんで、大丈夫かなって不安の方が大きかったかな。ただ、わくわくはしてました。とにかく楽しみで。そうしたら1次に受かって2次審査で質疑応答があって……。

ーーあれよあれよという間に、事態が進んで行ったと？

兒玉：
そうですね。しかも私、よく考えてみたら、歌もダンスも習ったことがなくて（笑）。村重杏奈ちゃんとか、アクターズスクール（広島）に入ってて。“ええっ、そんな子たちもいるの？”って驚いたのを覚えています。“みんな踊れるし歌えるしヤバい”って（笑）。

ーー合格した瞬間はどうでした？

兒玉：
“ええっ!?”って感じでしたよ（笑）。最終審査は、秋元（康）さんも見ていて、歌とダンスを披露したあとに、番号が呼ばれるんです。そうしたら自分も呼ばれて、ホントに信じられないって感じでした。中学3年の夏ですね。そこから10月のお披露目までレッスンでした。毎日やってました。

ーーレッスンで、特に大変だったことは？

兒玉：
ダンスがとにかく大変でした。みんな、覚えが早いんですよ。私だけできないってことがよくありました。ダンスができない子は、レッスンが終わったあとに、居残り練習するんです。毎回、そのメンバーに選ばれていました。

ーーお披露目は、西武ドーム（2011年10月23日）でしたよね。

兒玉：
“やっとアイドルとして活動できるんだ”って嬉しかったですね。実際、ステージに立つとその実感が湧いてきました。この先、CDデビューもしたいし、総選挙も出ることになるだろうから、上を目指したいって欲が出てきましたね。お披露目は、頑張ろうって自分を奮い立たせてくれるような時間でした。

ーー当時、具体的にどんなことを頑張ろうと思っていたんですか？

兒玉：
まずは劇場公演が控えていたので、そのための振りと歌、立ち位置を覚えるのに必死でした。それ以外のことは考えられないというか、自分のことで手いっぱいだったので、ほかのメンバーのサポートとか、まったくできませんでしたね。とにかく、ステージに立つ以上は、プロのアイドルとしてのパフォーマンスができるようになりたいって思って、ずっと練習していました。

ーーバスケをやっていたことで、頑張ることに対する精神的な強さはあったのでは？

兒玉：
そうかもしれませんね。当時は頑張り屋さんだったと思います（笑）。逆に抜き方がわからなくて。心の“やる気スイッチ”がずっと“オン”で稼働している感じでした。でも、あの時期があったからこそ、今があるのかなとは思います。

ーーHKT48劇場のこけら落とし公演（2011年11月26日）では、センターでした。抜擢された時は、どういう気持ちでした？

兒玉：
いろいろな気持ちが複雑に交錯していました。嬉しい気持ちもちょっとあるんだけど、“なんで私が？”っていう不安もあるし、“ほかのメンバーからはどう思われているんだろう”とも思ったし、“私に務まるかな”っていう気持ちもあって……やっぱり不安が大きかったですね。みんなセンターになりたいって思って毎日レッスンしていたから、みんなの気持ちも受け止めて頑張らなくちゃって思って、プレッシャーがドンとのしかかってきました。

ーーそんなプレッシャーをどうやって力に変えていったんですか？

兒玉：
力に変えられていたのかな。センターに相応しいアイドルになれるように、ただ真剣にがむしゃらにやっていただけです。

本記事は、『PnR』vol.2収録インタビューを再編集した特別版です。

兒玉遥プレミアムグッズ　1月20日（木）まで期間限定販売中！

直筆サイン入り特大A2アクリルパネル
価格：各￥55,000（税込／送料別）
サイズ：A2（440mm×614mm×5mm）／1,700g

直筆サイン入りアクリルキューブ
価格：各￥19,800（税込／送料別）
サイズ：120mm×120mm×20mm／500g

直筆サイン入り特大A2写真パネル
価格：各￥11,000（税込／送料別）
サイズ：A2（440mm×614mm×7mm）

■商品概要
今回のグッズは、惜しくも『PnR』vol.2誌面には掲載されなかったアウトテイク写真を使用したアクリルパネル、アクリルキューブ、パネルをラインアップ。

アクリルを写真に圧着させたアクリルパネルとアクリルキューブは、高級感のあるプレミアムな作品となる。

絵柄は3パターン。すべて兒玉遥の直筆サイン入りで、今しか購入できないレアな限定商品。

■受注期間
2021年12月21日（火）〜2022年1月20日（木）23:59まで

■発送時期
本商品は2022年3月中旬以降の発送を予定しております。ご注文いただいたお日にちの順番に応じて配送を開始。地域によって配送状況が異なる場合がございますので、予めご了承ください。また、事前に個別での配送日のご案内や日時指定はお受けできません。

直筆サイン入り特大A2アクリルパネル

販売ページ（Pop'n'Roll ONLINE SORE）

直筆サイン入りアクリルキューブ

販売ページ（Pop'n'Roll ONLINE SORE）

直筆サイン入り特大A2写真パネル

販売ページ（Pop'n'Roll ONLINE SORE）

■注意事項
※写真は商品イメージです。実際の商品と多少異なる場合がございます。
※キャンセル不可商品となります。
※お客様の都合によるお届け済みの商品のお取り替え、ご返品はご容赦願います。
※未成年者の場合は親権者の同意を得た上でご購入ください。
※アーティストのサインのみで、お客様の宛名の記入はございません。なお、サインを書き込む位置の指定はできません。
※サインはアーティストが自筆で記入するため、その過程において一部汚れや傷、折れが発生している場合がございます。返品・交換などの対応はいたしかねますので、ご了承ください。
※パネルは素材、印刷、加工の特性上それぞれ仕上がりが異なり、多少のかすれ、インクの写りなどに個体差ございますが、不良品ではございません。
※商品到着時に状態をご確認いただき、運送の上の都合によるキズ・へこみが見られる場合はまずは運送会社にお問い合わせください。

兒玉遥インタビュー全編はこちら！　『PnR』vol.2インフォメーション

発売日：2021年12月21日（水）
仕様：A4判／144ページ（オールカラー）
価格：￥1,980（税込）

■表紙
兒玉遥

■出演
奥津マリリ（フィロソフィーのダンス）
月埜ヒスイ（アンスリューム）
新谷真由（パラディーク）
くりえみ
染谷有香
百瀬りえ（『小悪魔ageha』編集長）

出演者それぞれ20ページ前後のボリュームで、水着やランジェリーを身にまとった撮り下ろし写真とともに、これまでの人生をじっくりと振り返った10,000字を超えるインタビューを掲載。今、大きな輝きを放っている女優、アイドル、グラビアタレント、コスプレイヤーの素顔や生き様を、美しい写真とロングインタビューでお届けする1冊となる。