Fuhua[インタビュー後編]未来を切り拓く、サイサイ・すぅプロデュース新アイドルの挑戦「それぞれの個性をつぶすことなく、このままの私たちを愛してもらえるようなグループになりたい」 Fuhuaメンバー全員インタビュー後編
Pop'n'Roll 編集部
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SILENT SIRENのすぅが総合プロデュースを手がける新アイドルグループ・Fuhuaのメンバー全員インタビュー後編。彼女たちがアイドルを目指した理由や面接オーディションを振り返ってもらった前編を経て、今回は最終審査となった合宿審査をはじめ、グループ結成直後の活動やグループとしての今後の目標について語ってもらった。NFTとアイドルを組み合わせた“web3新時代のアイドル”を標榜し、新たなアイドル像を提示しようとしている8名の決意の強さをお伝えしたい。
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撮影:武石早代
編集協力:竹内伸一
フードを被って合宿所までダッシュで帰りました(ウララ)
――合宿で特に印象に残っているエピソードはありますか?
スズナ:
私は、2回目の合宿中に、候補生のみんなと、すぅさん、スタッフさんにサプライズで誕生日を祝ってもらいました。ケーキと誕生日プレゼントをいただいて。すぅさんからの直筆の手紙も入っていました。すごく嬉しかったです。
ナエ:
私は、第一合宿の時に締め出されたことが想い出です(笑)。
一同:
はははは(爆笑)。
ナエ:
スタジオと宿舎が別だったんです。宿舎に入るには暗証番号が必要なんですけど、先に帰ったはずのグループが、私たちが戻った時にまだ外にいたんです。“なんでだろう?”と思ったら、“鍵が開かない!”って(笑)。スタッフさんに電話したら、向こうもちょっとトラブっていたみたいで。最終的には入れたんですけど、寒い中、レッスン着でちょっと薄着だったんですよ。みんなでガッタガタ震えてました。死ぬかと思いました(笑)。
スズナ:
むっちゃ寒かったよね。
ハルコ:
銭湯は楽しかったよね?
リリサ:
あれは楽しかった。
ハルコ:
宿舎にはお風呂が2つあったんですけど、1つ壊れてて、水しか出なかったんです(笑)。15人を1つのお風呂で回すのは大変じゃないですか。“もう、銭湯に行こう!”ってことになって。あの時、行ったの誰だっけ?
リリサ・スズナ・ウララ:
はい(手を挙げる)。
ハルコ:
みんなで暖かいお湯に入って、すごくよかったです(笑)。
スズナ:
ボディソープとかシャンプーとか、持ってなくて、ハルコのこんな小さなシャンプーをみんなで分け合って使って(笑)。
ウララ:
銭湯と合宿所は歩いて5分くらいなんですけど、私たちは絶対湯冷めしたくないんで、フードを被って合宿所までダッシュで帰りました(笑)。
リリサ:
住宅街の夜道を走りました(笑)。
ウララ:
“絶対に温かさを逃がさない!”って(笑)。
――合宿の最後にあった合格発表の時は、どのような気持ちでしたか?
ハルコ:
発表の時より、(審査が)終わった瞬間の方が、みんな号泣してました。みんな、終わって解放されたっていう気持ちがあったんだと思います。
ナツキ:
あとは達成感。
リリサ:
みんなで“お疲れ~”って肩を抱き合って。
――発表の前に、もはや燃え尽きてしまったような感覚になっていたんですね。
ナエ:
そうなんですよ。ようやく解放されたのに、そのあとに発表だったので、すぐまた緊張してガチガチになりました(笑)。
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Fuhua特集「新時代アイドルの黎明」
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