まなみのりさ[インタビュー後編]いよいよ迎える解散ライブへの偽らざる想い「私たちが15年走ってきたゴールが4月1日の中野サンプラザ」

まなみのりさ[インタビュー後編]いよいよ迎える解散ライブへの偽らざる想い「私たちが15年走ってきたゴールが4月1日の中野サンプラザ」

まなみのりさ[インタビュー後編]いよいよ迎える解散ライブへの偽らざる想い「私たちが15年走ってきたゴールが4月1日の中野サンプラザ」

まなみのりさの最後の1年間を追いかける特集『Last Days』におけるラストインタビュー後編。2月〜3月に行なった全国ツアー<Epilogue>、4月1日(土)に開催する中野サンプラザホールでの解散ライブで魅せたいことなどについて話を訊いた前編を経て、今回は、解散公演以降のこと、この15年間で変わったこと/変わらなかったこと、そして3人にとって『まなみのりさ』とはどういう存在であったのかについて迫った。結成から最後の時まで1人も欠けることなくアイドルとして歩み続けてきた3人の深い想いがこもった音葉の数々を、真っ直ぐにお届けする。

インタビュー:竹内伸一
撮影:河邉有実莉

15年の中で今が最高の状態だと思っています(りさ)

――衣装や舞台演出はどんなものを考えているんですか? ネタバレしない程度に教えてください。

りさ:
ネタバレしない程度にっていうのが難しい(笑)。

みのり:
ライブの内容と一緒で、新しいことに挑戦するというよりは、衣装も今までの集大成ですかね(笑)。私たちの歴史を感じてもらえるものになると思います。

りさ:
衣装もいろいろなものを着たんですけど、今の曲調にたどり着いて、衣装もガラッと変わったんですよ。年齢とともにスカート丈も伸びましたし(笑)。移り変わりを経て、今の私たちがあるんですけど、そんな今の私たちにぴったりの衣装になっていると思います。実は、まだ完成したものを見ていないんですけどね(笑)。

――インタビュー前編で“毎回すごいライブをやっている”と言いましたけど、あれだけのパフォーマンスができてしまうと、未練が残るというか、“これだけできるんだから、やっぱりもうちょっとやってみようか”みたいな気持ちになったりしませんか?

みのり:
さっき、まなさんが言ったように、私たち“これだけできちゃうんだぞ”っていう気持ちがないんですよ(笑)。15年やってきたからこそ、表現できることがあって、それを今表現しているんですよ。そもそも15年も続けてこられるとも思っていなかったし、長く続けてきたからこそできるライブを最後に集大成としてやりたいという気持ちが強いです。だから“もっとやれるかな”っていうような未練は、私はないです。

りさ:
自信は持てない3人ではあるんですけど、でも、15年の中では今が最高の状態だと思っていますし、そんなふうに“もったいない”って言ってもらえるくらいになれたっていうのは、ここまでやってきてよかったなと思います。

まなみ:
未練とはちょっと違いますが、私たちは三声のハーモニーも特色の1つだと思うんですけど、ハモリとかも自分で決めていて、私は振り付けもやらせてもらっているので、それがもうできないのかっていう寂しさはあります。でも、どれも作品として遺せたので、私たちの軌跡になっているというか、歩んできたことの証というか……この時にこんなことができたんだって振り返ることができる楽曲が遺せたので、それで十分だとも思うんですよね。節目節目でたくさんの曲を作らせてもらって、それを作品として遺すことができたので、すごくよかったし、振り返った時にすごいなって自分でも思えるんじゃないかな。それで、15周年の節目で区切りをつけるというのも、すごくよいタイミングだと思っています。だから、私も未練はないです。

――15年続けてきて、お互い変わったと思う部分はありますか?

みのり:
私、リーダーなんですけど、私自身がすごく変わったと思うんですよ。昔は“リーダーだから自分が全部やらなくちゃ、仕切らなくちゃ”みたいな気持ちだったんです。今思うと自分勝手な部分もきっとあったんだろうなと思います。でも2人にも頼っていいんだって気づいたんですよね。その時に自分の中で考えが変わったんです。それまでも、それぞれに役割はあったんですけど、頼ってもいいんだって思えるようになってからは、3人でいろいろなことを分担するようになったと思うし、それによって、3人で一緒に同じ気持ちで前を向いて走って行けるようになった気がするんです。私は、2人に助けてもらって自分自身が変わることができたと思っているし、結果的には、まなみのりさがいい方向に進めたと思っていて。だから変わったのは私で、それによって2人も変わったんじゃないかなって思います。今は、本当に2人には感謝していて、3人一緒に最後まで走ってこられて本当によかったって思います。

――変わったのは自分だとリーダーはおっしゃっていますけど、まなみさんとりささんはみのりさんが変わったということは実感していますか?

まなみ:
私とりさが1番感じていると思います。もう別人くらい変わりましたから(笑)。初期の頃は、そんなに表立って引っ張っていく感じでもなかったんですよ。今も無理して引っ張ってくれているわけでもないですけど。きっとリーダーになったので“なんとかしなくちゃ”って背負う気持ちが強かったんでしょうね。そもそもリーダーというタイプではないので、まずリーダーをやることになった時点で、みのちゃんは1度変わっているんですよ。でも、もう1度変わる瞬間があって。だから15年で2度変わっているんです。みのちゃんが変わったからこそ、私たちも変わることができたと思うんです。結果的に3人とも変われたのは、みのちゃんが引っ張ってくれていたからだろうなって思います。

りさ:
みのちゃんがリーダーに決まったのって、1つ年上だったからなんです。でも、それをきっかけに“リーダーとは何ぞや”って考えたと思うんですよね。そこから“こんなふうにグループをまとめていけばいいのかな”って試行錯誤して頑張ってくれていたのに、私たちは自分のことで精一杯で、リーダーを支えられてなかったんです。でもみのちゃんが、そうやっていろいろ考えてくれていることが伝わってきて、私たちもリーダーを支えなくちゃって思うようになったし、一歩先を進んでくれたおかげで、私たちも気づかせてもらえて、変わっていけた気がします。

まなみ:
もともとはスクールで一緒にレッスンを受けていたので、いろいろなところからメンバー集まってきたグループとはちょっと違うと思うんです。お互い小さい頃からいろいろな部分を知っているし、変わったこともすごく感じるんですよ。それで、“変わったな”って思うだけじゃなくて、自分たちも変わらなくちゃって思うし、私も負けていられないっていう気持ちにもなるし。そんな気持ちを持てる3人だったから、ここまで来れた気はします。みのちゃんにはいつも一歩先を進んでくれてありがとうっていう気持ちです。アイドルグループとしては、特殊な関係性かもしれないですけど、私たちも彼女についていったことで変わったし、私たちらしい変化の仕方じゃないかなって思います。

――では、変わらないところはどこでしょうか?

りさ:
MCはずっとグダグダです(笑)。

みのり:
スクールで出会った3人で、小さい頃からずっと一緒にいるので“あ、今これを考えているな”とか“これは嫌なんだな”って空気でわかるんですよ。言わずとも伝わってくる。だから、良くも悪くもお互いに気を遣い合っている気がします。15年、変わらずそういう感じだったので、続けることができた気もしますし、ダメだった部分もあったかもしれない(笑)。でも、良くも悪くもお互いに気遣いながら続けてきたっていうのはずっと変わらないと思います。

まなみ:
本当にそうだと思います。あとは、楽屋があまり……。

みのり:
(小声で)汚い(笑)。

まなみ:
あまり綺麗ではない(笑)。すごくきちんとされている方もいるじゃないですか。そういう方に比べると……(苦笑)。私たち、AB型が2人とB型なので、あまり細かいことを気にする人がいないんです(笑)。

――楽屋をちらかしていると、マネージャーさんに注意されたりしませんか?

みのり:
しないですよ(笑)。

まなみ:
ほかの出演者さんがいる時は気をつけていますから(笑)。

りさ:
自分のエリア内で汚いんです(笑)。

まなみ:
目の前が散らかっているだけなんで(笑)。

みのり:
片付けもめっちゃ遅いんですよ。“退館時間が迫っているので早くしてください”って、それはマネージャーさんに今でも言われます(笑)。出番前に散らかしているから、片付けにも時間がかかっちゃうんですけどね(笑)。

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