まなみのりさ【コラム】「15年のあゆみ」第2回（みのり）：リーダーとして感じてきたことまなみのりさコラム「15年のあゆみ」第2回（みのり）

Pop’n’Rollさんで先月から連載が始まったまなみのりさのコラム『15年のあゆみ』。15年間メンバー変わらず3人でスタートからゴールまで一緒に駆け抜ける道を選んだ私たち。15年間、山あり谷ありでよい時も苦しい時も、どんな時も誰一人欠けることなくともに過ごしてきました。どうしてここまで続けてこれたのか？……というところは前回のまなみが書いたコラムを読んでいただければなと思います。

振り返るといろんなことがありすぎて、どんなことをみんなに届けたらいいか迷ったんだけど、今回はリーダーの私ということで“リーダーとして感じてきたこと”を伝えていこうと思います。

まず、私たちは『まなみのりさ』の前にアクターズスクール内で、別名で3人で活動をしていました。その頃はリーダーなんて概念はなかったんだけど、『まなみのりさ』としてデビューする際に、単純に私がまなみ、りさよりも年齢が1つ上、そしてスクールに入った順で先輩という理由からリーダーに決まりました。

思い返すとリーダーが何なのかもわからないまま過ごしていた時間が長かったなぁ。いつからか自分が引っ張らなきゃという気持ちばかりが強くなっていって、その想いが裏目に出てしまっていた時期もありました。きっとメンバーにも嫌な思いをさせていただろうしたくさん我慢もしてもらってたんだろうな〜って、今となっては後悔したりもします。

そんな私が“本当の意味でのリーダー”になれたと感じたのは、前の事務所を辞めて活動休止をした時です。あの頃はとにかく全員が、“今のままじゃダメだ。もっとまみりをよくしたい。ここでまだ諦めたくない”っていう気持ちが強くて。その想いが重なった瞬間でもありました。大きな決断をすることはもちろん勇気が必要なことだし、正直怖かったよ。だけどそれと同時に、3人ならきっと大丈夫っていう根拠のない自信もあったんだよね。居酒屋さんやファミレスで朝までどうしていくかを永遠と語り合ったりもしたな〜！　あの頃から私もただ自分本位で動くんじゃなくて、2人を信じて頼ってもいいんだって思えたんだよね。私がそう思うと同時に、2人も何かあると私を頼ってくれるようになったんです。

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