まなみのりさ【コラム】「15年のあゆみ」第6回（りさ）：楽曲まなみのりさコラム「15年のあゆみ」第6回（りさ）

1つも欠けてはならなかった、大切な楽曲たち

そして10周年を半年後に控えた2017年、事務所を変わるタイミングでこれまでの楽曲が歌えなくなり、ほとんどの持ち曲がなくなりました。

どこまでも不器用な私たちでしたが、これまでの楽曲たち、全部が大好きで大切だという想いが変わったことは1度もありません。

約半年間の活動休止を経て10周年での復活ライブ、ここから新生まみりのスタートです。

自分たちでいろんな人に声をかけて、こんな曲が欲しいという想いを伝えて、書いてもらった楽曲たち。

活動休止中、もう歌えなくなるかもしれないと思ったこと、ファンのみんなに心配かけてしまって心苦しかった気持ち、そこからまた再スタートできるという喜び、すべてを復活ライブの7曲に込めました。

これまでと同じ“回る”曲や、楽曲は変わっても同じ振り付けにしたり、さらに新しい挑戦も加えての再スタート。これが2017年のまなみのりさ。

そして翌年、2018年にリリースした『たいせつな…』のアルバムの中でも「ウソ」は、今のまなみのりさに繋がるターニングポイントとなった楽曲だと思っています。今までになかった、年齢相応の大人っぽくて力強い楽曲。この曲を初めて聴いた時、3人ともがこの曲を歌いたいって思ったんです。これはいいぞっていう自信と、ファンのみんなはどう思うかなっていう少しの不安が入り混じった初披露の日は、今も強く印象に残っています。

ここから今のまなみのりさができていったんじゃないかな。バラエティに富んだ楽曲がたくさんある中でも、「花びら」や「かかとを鳴らして」は今のまみりの代表曲。「ウソ」から始まった軸をそのままに、たくさんの挑戦をしてきました。

初めてのジャズを取り入れた楽曲「Escape」も挑戦の1つ。最初は、この曲、私たちに歌えるかな……なんて思いましたが、今ではここぞという時の楽曲の1つです。

今このコラムを読んでくれているあなたは、どのタイミングでまなみのりさと出会ってくれましたか？　遅い早いじゃないんです。1つひとつの楽曲が、それぞれのタイミングで、みんなと出会わせてくれました。だから今のまみりがいます。

いろんな挑戦をさせてくれた事務所や、関わってくれたスタッフの方々、そしてファンのみんながいてくれたから辿り着いた今です。この15年の過程があってこその変化。1つも欠けてはならなかった、大切な楽曲たちです。

3声のハーモニーが綺麗だと言ってもらえるのも、愛美とみのちゃんが一緒だったから。この3人だからこその絶妙なバランスなんだと思います。

ラストライブまで残り4ヵ月、まだまだライブはたくさんあります。これまで通り、1つひとつを大切に、全力で届けていきます。

そしてこれから先もずっとこの楽曲たちが、みんなの心に残っていきますように。

ポスト

ポスト

ポスト

入場無料ホールワンマン開催！
＜まなみのりさ最後の広島大感謝祭～気付けば三十路を越えまして...～＞

ポスト

日時：2023年1月14日（土）Open14:30／Start16:00
会場：JMSアステールプラザ 大ホール
チケット：入場無料