九州女子翼・実玖&愛理、グループ結成から今までのこと「I’S wingの解散が決まったすぐの時は、事務所も芸能活動も辞めようと思っていたんです」
九州女子翼・実玖&愛理、グループ結成から今までのこと「I’S wingの解散が決まったすぐの時は、事務所も芸能活動も辞めようと思っていたんです」九州女子翼・実玖&愛理の浅草散歩 #5
実玖さんと山本愛理さんが所属していたI’S9は、昨年2月にI’S wingと改名したのち5月に解散。その突然の発表にファンは驚きました。事務所が新たにスタートさせた九州女子翼で再びアイドル活動を始めた2人に当時の心境や、ここまでについて聞いてみました。
山村:
九州女子翼がスタートした時のことを聞かせてください。I’S wingが解散した時にそこでアイドルを辞めたメンバーもいましたが、2人はなぜ九州女子翼として続けようと思ったのでしょうか?
愛理:
私はステージで踊って歌って喋ることが大好きだから続けていって、さっき言ったその先の自分の夢に近づきたかったから残りました。
山村:
事務所を辞めて新しいグループに入ろうとか、ソロでやろうとは思わなかった?
愛理:
思わなかったです。そこは(事務所を)信じているので。ソロはまだまだだなと思っていたし。
実玖:
私はI’S wingの解散が決まったすぐの時は、事務所も芸能活動も辞めようと思っていたんです。でも最後に発売させてもらったシングルイベントのリリース日に大勢の人が来てくれたし、たくさんの笑顔を見たり、コールを聞いたら、“まだライブをしていたいな”とステージ上で思ってしまって。
山村:
そこで気持ちが変わったんですね。
実玖:
I’S wing解散と聞かされた時は過呼吸になるぐらいにすごくショックで、どうしたらいいかわからなくなってしまったんですよ。その時の私はI’S wingがすべてだったから、なくなってしまったら何もできなくなるんじゃないかなと思ったし、I’S wingがないならもう芸能活動はしなくていいやって思って、社長に“もう辞めます”って言ったんです。でも、結局は歌うことや踊ることが好き過ぎて辞められませんでしたね(笑)。
山村:
衣装がI’S9、I’S wing時代にこだわっていた白から赤になって、楽曲も筑田浩志さんプロデュースのダンサブルなものに変わりましたが、そこは最初どう思いました?
実玖:
曲は難しかったです。前はザ・アイドルって感じだったけど、急にカッコよくなっちゃってね。
愛理:
そう。大人っぽくなって。
実玖:
最初は表現や歌い方をどうすればいいかわからなくて、そこでつまずいたのが大きかったですね。そこからは追い込まれる一方だったから、掴むまでがホントに難しかったです。
山村:
築田サウンドは同じ事務所のユニットIsTaRもパフォーマンスしていたりするから、馴染みがあったりはしませんでした?
実玖:
見ているのと自分たちでやってみるのでは全然違って難しかったんですよ。
山村:
<TIF>の九州・沖縄ブロック予選を1位で勝ち抜くなど、今は熱量の高い素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていますが、大変だった時期から変われたのはいつぐらいでした?
愛理:
私は<TIF>の予選で決勝に行けるのが決まった3月ぐらいですかね。それまではすごく追い込まれて苦しかったです。個人的にはホントに悩んでいました。
実玖:
実玖は個人的に変われた時期とか、切っ掛けになったステージみたいなのはあまりわからないんですよ。でも、<TIF>予選の決勝までの練習時間は今までの中で一番苦しかったし、そこでパフォーマンス力も上がってメンバー間の信頼や絆も強まったと思います。
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