沖口優奈にとってのアイドルとは?「近くに感じられるけど、ステージを観たらちょっとどこか遠い存在っていうアイドルになりたい」

沖口優奈にとってのアイドルとは?「近くに感じられるけど、ステージを観たらちょっとどこか遠い存在っていうアイドルになりたい」 その3、優奈ちゃんとデートしたよ #6

長谷川 瑞(つりビット)

Pop'n'Roll 副編集長

2018.11.03
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最近のライブで、沖口さんはこれまでとは違う楽しさを感じるステージ体験があったそうです。その時のことや彼女にとってのアイドルについてなど、沖口さんの中にあるアイドルへの想いを長谷川副編集長が掘り下げました。

沖口:
そういえばさ、今年の<TIF>の時に朝イチであーりん(佐々木彩夏)のステージを観たの。

長谷川:
えー、いいなー。

沖口:
真横から叩かれちゃうぐらいの無銭がっつきってやつで観て。ホント幸せだった。

長谷川:
関係者やアイドルさんが見られるスペースってさ、めちゃ近いからいいよね。職権乱用(笑)。

沖口:
いや、あれは職権乱用じゃない。福利厚生だから(笑)。

長谷川:
あ、その言い方いいね。Pop’n’Rollはデート企画だから“職権乱用だね”って話していたんだけど、これからは“福利厚生です”って言おう。

沖口:
みんなの会社にあるように、私たちアイドルにも福利厚生があるんだぞってね。

長谷川:
いい! それ使って行きましょう! あははは。では、話題を変えてちょっと真面目な話も。自分にとってアイドルって、どんな存在か聞いてもいいですか。

沖口:
うーん。優奈にはなりたい理想のアイドル像があって、キラキラした完璧な部分しか見せないアイドルの人もすごく素敵だなと思うけど、人間味のある部分がありつつステージ上ではキラキラしているみたいな、ちょっと弱いところも見えるアイドルさんの方が私は好きなのね。そういう子ほど応援したいって思うから、近くに感じられるけどステージを見たらちょっとどこか遠い存在っていう絶妙なラインがあるアイドルになりたいんだよね。自分の中でのアイドルの存在は、それはさっき言ったみたいに家族が仲良くなったりとかするための1つのコミュニケーションツールでもあるし、アイドルに会うためにCD買ったりチケット買ったりして、つらい仕事や学校も頑張ろうって思えるみたいなさ。

長谷川:
元気を与えられるみたいな?

沖口:
うん。自分がそうだったから、学校つらいけど週末握手会があるし頑張ろうみたいなね。自分の中のアイドルはそういう生活の一部になっちゃう感じかな。

長谷川:
なるほどー。ライブで気をつけていることとかはある?

沖口:
マジパンが始まった頃からライブの前に必ず“手の先足の先までしっかり意識を持つこと”“歌詞の意味をちゃんと考えること”“髪の毛触らないこと”っていう3つを年下の3人が1人ずつ言って円陣組んでステージに出て行くみたいなのをやっているから、それは染みついているかな。そういえば最近の話なんだけど、9月にBLITZでやったつりビットさんの後に出たライブが、なんかわからないけど心から楽しかったのね。ステージ中にめっちゃアイコンタクト取ったり、笑いながらライブができて、終わったあとに変なテンションになったぐらいで(笑)。握手会でも“今日のライブめっちゃ良かったんだけど”って何人からも言われたから、パフォーマンスや歌をしっかりやるのはもちろん大事なんだけど、ステージでのメンバー同士の空気感とか自分たちが実際に楽しんでいることってこんなに伝わるんやってそこで思って。そのあとからは空気感も伝わるんだってことを意識の中に置いてライブに出るようになったから、それが最近ステージで気をつけていることかも。

長谷川:
ライブでのお客さんとの距離って、その時の空気感で変わるよね。確かに自分たちが楽しんでいるステージをみなさんに楽しんでもらえたら、みんなハッピーだもん。

沖口:
そうそう。それだとみんなハッピーで、みんな幸せになれるから最高だよね。

沖口優奈

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