水春の思うアイドルとは?「アイドルは歌って踊っている時に自分の容姿とかを気にしてほしくないと思っていて」 その5、水春ちゃんとデートしたよ。#6
長谷川 瑞(つりビット)
Pop'n'Roll 副編集長
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ライブでの全力パフォーマンスが魅力の水春さん。彼女が思うアイドルとは? アイドルになったきっかけからライブパフォーマンスに対する気持ちを長谷川副編集長が聞きました。
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長谷川:
アイドルになろうと思ったきっかけを知りたいんだけど。
水春:
もともとアイドル好きで、モーニング娘。さんが好きだったんです。小学校に入ってからはAKBさんやエビ中さんを好きになったんですけど、お母さんの影響もあって小っちゃい頃からいろんなアイドルさんのDVDを観ていて、将来の夢を書く欄にもずっとアイドルと書いていたんですよ。だから背中を押してくれたのはお母さんだけど、アイドルになることしか考えてなかったし、アイドルになって芸能界に行くと昔から思っていたから、今ここにいるのかもしれない。
長谷川:
アイドルの魅力って、どういうところだと思いますか?
水春:
何だろう? アイドルって永遠じゃないから、その時間の中での成長とか葛藤とか生きて行く姿がすごく魅力的だと、ボクは思っているんです。ライブ中の華やかな姿だけじゃなく、今だったらメイキング映像とか雑誌でも普段のアイドルの姿が少し見られて、そういう2つの顔を見るのが自分はすごく好きだし、ライブで絶対疲れているはずなのに、汗だくで笑顔っていうのを見て、自分自身、元気をもらっていたから。
長谷川:
桜エビ〜ずに入ったのは?
水春:
ボクがアイドルになろうと思ったのはエビ中さんで、エビ中さんをずっと見ていたら、なんといいタイミングでオーデションがあったからそれで。わぁーなんか恥ずかしい、アイドルの話するのって(笑)。
長谷川:
もともとアイドルが好きだった人はヲタク側の気持ちもわかるというか、自分も好きだったから、こういう風にしようみたいなのがあったりするのかな?
水春:
うん、あるかもしれない。ボクは今やりたいようにやっちゃっているんだけど、アイドルは歌って踊っている時に自分の容姿とかを気にしてほしくないと思っていて。一生懸命歌って踊っているあなたがカッコいいんだから、抑えてほしくないっていうか。だから、ボクは自分のパフォーマンスが写真に撮られた時、どんなに不細工な表情をしていてもいいと思っているんです。見てくれる人がいる限り、ボクは絶対手を抜きたくないし、ずっと100%でやりたいと思うし、その時のできる限りを毎回全部出したいなっていうことは、いつも思っている。
長谷川:
素晴らしい!
水春:
なんか週1回ぐらいのペースで考えちゃうんですよ。今のままでいいのかって。そういう風に考えちゃった時には、エビ中さんのライブに行っていた時のことを思い出すんですけど、年に1回とか2回しかエビ中さんのライブに行けなかった自分のことを考えると、初めて観に来てくれた人もいるし、なかなか来られない中来てくれた人も絶対いると思うから、そういう人に対して100%じゃないのは申し訳ないなと思って。だからライブは力が入っちゃう。そこだけはなんか無駄にアイドル魂があるんです(笑)。
長谷川:
いや、それってめっちゃ大事だと思う。心に響きました。
水春:
でも、先生とかにはちょっと怒られるんです。全部強すぎて、力みすぎみたいな。そこが難しくて、“どこで力を抜いたらいいの?”みたいな感じだから、もっと勉強しないといけないなと思っていて。
長谷川:
私も最初の頃は、とにかくダンスが踊れなくて全然ついて行けてなかったから、何でもかんでもシャカリキに踊ってたよ。でも、最近つりビットはシャカリキな感じの曲よりも情緒のある曲が増えてきたからなのか、自然とそれだけじゃすまされなくなってきちゃって、そこでは悩んだ。そういえば、<TIF>でコラボしたじゃない。あの時、隣になったりした時とか水春ちゃんのパワーがすごくてアイドルやなぁと思ったんだよ。
水春:
ボク的には、つりビットさんのダンスやパフォーマンスは雰囲気が出来上がっている感じがして、それは見ていてこっちが引き込まれちゃうから、こうなりたいなって思った。ボクらはまだ不安定だから、あれっ~みたいな(笑)。コラボって、それまでほかのグループさんと桜エビ〜ずはあまりやることがなかったんですよ。だからレッスンの時とかも、グループによって個性があるんだなと思ったし、桜エビ〜ずとはダンスも表情も表現の仕方が違ってすごく勉強になりました。
長谷川:
めちゃ楽しかったよね。しかも、エビとつりだったから、まさに素敵なコラボだった。でも、みんな私より年下だからさ、どうしよーと思って人見知りしていたの(笑)。
水春:
ボクも瑞ちゃんはマイワールドがある人だと思っていたから、そこに入れるかな?って不安だったんだけど、話していてとても楽しいし、声が特徴的だから癒される。
長谷川:
えー、こんな可愛い子にそんなこと言われちゃった。どうしよう嬉しい~(笑)。
撮影:中島たくみ
その5、水春ちゃんとデートしたよ。
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