水春のフィルムカメラに対するこだわり「いろんなフィルムで試してみたら、色合いが全然違った」その5、水春ちゃんとデートしたよ。#5

長谷川：
今日はカメラを持って来ていたけど、カメラをやり始めたきっかけは？

水春：
3年前ぐらいのクリスマスプレゼントでカメラをもらって。その時、カメラがじわじわ流行り出していて、自分も欲しいなと思っていたんです。ボクは無人島に行くなら、カメラを持って行きたい人なんですよ。

長谷川：
えっー、めっちゃ不思議じゃないですか。こういうのが言いたかったんですよ、水春ちゃんが面白いっていうのは（笑）。そこはカメラでいいの？

水春：
そう、カメラがよくて。カメラだと持って帰って来て、みんなと共有できるじゃないですか。TVでそういう質問をされている人を見た時に、私はカメラだなって思ったので欲しくなって、プレゼントでもらってからいろいろと撮っているうちに楽しくなっちゃった。でも、ちょっと飽きた時期があったんですよ、自分で撮ったものが全部同じだなと思って。それでどうしようと考えた時に、あ、そうだフィルムを買えばいいじゃんと思ったからフィルムカメラを買ったんです。でも、インスタントカメラは嫌だったんですよね。

長谷川：
写ルンですみたいなやつ？

水春：
そう。それだと儚いなと思っちゃって。撮ったそいつもいなくなっちゃうのがすごく嫌だったし、ずっと自分で持っていたいなという気持ちがあったから。なので、ちゃんとしたフィルムカメラを中古で買ったんだけど、いろんなフィルムで試してみたら、色合いが全然違ったし、ここを撮る時にはこのフィルムが合うとかもあるから、それが今はすごく楽しい。あとは現像するまで見られないっていうのがいいですよね。

長谷川：
うん。ワクワクするよね。

水春：
まだヘタくそで、これは一体何を撮ったんだっていう写真が何枚もあるから、これはここが失敗だったみたいな感じで見るのも楽しいし。

長谷川：
フィルムってさ、そういうワクワクドキドキがあるよね。それと逆光で撮ったとしても、シルエットが綺麗に出たりするじゃん。

水春：
そう、楽しい。

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長谷川：
私もフィルムカメラを持っているんだけど、重いやつだから2台持って行くってなると、どうしようって考えちゃう。そうだ、フィルム限定の旅をするとかね。

水春：
それいいかも。ボクも一眼レフのフィルムは本当に特別な時しか持っていかない。重いし、面倒くさいから。

長谷川：
あ、いっぱい持っているんだ。

水春：
今は3台あって。

長谷川：
すごい！

水春：
普段持ち歩いているのと、それより少し小さい画質がザラザラしていて味のあるトイカメラ。あとは一眼のやつがあって。やっぱり一眼のフィルムは1回使っちゃって、知るとすごく綺麗すぎる。

長谷川：
音がよくない？　カチャってやって、シャッター切るまでの。なんか切りました、収めましたっていう感じの音が、私はすごく好き。

水春：
なんか一眼は毎日持っていると、フィルム代がえげつなくなっちゃう気がして、本当に特別な日しか持たないようにしている。だから普段は小さなフィルムカメラを持って出かけている感じです。

長谷川：
水春ちゃんはカメラもお芋も好きでヤバいですよ！　共通点がいっぱいあった。

水春：
やったー！

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撮影：中島たくみ