水湊みお（#ババババンビ 青色担当）［インタビュー前編］ベース女子だった学生時代を振り返る「ガールズバンドを高校3年間真面目にやってました」#ババババンビ特集「伸びしろだらけの5人の素顔」　水湊みおインタビュー前編

反響がよかったので、また弾いてみたいです

──水湊さんのプロフィールには、特技がベース演奏って書いてありますが、楽器を演奏してきたことが活かされていると思うことはありますか？

水湊：
この仕事を始めたら意外と披露する機会がほとんどなくて（笑）。……でも、私、出身が福岡なんですけど、同じ福岡出身のメンバーの吉沢朱音と一緒に＜フクオカズ＞というイベントをやった時（2020年2月15日に下北沢RHAPSODYで開催した＜フクオカズ バレンタインSP＞。水湊と吉沢のほか、本田夕歩も出演した）に、ファンの方に1度だけベースを披露させていただいたんです。けっこう反響がよかったので、またやってみたいなと思ってます。

──そもそもベースを始めた理由は？

水湊：
高校1年の時にアニメの『けいおん!』がすごく流行ってて、『けいおん!』ヲタクの女の子同士でバンドを組もうってことになって、ボーカルとギターは経験者がいたので、あとは“ドラムかキーボードかベース、どれがいい？”って言われて、ベースになりました。

──『けいおん!』の中でも、ベースの子（秋山澪）はキャラが立ってますもんね。

水湊：
そうですよね。それでベースがカッコいいなと思っちゃって、選びました（笑）。

──でも、『けいおん!』の曲って、けっこう難しかったんじゃないですか？

水湊：
「Don’t say “lazy”」はけっこうできたんですけど、「Listen!!」とかどんどん難しくなって。最初は『けいおん!』のコピバンだったんですけど、徐々にSCANDALさんとかSILENT SIRENさんとか、ガールズバンドのコピバンになっていきましたね。

──ガールズバンドのコピーバンドは長く続けていたんですか？

水湊：
一応、高校3年間は真面目にやってました。でも高校を卒業してバンドメンバーと会う機会がなくなってからは、あまり弾くこともなくなって……1人でベース弾いててもつまらなくて（笑）。

──ですよね。ちなみに、ベースはピックで弾いていましたか？

水湊：
いや、指だったんです。

──え!?　指弾きできるってすごいですね。

水湊：
ホントですか!?　“ベース＝指弾き”っていうところから入っちゃったので、私にとっては、ピックで速く弾く方が難しいんです（笑）。　

──スラップ（弦を親指で叩いたり、人差指や中指で引っ張ってパーカッシブな音を出す奏法）もできますか？

水湊：
SCANDALさんの「Hi-Hi-Hi」っていう曲を文化祭でやった時は、一応スラップも練習しましたし、マキシマム ザ ホルモンさんとかも好きで、けっこうスラップの練習はしていたんです。他人にお見せできるレベルかはわからないですけど（笑）。

──いつかぜひ披露してほしいですね（笑）。何かを“表現する”という意味で、憧れのアーティストは誰になりますか？　ほかのインタビューでは、鈴木愛理さんの名前が挙がっていましたが。

水湊：
けっこういろんなアーティストの方が好きなんですけど、最近はTWICEさんにすごくハマってて、動画を観て“あ、こういう見せ方があるんだ”って参考にさせてもらったりしてますね。けっこう日本のアイドルさんとは違う見せ方をしていて、“この表情、真似したい！”とか、勉強させてもらってます。

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