吉沢朱音（#ババババンビ 黄色担当）［インタビュー前編］表現することへの想い「作品と呼べるようなものを作るのがホント好きです」#ババババンビ特集「伸びしろだらけの5人の素顔」　吉沢朱音 インタビュー前編

水中脱出は絶対にやりたい！　あと空も飛びたい

――これからはステージに立って表現する立場になるわけですよね。今、SILENT SIRENの名前が出ましたけど、表現者として憧れている存在はいますか？

吉沢：
アイドルだとやっぱり渡辺麻友さん。あと、私はマジシャンもやっているので、イリュージョニストの方に憧れます。1番有名なのはプリンセス・天功さんだと思いますけど、最近だと、原大樹さんという方が活躍されていて、プロジェクションマッピングとマジックを融合させたようなショーをやっているんです。表現力がすごいなと思いますし、ほかの人とは違うことをやっていて、尊敬しています。

――そもそもマジシャンになろうと思ったきっかけは？

吉沢：
もともとマジックが好きで、道具を集めたりしていたんです。それで、マジックバーに遊びに行った時に、“マジシャンになろうよ！”って言われて（笑）。“マジックをやるなら、東京がいいよ”って言われたんで、勢いで東京に出てきて、マジックバーで働き始めました（笑）。

――それはいくつの時ですか？

吉沢：
20歳ぐらいだったと思います。なので、始めて2～3年くらいになります。

――マジックは、テーブルマジックから大がかりな仕掛けを使うステージマジックまであると思うんですけど、どういうマジックが好きなんですか？

吉沢：
私は大きな仕掛けを使うもの……イリュージョンマジック、ステージマジックをメインでやっています。でも、集めるのが好きなのは、“クローズアップ”“テーブルマジック”の道具ですね。

――共通してステージで表現することが好きなんですね。

吉沢：
そうですね。作品と呼べるようなものを作るのがホント好きです。

――ちなみに、イリュージョンのネタって、どういう風に考えているんですか？

吉沢：
誰かから買い取るんですよ（笑）。

――え、イリュージョンってそういう世界なんですか!?

吉沢：
そうなんです。誰かから（ネタを）買い取って、それを自分なりにアレンジしていく……最初は、みんなそういう感じでやるんです。その人しか使っていない道具を買い取る場合は、すごく高かったりもするんですけど、でも、通販で買えるものもありますよ（笑）。“よくそれを見つけたな！”みたいなところが、本当に楽しいです。

――最終的には野外で大掛かりなイリュージョンをやりたいという気持ちはありますか？

吉沢：
やりたいです！　水中脱出は絶対にやりたい！　あと、空を飛びたいです（笑）。イリュージョンの海外の大会にも出たいです。現実的な目標はそれですね。

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