吉沢朱音(©佐賀章広)

吉沢朱音(#ババババンビ 黄色担当)[インタビュー後編]歌詞で紡ぐ物語とは「ちょっとエモ可愛いみたいなシチュエーションを書くことが多い」 #ババババンビ特集「伸びしろだらけの5人の素顔」 吉沢朱音 インタビュー前編

鈴木 健也

Pop'n'Roll Editor in Chief(編集長)

2020.05.25
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#ババババンビ特集の吉沢朱音ソロインタビュー後編では、過去の逆境を乗り越えた体験談やバカ騒ぎしてしまった想い出をはじめ、作詞や趣味のサバイバルゲーム、今後のアイドル活動への決意などについて話を聞いた。グループイチのパフォーマンススキルを持つ吉沢朱音のキャラクターを紐解いたインタビューと合わせて、彼女を最も近くで見ている“#ババババンビのメンバーが語る吉沢朱音の推しポイント”もお届けしよう。

編集協力:竹内伸一

作詞は、秋元康さんの影響は受けています

――コロナの影響でデビューライブが中止になってしまって、グループとしてはいきなり逆境に置かれていますが、これまでの人生で逆境やピンチを乗り越えたエピソードがあれば教えてください。

吉沢:
今が1番ピンチかもしれないです。デビューライブができなくて、先の見通しもつかなくて……この状況って、これまでの日本にはなかったことですし、私たちもどうしたらいいのかわからないので、すごく不安ですね。

――この状況について、メンバーのみなさんとは、どんな話をしていますか?

吉沢:
“今はできることをやるしかないね”って。だから、SHOWROOM配信を毎日やったりしているんですけど、オンラインで活躍できる場を作りたいです。

――昨晩のSHOWROOM配信を観ましたよ。

吉沢:
えっ! 観たんですか!?

――ピザを食べながらで楽しそうでしたね。

吉沢:
ヤバいです。キャラが違うんですよ(笑)。

――“今に至る”が口癖だっていうのも印象的でした。

吉沢:
そうなんです(笑)。“○○があって、××があって、今に至る”と話の最後につけるのが口癖なんです(笑)。

――吉沢さんは#ババババンビの作詞もされていますが、それはどのようなきっかけで?

吉沢:
デビュー曲(「ばばばばんびずむ〜!!」)を聴かせてもらった時に、最初の曲にしては歌詞がシンプルだったので、“メンバーの自己紹介とかを入れたらいいんじゃないか”って思ったんです。その方がインパクトがあるかなって。それで提案したら“いいね!”ってことで、(私の歌詞が)採用になりました。今まで、4曲の作詞をしました。

――以前から作詞の勉強はされていたんですか?

吉沢:
特にはしていないです。あ、でも、秋元康さんの影響は受けています、絶対に。ちょっとエモ可愛いみたいなシチュエーションを歌詞にすることが多いので(笑)。

――「ハナビガタリ」とかは、ストーリー性のある歌詞だと思うので、そこも影響を受けた部分かもしれませんね。

吉沢:
そうなんです、ストーリー性のある歌詞が好きなんです。歌詞がいいとすぐにその曲を好きになっちゃうタイプです。

――小説や映画から影響を受けることもありますか?

吉沢:
映画は好きです。小説はあまり読まないですけど、小説を歌にしているYOASOBIさんの曲には惹かれますね。映画は全般的に観ますよ。『ダイハード』とか、海外のアクションものも観ます。

――あ、サイバイバルゲームも好きなんですよね。

吉沢:
サバゲー、好きです! 今は外出できないので、ゲームに行けないですけど。

――エアガンなんかも自分のものを持っているんですか?

吉沢:
持ってます! でもサバゲー歴はまだ1年くらいです。

――始めた理由は?

吉沢:
サバゲーが趣味な芸能人の方がやっているのをテレビで観て、“あ、楽しそう!”と思って、友達と一緒に行ってみたんです。そうしたらハマってしまって。月に1回は絶対にサバゲーの日にしています。50人くらいで分かれて1日戦っています(笑)。

――ちなみにサバゲーでピンチになることは?

吉沢:
あります! 全滅しちゃったりもしますね(笑)。

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