神宿 みか&めい、ツアー中心の活動になったことでの変化「アーティストとしての魂は、かなり磨かれています」

神宿 みか&めい、ツアー中心の活動になったことでの変化「アーティストとしての魂は、かなり磨かれています」 一ノ瀬みか&羽島めい(神宿)ベース女子とサッカー女子の御茶ノ水散歩 #5

山村 哲也

Pop'n'Roll 統括編集長

2018.10.12
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新規ファン獲得のため、対バンやイベント出演に軸に置いているアイドルが多い中、近年の神宿はツアーやワンマンを重視するなど独自の活動を行っています。これはどういった考えからなのでしょうか? ツアーで各地を回るようになったことでの変化について聞きました。

▶︎一ノ瀬みか&羽島めい(神宿)ベース女子とサッカー女子の御茶ノ水散歩スナップまとめ

山村:
最近の神宿は、以前ほどアイドルイベントには出ずに、ツアーが活動の軸になっていますよね。

めい:
ワンマンが多いよね。ツアーがなくても、1,000円ライブで地方に行ったり。

山村:
来年で5周年ですが、そういう活動の変化についてはどう思っています?

みか:
ファンが3人ぐらいのところからスタートしてZeppでワンマンをやったあたりから、私たちの良さを広めるには東京だけでは狭いなって感じるようになったので、東名阪ツアーを始めたんです。最近は全国ツアーもやってますけど、来てほしいって言ってくれる人が増えている中まだ行けてないところもあるから、来てって言ってくれる場所に会いに行って、みんなを励ましてあげたいなと思っているんです。

山村:
最初のツアーの発案はスタッフさんでした?

めい:
いや、(羽島)みきが東名阪ツアーをしたいって言い出したんですよ。私たちはツアーがどんなものかもわかっていなくて、“じゃあやってみようよ”って感じでした。

山村:
バンドなら当たり前のことですけど、ツアーファイナルのライブで次のツアーが発表されるアイドルっていうのも、あまりいないと思うのですが。

みか:
確かにバンドみたいなやり方をしていますね。なんかそういうのが楽しい。

めい:
楽しいし、やりがいを感じます。地方に行くたびに新規の方って増えていくんですよ。1回来た人が“今回は友達を連れて来たよ”みたいなのがすごく多くて、場所によっていろんな方がいるし、いろんな出会いがあるんです。ライブでもここはこうやった方がいいなっていう経験ができるので、ツアーは日々やりがいを感じます。

山村:
ツアーを回るようになってから、グループの中で変わった部分はありました?

みか:
ツアー中に壁にぶち当たることも多いので、アーティストとしての魂はかなり磨かれていますね。それは現在進行形です。

山村:
それは具体的に言うと?

みか:
パフォーマンス面で言ったら自由度の高さ。お立ち台を使ったりとか、歌でアドリブをしてみたりとか、そういう対応力ですね。各地方で色を変えるためにどういうMCをしたらいいのかっていうのを含めて全部自分たちで考えてやっていて、どのステージも成功させるためには根源的なものから考えないといけないので、そういう面はツアーをやることで成長できたんじゃないかなって思います。

山村:
しかし、本当にすごい数地方を回っていますよね。

めい:
なんかもうずっと回ってますよね。ファンの人たちも“次の発表ってツアーでしょ”みたいな感じになっているし(2人笑)。

一ノ瀬みか、羽島めい

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