妄想キャリブレーション、TERASHIMA KAWAII FESTIVAL vol.1レポート|全力パフォーマンスに込めた「ありがとう」の想い 妄想キャリブレーション<TERASHIMA KAWAII FESTIVAL vol.1>ライブレポート
Pop'n'Roll 編集部
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寺嶋由芙の初となる主催フェス<TERASHIMA KAWAII FESTIVAL vol.1>が、2018年12月21日に新宿ReNYで開催された。“可愛い人たち、好きな人たちを集めました!”という寺嶋の言葉どおり、選りすぐりの可愛いメンバーやグループが勢ぞろい。本記事では、5番目に登場した妄想キャリブレーションのレポートをお届けする。
妄想キャリブレーション <TERASHIMA KAWAII FESTIVAL vol.1>(新宿ReNY/2018年12月21日)
惜しくも2019年2月をもって活動を終了してしまう妄想キャリブレーションは、「妄想が止まらない」「YOUをちぇっくします!」など、冒頭からエンジン全開。
「YOUをちぇっくします!」では、雨宮伊織が“みんなでちぇっくしますよー!”と煽ると、会場中のボルテージが一気に急上昇。
偶然にも同じ生地を使って製作されたという「天使のテレパシー」のワンピースを着て登場した寺嶋は、妄キャリのメンバーとともに「悲しみキャリブレーション」を披露。寺嶋は“(今回の各グループとのコラボの中でも)1番緊張する!”と語っていたが、本番ではしなやかさと力強さを兼ね備えた美しいパフォーマンスで観客たちを魅了した。
この日、妄想キャリブレーションは、ラストシングル「爆アゲ↑バンザイ!!」を初披露。妄キャリらしい、明るく弾けた曲。“バンザイ!”の振り付けが印象的で、明るいメロディの中にも、どこか切なさが混じっている。
それぞれの個性を活かしつつも、振りが綺麗に揃うのが妄想キャリブレーションの魅力だ。“ありがとう”の気持ちをたくさん込め、すべてを出し切ったメンバーたちの姿に、ステージを去った後にも大きな拍手が鳴り響いていた。
取材・文:永山あるみ