WHY@DOLL 青木&浦谷が経験した解散の前兆「今は“長く続けたいね”って2人で話して前向きに活動をしているんです」

WHY@DOLL 青木&浦谷が経験した解散の前兆「今は“長く続けたいね”って2人で話して前向きに活動をしているんです」 青木千春&浦谷はるな(WHY@DOLL)、大好きな街がもっと好きになった下北沢散歩。#5

山村 哲也

Pop'n'Roll 統括編集長

2019.01.04
  • ポスト
  • シェア
  • ブックマーク

中堅の卒業・解散が多い最近のアイドルシーンの中で、結成8年目に入ったWHY@DOLL。以前、解散の前兆を感じた時もあったそうですが、その時の気持ちやそこを乗り越えた今の思いを2人が今回初めて語ってくれました。

山村:
WHY@DOLLは結成から数えると8年目に入りました。長く活動してほしいと思って提供されたという楽曲の話もありましたが、続いている理由は何だと思いますか?

浦谷:
でも、解散の前兆もあったんだよね。

青木:
そう。

浦谷:
初めて話しますけど、実は2017年の『WHY@DOLL』っていうアルバムはそういうことも含めてセルフタイトルになっていたんです。でも、あのアルバムの反響がよかったし、その年の<@JAM EXPO>でゆっふぃーさんとコラボさせてもらって初めて立ったストロベリーステージ(メインステージ)からの景色がすごくよくて、@JAMの橋元さん(総合プロデューサー)からも“長く続けた者勝ちだよ”って話をしてもらったので思いとどまったところがあったというか。せっかくいいアルバムを出して、これから見つけてもらえる人もいるかもしれないなと思ったんですよね。なので、今は“長く続けたいね”って、2人で話して前向きに活動をしているんです。でも、そういう風に悩んだ時期はやっぱりありました。

山村:
そうだったんですね。2018年はアイドルの解散・卒業が多かった1年でしたが、そこを乗り越えた2人としてはどんな気持ちを持っていました?

青木:
一緒の年代の人とか先輩として引っ張ってくれていた人とかも辞めて行ってビックリしたり寂しいなって気持ちがあったんですけど、はーちゃんが言ったみたいに悩みもわかるから仕方ないのかなって共感する部分が私は1番大きかったんですよ。でも、続けて行くことは難しいけど、続けることで自分たちを証明できるチャンスでもあるなと思って、もっとWHY@DOLLがアイドルを引っ張って行ける世代になりたいって気合が入ったところもありました。

浦谷:
私たちはファンの人からどん欲さが足りないって言われることがあるんですけど、どん欲さがない分根性だけはあるので(笑)。札幌にいる時から“続けたい”と言って残ったメンバーでもあるから、続けるという根性だけはあって、そこを武器にして頑張って行きたいなって私は思います。

青木千春(WHY@DOLL)|下北沢

山村:
上京してこんなんじゃまだ帰れないみたいな気持ちもあったりしますか?

浦谷:
そうですね。根性がありながらも、もう帰りたい、帰りたいってすぐ弱気になったりはするんですけど(笑)。2人とも家族が大好きなので。

青木:
そこは北海道が好きっていうのがやっぱりあるからね。

浦谷:
でも、安定した活動で家族を安心させたいなっていう気持ちがあるし、私は早くママに楽をさせてあげたいっていう目標があるから、頑張って行きたいっていう気持ちが強いです。

青木:
北海道には私たちがデビューの頃から応援してくれているファンの方や関係者の方がいて、帰ってライブをした時にすごく褒めてくださるんですよ。そういう方たちがもっともっといろんなほわどるが見たいって言ってくれるので、次帰った時にいい姿を見せようっていう気持ちもあって東京で頑張れるみたいなのもあります。北海道でパワーをもらって、こっちで頑張っているっていうのは私の中では1つあると思いますね。

浦谷はるな(WHY@DOLL)|下北沢