【TIFオンライン2020特別対談1】沖口優奈×TIF総合プロデューサー 菊竹龍（前編）「僕は＜TIF＞に対して誰よりも時間をかけてずっと考えていようと思っているんです」 沖口優奈「ここの責任者、出してください❤️」特別編：TOKYO IDOL FESTIVAL総合プロデューサー 菊竹龍（前編）

編集協力：竹内伸一

って、菊竹さんが私にインタビューしてますね（爆笑）（沖口）

菊竹：
沖口さんがリーダーになったのはいつでした？

沖口：
2年前ですね。

菊竹：
もう2年になるんですね〜。

沖口：
さとれな（佐藤麗奈）が卒業して、その時に……。

菊竹：
ちなみに、“あなたがリーダーだ”って言われたのは、あちらの方（マネージャーを指して）からですか？

沖口：
そうです（笑）。それまで、さとれながリーダーだったので、4人になったタイミングで、“リーダーが要るんじゃないか？”ってことになったんです。それで、私をリーダーにするかみたいな話になったんですけど、みんな同期だし、年齢差はあるにせよ、みんなしっかりしているので、必要ないってことで、最初は話が流れたんですよ。でも、4人で活動していくうちに、“やっぱりリーダーって必要だな”ってことになって。事務的な面でもいた方がやりやすいこともありましたし。それで、マネージャーさんから改めて“リーダーでお願いします！”って、頼まれました。

菊竹：
“次のリーダーは私かな？”みたいな予感はあったんですか？

沖口：
挨拶に行く時に、代表者が行くじゃないですか。その時に私が行くことが多かったし、最年長でもあるので、ある程度、リーダー的な仕事はやっていたんです。だから、“頑張ります！”と（笑）。

菊竹：
でも、先代のさとれながすごく個性が強いというか……。

沖口：
そうなんですよ！　さとれなとはキャラもタイプも違うので……。あの頃のマジパンとは、だいぶ変わったと思います。

菊竹：
個性の強い先代から、急に2代目になったら、戸惑うことも多かったのではないですか？

沖口：
多かったですね。先輩のさとれながリーダーだったからグループをまとめられていたという面もあったと思いますし。私がリーダーになった時は、ほかのメンバーとはずっと一緒にやってきたし、それぞれにしっかり意見もあったので、そういう状況で自分はリーダーとしてどうやっていけばいいんだろうと悩みました。でも、それぞれ“ボーカルリーダー”、“ダンスリーダー”、“クリエイティブリーダー”っていう風に、役割を決めたんですよ。

菊竹：
いろいろな大臣がいるような形にしたんですね。その中で、沖口さんが総理大臣で。

沖口：
そうですね（笑）。ほかのメンバーもリーダーっていう肩書きを持っているので、お互いに助け合ってやっていくうちに、今のマジパンになったという感じです。

菊竹：
なるほど。それは僕と似ているかも。

沖口：
あ、そうなんですね……って、菊竹さんが私にインタビューしてますね（爆笑）。

菊竹：
ははは（笑）。でも似ているんですよ。僕は＜TIF＞の4代目リーダーなんです。まあ、沖口さんの場合は先代が卒業したことで2代目リーダーになったわけですけど、僕の場合は会社員なので、人事異動ですけどね（笑）。先代が急にこのプロジェクトから外れることになって。先代は僕より1まわりくらい年齢が上の方で、僕は32～33歳だったので、“大丈夫なの？”っていう空気がありました（笑）。