26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨［インタビュー］絶えず成長を続ける歌姫の探究心「ニジマスは恵まれてるなっていつも思います」 26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨 アイドル人生10年目突入記念特集インタビュー⑥

編集協力：竹内伸一

【26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨 アイドル人生10年目突入記念特集】

第1回公開日：7月20日（月）
第2回公開日：7月27日（月）
第3回公開日：8月3日（月）
第4回公開日：8月10日（月）
第5回公開日：8月17日（月）
第6回公開日：8月24日（月）

私、こういうタイプの歌詞に弱いですね（笑）

――前回は26時のマスカレイドの歴史を中心に伺いましたが、今回はニジマスの楽曲についてお聞きしたくて。江嶋さんの中でベスト3を選ぶとしたら？

江嶋：
うわぁ～、むず！

――なんのしがらみも考えず、選んでみてください！（笑）

江嶋：
そうですねえ……第3位は「COLORS」にします。歌詞が好きなんですよ。ファンの方も歌詞が好きと言ってくれる人が多くて。それに、ダンスもフリーな部分が多いので、ライブで毎回遊べるんです（笑）。みんなでわちゃわちゃできるのも楽しいし、結成日が歌詞に入っていたりとか、私たちの結成当時の背景が感じられる曲だと思います。

――第2位は？

江嶋：
うわぁ～、どうしよう～。バラードも好きなんですけど「エンジェルナンバー」にします！　これも歌詞ですね。私は、曲をもらった時にまず歌詞を読むんです。ほかのアーティストさんの曲を聴く時も歌詞サイトで、まず歌詞をチェックするんですよ。「COLORS」は“すれ違った分だけ　濃く混ざり合うんだCOLORS”って歌詞のとおり“みんなで足並みを揃えよう”って感じですけど、「エンジェルナンバー」は“輝く私になりたい”といった強い意志がありつつ、新しい1歩を踏み出す感じがあって好きです。曲を作ってくれたすぅさん（SILENT SIREN）が私たちのことを普段から見てくれて書いてくれた歌詞だからこそ、自分たちでも納得のいくところがたくさんあって、大好きな曲です。

――では、第1位をお願いします。

江嶋：
いやあ、難しい～。もちろん「七色のツボミ」は好きなんですけど……。

――話の流れだと、「七色のツボミ」が1位という感じがしますけど、それを上回る曲があるんですね？

江嶋：
そうですよね、自分が作詞したんだし「七色のツボミ」を推すべきですよね。でも、1位は「アイリス」かなぁ。この曲、めっちゃ好きです。アカペラに初めて挑戦させてもらえた曲で、グループとして生歌に対してもやっと認めてもらえた気がするんですよ。「アイリス」は、音を採るのが超難しくて、最初のリハの時は“どうしよう!?”って感じだったです。でも、今はスッとできるようになりました。私たちに期待してくれた運営さんやプロデューサーに感謝しています。それに、これも歌詞がとてもいい！　私、こういうタイプの歌詞に弱いですね（笑）。

――歌詞で好きなフレーズはありますか？

江嶋：
全部好きです！　でも強いて挙げるなら“かけ足になって遠回りもした　あの時バラバラになったピースもちゃんとつながってる”というあたりかな。今までの歴史みたいなものが詰まっている気がします。ニジマスの歴史が歌詞に入っているんですよね。このあたりは初期の別れが歌われていて、2番では今のメンバーがいるから頑張っていこうという想いが歌われていて。サビはもう……大好き（笑）。えっと、ニジマスのがむしゃらさが出ているなって思います。

――もともと歌をやりたいと思っていた江嶋さんとしては、歌の部分で認められた「アイリス」が1位というのも納得です。

江嶋：
そうなんです！　もともと歌がやりたくてニジマスに入ったので、“アカペラがやれるなんて！”って思ったんですよ。アカペラをやっているアイドルって、そんなにはいないじゃないですか。ファンの方も、最初のアカペラのパートになると、シーンとしてくれて。ニジマスのライブって、ホントにすごいなと思うんですよ。バラードになるとちゃんと聴いてくれるんです。アイドルなのに、そういう風にしてくれるのってなんだか不思議にも思えて。ニジマスにはそんな風に聴かせる歌もあるし、盛り上がれる曲もあって、歌がやりたかった自分にとっては、言うことないです。最高です！　衣装も可愛くて、ミニスカートじゃないし、ヒールじゃないし（笑）。あ、ヒールはありますね（笑）。でもピンヒールじゃない。本当にニジマスは恵まれてるなっていつも思います。だって、言うことないですもん（笑）。

――それはメンバーの頑張りも大きいんじゃないですか。

江嶋：
いや、スタッフさんも頑張ってくださっているんですよ。チーム全員が頑張っていて、もう、ホントに文句なしです。

――素敵なチームに支えられてニジマスがあるということですね。

江嶋：
音響さんや照明さんとも仲が良いんです。みんなでご飯に行ったりすると、“ニジマス愛”を語ってくれたりして、そういうのもすごく嬉しい。本当にいいチームです。あ、事務所の先輩もですね！　ホントにお世話になっています（笑）。