26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨［インタビュー］アイドル人生のスタート地点「伝説はいっぱいあります」26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨 アイドル人生10年目突入記念特集インタビュー②

初海外がシンガポールなんて、めっちゃラッキー！

――QunQunではシンガポールも行かれたんですよね？

江嶋：
そうです、そうです。福岡の文化をアジアに広げるみたいなイベントだったんですけど、高島宗一郎市長がホテルとか飛行機とかも全部手配してくださって。私たちは福岡のアイドル文化を伝えるみたいな役割でライブをしに行ったんですよ。“Japanese Idol！”みたいな扱いを初めて受けて、“すげー！”って（笑）。しかも、それが初海外です。すごいホテルだし、“Japanese Idol!!!”っていう扱いだから、もうすごく楽しかったです。初海外がシンガポールなんて、めっちゃラッキー！

――すごいですね。お客さんの反応も良かった？

江嶋：
すごい良かったです。たぶん、まだ探せばファンの方が撮った動画が出てくると思います（笑）。

――ええ、その動画を観ました。江嶋さんはファッションショーにも参加してましたよね。

江嶋：
そう！　ファッションショーもあって。＜FACo（福岡アジアコレクション）＞っていう福岡のファッションショーがあって、そこに出店してるメーカーさんとかブランドさんの服をシンガポールで着たり、逆にシンガポールの服を着たりもしましたね。

――すごい経験をされてるんですね。

江嶋：
よくわかんないイベントでしたけど、すごい楽しかったです（笑）。ローカルアイドルで海外行くなんてなかなかないので、ありがたかったですね。それで、メンバーが“東京に行きたい！”って言い出して、東京遠征も決まったり！

――2013年3月くらいですかね？

江嶋：
はい。たぶん。恵比寿のLIVE GATE TOKYO（現在の恵比寿CreAto）と、初台DOORSの2つでライブしました。

――その時が初めての東京ですか？

江嶋：
たぶん東京初上陸でしたね。

――初東京はどんな感じでした？

江嶋：
ちょっとズレちゃうんですけど、ちょうど写真集を出したんですよ（『QunQun OFFICIAL PHOTO BOOK vol.01』）。これはマジで見ないでくださいね。フリじゃなくて、ホントに見ないでほしい。探すのもダメ！　本当にブスです（笑）。二見ヶ浦っていう絶景夕陽スポットで知られているところがあるんですけど、社長がその二見ヶ浦が見えるめちゃめちゃ高級なマンションを買ってらっしゃって（笑）、そこで撮影しました。すごくないですか？　社長の家で撮ったんですよ（笑）。

――すごい（笑）。

江嶋：
その写真集を出して、東京にある出版社さんでその発売記念イベントみたいなのをやったのかな、たぶん。それが初めての東京ですね。そのついでに対バンライブに出たり、ワンマンをやったりしましたね。その時、誕生日をお祝いしてもらったのは覚えてます。だからゴールデンウィークくらいだったかな。

――あ、そうなんですね。発売は2012年12月みたいです。

江嶋：
あ、そうですね。撮影時も思い出すと笑えるんですけど、よくわからないユニクロのパジャマ着たなあ（笑）。だって、衣装がないから“ユニクロ行くしかないよね”って（笑）。懐かし〜。いつもみんなで集まってはそういう話ばっかりしてます。はちゃめちゃエピソードがいっぱいあるから。

――例えば？

江嶋：
私たち、モデル事務所だから“足のスタイルを悪く見せるな”って、最初はピンヒールで踊らされてて（笑）。だから、ウォーキングレッスンとかもピンヒールですよ。もうほぼ足が地面についてないようなピンヒールで踊らされてて、それで怪我人続出で（笑）。みんなで泣きながら“本当にヒールじゃ踊れません！”って言って抗議しましたね。そしたらローファーに変わりました（笑）。そういう伝説はいっぱいあります。

――そんなすごい経験を乗り越えた仲間ってことですね。

江嶋：
それでみんな仲良くなってね。その時は本当に苦しかったけど、今だったらめちゃめちゃ笑えるんです（笑）。足も痛いし。そんな同じ曲6回も同じヒールで踊れるかって！（笑）

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