WHY@DOLL 青木&浦谷が好きな音楽と自分たちの楽曲の変化「あのタイミングでシフトチェンジしておいてよかったなって、すごく思うんですよね」

WHY@DOLL 青木&浦谷が好きな音楽と自分たちの楽曲の変化「あのタイミングでシフトチェンジしておいてよかったなって、すごく思うんですよね」 青木千春&浦谷はるな(WHY@DOLL)、大好きな街がもっと好きになった下北沢散歩。#4

山村 哲也

Pop'n'Roll 統括編集長

2019.01.03
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北海道拠点で活動していた時は王道アイドル曲を歌うグループだったWHY@DOLLですが、メジャーデビューのタイミングでソフト&メロウなシティポップというジャンルで語られる楽曲を取り入れてシフトチェンジ。そんな自分たちの音楽について2人はどう思っているのか聞いてみました。

山村:
プライベートでは、最近どんな音楽を聴いているんですか?

浦谷:
最近気に入っているのはSIRUPさんとかTHREE1989さんで、アイドルよりもシティポップみたいな曲を歌っている方たちを私はよく聴くようになりました。

山村:
それは自分たちが歌っている曲がそっち寄りになって来た影響で?

浦谷:
そうですね。最初は自分が好きな音楽というより勉強の意味も含めて聴き始めたんですけど、聴いてみたら“あ、好きだな”と思ってしっくり来たので、それからはずっと聴いています。

青木:
私は昔からアイドルが好きなので聴くんですけど、最近はK-POPが好きでよく聴きます。前は好きになったら、そのアイドルさんやアーティストさんしか聴かないっていうのがあったんですけど、聴いているとあなたへのおすすめみたいなのが出てくるじゃないですか。

山村:
YouTubeとか配信サイトだと必ず出てきますね。

青木:
今はそこから“あ、この人もいい”って広げるようにして聴くようになりました。

山村:
最近のお気に入り曲とかはありますか?

青木:
Apple Musicで聴いているんですけど、(スマホを取り出して)ちょっと待ってくださいね。

浦谷:
K-POPは私が最初にハマって、“こんなグループがいるよ”っておすすめしていたんです。でも、ちはるんはすごくて、今では私よりも全然詳しいんですよ。

青木:
気に入ると、めっちゃ探っちゃう人なので。

浦谷:
だから最近こういうグループがいてっていう話をちはるんから聞くんですけど、初めて名前を聞いたみたいなことが多くて。

青木:
(最近のお気に入りを見つけ出して)これは日本でも知っている人が多いけど、IZ*ONEの「La Vie en Rose」っていう曲がK-POPなんだけど音に若干アジアな感じが入っていて、WHY@DOLLの「Sweet Vinegar」という曲にも似ているところもあるから、すごく好きで聴いています。

浦谷はるな、青木千春(WHY@DOLL)|下北沢

山村:
浦谷さんからシティポップの話が出ましたが、WHY@DOLLの楽曲の変化について2人はどう思っているんですか?

浦谷:
大きく変わったのはメジャーデビューをしたタイミングなんですけど、その当時はまだ“ザ・アイドル”みたいな王道な楽曲が好きだったから、そういうのが歌いたかったんですよ。だから戸惑いとかがあって、すぐには受け入れられない気持ちも正直ありました。どうやって歌っていいのかわからないし、自分たちが聴いてきた世代じゃない音楽だったので。でも、今この歳になって考えると、あのタイミングでシフトチェンジしておいてよかったなって、すごく思うんですよね。WHY@DOLLに対して長く活動してほしいと思って曲を書いてくださっている方ばかりだったので、大人になっても歌える楽曲を当時から提供していただいていて、今になってちょうどよくなってきたというのもあるし、そういう楽曲に自分たちの年齢とか精神的な成長が追いついた感じがしていて。逆に今歌うと幼く感じてしまう曲もあるんですけど、これからさらに年を重ねて今後はその時その時でしか歌えない歌を歌っていけたらいいなと私は思っているんです。

青木:
私は2人組だからこそ歌える歌を、ほわどるは歌っているんだなと最近思っているんですよ。長く続けてほしいとファンの方から言っていただけているし、そうなっていきたいので、ほかの人が歌っていないようなWHY@DOLLの今の路線で頑張って行けたらいいなと思っています。

浦谷はるな、青木千春(WHY@DOLL)|下北沢