WHY@DOLL 青木&浦谷、上京して5年経った今「自分で言うのもなんですけど、お互い落ち着いたような気はします」 青木千春&浦谷はるな(WHY@DOLL)、大好きな街がもっと好きになった下北沢散歩。#3
山村 哲也
Pop'n'Roll 統括編集長
-
ポスト
-
シェア
-
ブックマーク
北海道発のアイドルとして結成されメンバーの入れ替わりを経て、約5年前に2人で上京したWHY@DOLL。同じ家に住みプライベートな部分もよくわかっている青木さんと浦谷さんに、お互いの変化や今思っていることについて聞いてみました。
画像をもっとみる
山村:
東京に出て来て5年経ったったという話が出ましたが。
浦谷:
そうなんですよ。ビックリ。
山村:
そう言えば、結成当初は北海道のローカルアイドルという呼ばれ方をしていましたけど、上京して今はもうそう言われることがなくなりましたよね。
浦谷:
確かに。紹介される時も北海道枠に入らなくなりました。前までは上京したことを知らない人がいたり、グループの印象が薄かったりして、フロム北海道みたいに書いて下さったりしていましたけど、上京して5年も経つと出身としては書いてあっても、フロムではなくなりましたね。でも、私たちのことを深く知らないアイドルファンの方には“WHY@DOLL知ってるよ。北海道の人たちでしょ”とか“大変だね、通ってるの?”って、今も言われますよ。
山村:
そうなんですね。もうすっかりそういうのはなくなったと思っていました。
浦谷:
だけど、それは逆にありがたいことかもしれないですね。北海道のWHY@DOLLって覚えてもらえているっていうことだし。
青木:
そうだね。うれしいよね。
山村:
東京に来て5年経って、お互い変わったなと思う部分はあります?
浦谷:
自分で言うのもなんですけど、お互い落ち着いたような気はします。ちはるんは、もともと落ち着いてはいたんですけど、お姉さんだから。
青木:
はーちゃんは、だいぶ落ち着いたよね。大人っぽくなったというか、けっこう大人になった。年下なんですけど、逆に思われることも多くて、女性らしくなりました。
浦谷:
やったー(笑)。刺激を受ける友達も関東の方が多いので、仕事でもその人たちからの刺激をたくさん受けているし、今年1年は特に自分の中で成長したなと思っているんですよ。生音でライブをさせてもらうことも多くて、ああしたいこうしたいっていうのがはっきりと見えて来た1年だったので。上京する前は事務所の方針に従ってやるっていうか、アイドルってそういうイメージだったんです。大人が決めたことを本人たちが表現するみたいな。でも、今はそうではなくて自分たちで意見を出して自分たちが表現したいものを大人に伝えて、それをみんなでディスカッションしていいものを作るっていう風に段々と変わって来ているから、そこは上京以降で変わったことだなと思います。
山村:
僕がよく取材させてもらっていたのは、上京直後ぐらいだったじゃないですか。なので、今の浦谷さんの受け答えを聞いてすごく変わったなと感心してしまいました。
浦谷:
ホントですか? 前は聞かれたことに対して大人が求めている正解を言わないといけないっていうイメージがあったから、何が正解なのかわからなくてインタビューがすごく苦手だったんですよ。間違えたことを言ったら、あとで怒られるなと思っていたので。でも、今はそういうところも自分たちで考えて喋れるようになってきたっていうのはありますね。そこは成長です(笑)。
青木:
今もそうですけど、活動の話を率先してはーちゃんが話してくれるようになったので、私は助けられているなと思うし、はーちゃんは仕事に対する視野がすごく広がった気が私はしていて。音に対しても自分のことだけじゃなくて私の足りてないところとかもよく見ていて、言ってくれたりもするんです。
山村:
ほかの人のライブもよく観に行っているじゃないですか。実際に僕が観に行くライブでも2人によく会ったりするし、勉強熱心ですよね。
浦谷:
観られるライブは観に行こうと思っていて、アイドルさんのライブはもちろんなんですけど、最近はバンドのライブもよく観に行かせてもらっているんですよ。同じような楽曲を歌っている方たちとか、自分が好んで聴いている人たちとか。自分たちで最近は作詞とかもしているから、アイドルっていうジャンルだけじゃなくアーティストさんのライブも観て刺激を受けようと思っていて。2人とも大人な歳になってきたから、先輩アーティストの方たちから吸収して、WHY@DOLLとしても少し大人になって行こうと思っているんです。
青木千春&浦谷はるな(WHY@DOLL)、大好きな街がもっと好きになった下北沢散歩。
- WHY@DOLL 青木&浦谷の休日「行きたいところが被った時だけ一緒に出掛けたりはします」
- WHY@DOLL 青木&浦谷がハマっていること「私もこれを飲んだら綺麗になれるかなと思って」
- WHY@DOLL 青木&浦谷、上京して5年経った今「自分で言うのもなんですけど、お互い落ち着いたような気はします」
- WHY@DOLL 青木&浦谷が好きな音楽と自分たちの楽曲の変化「あのタイミングでシフトチェンジしておいてよかったなって、すごく思うんですよね」
- WHY@DOLL 青木&浦谷が経験した解散の前兆「今は“長く続けたいね”って2人で話して前向きに活動をしているんです」
- WHY@DOLL 青木&浦谷、2人組としてのポジションと2019年について「もうちょっとトークが面白かったら、バニビさんのポジションを目指せるのにねって(笑)」
- WHY@DOLL 青木&浦谷、下北沢散歩を振り返る
画像をもっとみる