26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨[インタビュー]福岡から東京へ!ニジマスとの出会い「上京してしばらくは、“住所不定無職”だったんです」

26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨[インタビュー]福岡から東京へ!ニジマスとの出会い「上京してしばらくは、“住所不定無職”だったんです」 26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨 アイドル人生10年目突入記念特集インタビュー④

Pop'n'Roll 編集部

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2020.08.10
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26時のマスカレイドの江嶋綾恵梨アイドル人生10年目突入記念特集インタビューの第4回目となる今回は、いよいよニジマス編へ突入。活動の第1歩となったオーディションや上京直後の生活を振り返っていく。福岡時代でも多くの努力を重ね、困難を乗り越えてきた江嶋だが、東京での生活は想像以上のものに! 本記事で初公開となるアルバイト生活や本人も“今振り返ると、めっちゃ面白~”と語る衝撃エピソードの数々をお届けしよう。

編集協力:竹内伸一

【26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨 アイドル人生10年目突入記念特集】

第1回公開日:7月20日(月)
第2回公開日:7月27日(月)
第3回公開日:8月3日(月)
第4回公開日:8月10日(月)
第5回公開予定日:8月17日(月)
第6回公開予定日:8月24日(月)

オーディション最終日は、怒涛すぎてあっという間に終わりました

――ニジマスのオーディションを受けようと思ったきっかけは何だったんですか?

江嶋:
知り合いから“こういうオーディションがあるけど、受けてみたら?”って勧められたんです。オーディションに関わっている人たちも、知り合いが多かったので安心感もあって、“ちょっとやってみようかな”って思ったんです。その時は20歳になる年だったので、東京に行くには最後のチャンスかなとも思ったし。10代の頃から東京へ行きたいとずっと思っていたけど、親には“地元でもできるんだから”って言われてて。でも、最後にチャレンジしてみようと。

――知り合いというのは、それまで活動してきた中で知り合った方?

江嶋:
今はもう解散してしまったhanarichuというアイドルグループを作った方だったんです。その人にいろいろと相談に乗ってもらっていたんですよ。その時は、自分はソロシンガーという形で歌をメインでやっていたけど、“もう1度、アイドルとしてグループをやるのもいいんじゃない?”みたいなことを言われて。それで、東京にも行きたいのでちょうどいい機会かもしれないなって思いました。

――まずは東京に行きたいという想いからだったんですね。

江嶋:
それが1番(笑)。それと、“○期生募集”みたいなオーディションではなくて、グループを立ち上げるというのも魅力でした。

――では、東京に行きたいからといって、闇雲にオーディションを受けていたわけでもないんですね。

江嶋:
そうですね。スクールに行っていた時も、東京のオーディションを受けて最終まで行ったこともあったんですけど、話をしていく中でタイミングや折り合いがつかなくて断ったことがあって……。それで(ニジマスのオーディションは)自分の中でタイミングが合ったというか、これで最後だって決めていたし、これは受けなきゃダメだなって思って受けたんです。直感でしたけど(笑)。

――オーディション期間中は、福岡と東京を何度も往復していたんですよね?

江嶋:
すっごく楽しかった(笑)。アイドルの時の友達や、知り合いの関係者で東京に行った方も多くて、そういう人たちとも会えるし、普通に東京に遊びに行くみたいに楽しんでました。それまで、東京に行く機会もそれほどなかったから。あの時は、月に2回くらいは東京に行ってたんじゃないかな。

――でも、その度、1人で大きな荷物を抱えて行くわけですよね。大変だったんじゃないですか?

江嶋:
それも楽しかったです。自分でホテルを予約して泊まるだけじゃなくて、友達の家にも泊めてもらったりして。毎回、プチ旅行でした(笑)。

――気持ちとしてはワクワクの方が強かったんですね。オーディション自体は緊張しましたか?

江嶋:
緊張はなかったですね。自分の中で最後のオーディションだと決めていたので、それも楽しもうみたいな感じでした(笑)。楽しいプチ旅行プラス東京で活動できるかもって、ワクワクしていました。

――ニジマスのオーディションは、最終が“ドッキリ”だったんですよね?

江嶋:
そうなんですよ。会場に行ったら、最終候補者が全員いたんです。私は面談をするって聞いてたから、“なんだこれは?”って。“福岡から本当に上京できるのか”とか“合格した場合、住むところはどうするのか”とか、そういった話をしたいからって言われてたんです。そうしたら、みんないるし、私はキャリーケースを持っているのに、カメラが回ってるし(笑)。それで、突然、“今日、この中からメンバーが決まります”って言われたんです。“えっ、ちょっと待って! 面談するだけのつもりで来たのに、これで落ちるとかある!? これで落ちて帰されたら、なんのためにキャリーケースを持って東京まで来たんだろう? だったら電話にして!”って思いました(笑)。さすがにその時は、“落ちたらどうしよう”って、初めて不安になりました。“落ちたらお母さんになんて言おう”とか思って。でも、いきなり“全員合格です。センターは来栖、リーダーは江嶋で”って言われて、さらに“えっ!?”ってなりました(笑)。それで“今から『Zipper』の撮影に行きます!”って(笑)。“髪の毛、ちゃんと染めてくればよかった……”って思いましたね。面談だと思ってたから、次の週くらいに染めれば最終オーディションに間に合うなくらいに思ってたんです。そうしたらいきなり撮影で。あの日は1日、怒涛すぎてあっという間に終わりましたね。

――お母さんにはどう報告したんですか?

江嶋:
LINEで“受かった”って(笑)。“今から雑誌の撮影”“それは本当なの? 大丈夫なの?”みたいな感じでした。

――お母さんとしては心配になりますよね。

江嶋:
それで撮影しているところの写真を送ったら、安心してくれたみたいで“よかったね、とりあえず、おめでとう”って感じでした。

江嶋綾恵梨(26時のマスカレイド)

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