宇佐美幸乃が明かすメンバーとの絆「“私達ってホント家族だよね”って1週間に1回ぐらいは話してる」【宇佐美幸乃×茉井良菜】自由ヶ丘でイマドキ"映え"デートした件。 #3

茉井：
ルーチェは（パフォーマンスの）シンクロ率がヤバいですよね。Twitterに“#ルーチェシンクロ率”ってあったり。

宇佐美：
嬉しい！　ありがとう。

茉井：
シンクロって人によって音で取る人とカウントで取る人がいたりするし、いろいろじゃないですか。どんな感じでやっているんですか？

宇佐美：
ルーチェはダンスをiPhoneに搭載されているスローモーション動画で撮って先生を中心にしてみんなで見るの。スローモーション動画だと、誰のタイミングがちょっと早いとか、角度がちょっとズレているとか、普通の動画では見落としちゃう所もわかってしまうから、誰かがズレていると“ストップ！”って動画を止めて、“はい、この子もうちょっと手が下”“この子はタイミング早い”とか直して合わせている。なので結構シビア（笑）。2回で計4時間のレッスンでそういう作業をやって、ようやく1曲分終わる感じ。

茉井：
いやー、素晴らしい！　やりたいです、そういうの。

宇佐美：
シンクロ率を上げるっていう明確な目標ができるまでは、ただただレッスンの回数が多くて一生懸命踊るっていうだけだったから、それじゃあレッスンの仕方がダメだよねって話しになって。そこから新しいルーチェのレッスンの仕方を考えようみたいになった時にシンクロ率っていう指標を立てたんだけど、そのために逆算してこの2時間ではスローモーション映像を使って角度を合わせて、その合わせたものを家で各自練習して直っているか次の2時間で踊ってみるみたいに、緻密にスケジュールを立ててレッスンはやっています。自分達でシンクロ率って言っちゃっているからそれは上げないと、“言っているくせにやってないじゃん”になってしまうから。

茉井：
すごい……。ルーチェは大きなイベントにもよく出ているじゃないですか。その時はどんなレッスンをするんですか？

宇佐美：
＜アニサマ＞や＜アニマックス＞とか＜TIF＞みたいな大きなイベントの前は決めたセットリストをMC込みで何回もやって、“このMCだとつかめないよね”とかみんなで意見を出し合いながらレッスンをしますね。みんなこだわりが強いので、１人が言ったことに“はい！　賛成”って感じにはあまりならなくて、“私はこっちの方がいいと思う”みたいな意見交換がそこでめちゃめちゃできるから、大きなライブ前にわざわざ話し合いの時間は作らないけど、1つのライブに対して話し合う時間は長いかな。

茉井：
信頼関係があるし付き合いも長いから、そこで5人がもめたりもしないし。

宇佐美：
そう、絶対ならない。

茉井：
家族じゃん（笑）。

宇佐美：
そう。メンバーで“私達ってホント家族だよね”って、1週間に1回ぐらいは話してる（笑）。

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