Maison book girl コショージメグミがハマっているもの「「二人セゾン」のMVを観た瞬間に“あー、これは大好きです”と思って」 コショージメグミ&矢川葵(Maison book girl)、双子コーデで日比谷散歩。#2
山村 哲也
Pop'n'Roll 統括編集長
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楽曲やMVのチェックはもちろん、ライブにも必ず足を運ぶほどの欅坂46ファンとして有名なコショージさん。大好きな欅との出会いについて熱量高く語ってもらいました。
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山村:
コショージさんがハマっているものの話を聞きたいのですが。
コショージ:
えー、じゃあ欅の話をします?
山村:
多分その話だろうと思っていましたから(笑)。もともと欅坂46にハマったのはどこからだったんですか?
コショージ:
サイマジョのMVは絶対観るじゃないですか。それで気にはしていてCDデビュー前から番組(『欅って、書けない?』)も観ていたんですよ。でも、好きだなという子がまだ特にいなかったから録画してあるけど流し見している感じで、その後『徳山大五郎を誰が殺したか?』ってドラマがあって、それにめちゃハマったんです。
山村:
ドラマでハマって好きになった?
コショージ:
いや、そこではまだメンバーにハマったという感覚ではなくて、曲やお話が好きなパターンのドラマだったからドラマにハマったみたいな感じ。でも、そう言いながら多分きっともう好きだったんですけど(笑)。なんか今さらアイドルを好きになるのって、ちょっとハードルがあるじゃないですか。自分もやっているし。なので、私の中では一線の壁があって、その時は“多分好きなんだよな”と思いながら、気持ちをそのままにしておいたんです。あとはドラマの曲が「世界には愛しかない」でポエトリーリーディングだったから、ちょっと(ブクガに)似てるなーと思ったりもしていて。
山村:
そういえば一時期ブクガは欅に似たところがあるって言っていましたよね。
コショージ:
だからそういうところも含めてずっと気にはしていたんですよ。でも「二人セゾン」のMVを観た瞬間に“あー、これは大好きです”と思って。これは抑え切れない好きなやつだわーって(笑)。
山村:
わかります。あの曲にあのダンスは衝撃的でしたから。
コショージ:
「二人セゾン」は2016年の11月30日に出たんですけど、ブクガも同じ日にメジャーシングル「river (cloudy irony)」が出たからプロモーションでお店回りをしていて、そうすると店頭にCDが一緒に並んでいるわけですよ。つまりそれってアーティストとしてはライバルじゃないですか。でも“ちょっとすいません、買ってきていいですか?”ってCDを買っちゃって。
山村:
自分のリリースのお店回り中なのに。
コショージ:
そう、フラゲしちゃいました(笑)。それでタイプAを買ったんですけど、カップリングが「大人は信じてくれない」で、2曲のMVを観てこれはもう本当にヤバいわみたいな。季節の移り行く早さみたいなのを「二人セゾン」では歌っていて、「大人は信じてくれない」は外側ではこうだけど十代の内側にある大人なんてっていう反抗的な部分を歌っていたから、その2つが一緒のシングルに入っているっていう奇跡がもうすごすぎて。
山村:
完璧に秋元康の戦略にハマっているじゃないですか。
コショージ:
ホントに。振り付けもカッコいいし、TAKAHIRO先生がやっぱすごい方なんだなって思ったし。それでめちゃハマって、クリスマスの初ワンマンにも行きたいってなったんですけど、先行とかはすでに終わっていたんですよね。でも、どうしても観たかったから、なんとかチケットを手に入れて。
山村:
有明コロシアムですね。
コショージ:
そうです。初ワンマンって1度しかないじゃないですか。だから絶対に観たくて。「大人は信じてくれない」で始まったんですけど、真っ暗なところに音だけ急に始まってどこから出てくるのだろうと思っていたら、バンッ!って目の前に全員が腕を組みながら歩いて来て“あぁこれはやられたな”と思って、その瞬間今後のライブは全部行こうって心になりました。
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