HKT48[YouTube人気曲ランキング]再生回数が1番多い曲は?
笠原 瑛里
Pop'n'Roll Editor(編集者)
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AKB48グループで、福岡県・博多を拠点に活動するアイドルとして2011年に発足したHKT48。2013年にリリースしたデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」が初週25万枚を売り上げ、女性アーティストのデビューシングルの初週売上歴代1位の記録を樹立するなど、登場した瞬間から大注目を集めました。一方近年は、度々センターを務めてきた指原莉乃、兒玉遥らが卒業し、グループに大きな変化が訪れる場面も。4月22日にリリースされる新シングル「3-2」では、それを経てひと回り成長した彼女たちの姿が見られるかもしれません。そんなHKT48の楽曲の中で、最も多く聴かれている曲は何でしょうか?
この記事では、HKT48のYouTube再生回数のトップ10を発表していきます!(2020年4月19日現在)
10位「意志」(2019年4月リリース)
128万回再生
指原莉乃の卒業前ラストシングル曲。ハウストランスのような甲高いシンセサイザーや、BPM160程度の速い&音圧の強い4つ打ちビートが用いられている、今の時代っぽいダンスミュージックです。しかし、そこにあえてシリアスな歌メロを乗せているのが面白いところ。パワフルなサウンドと組み合わさることで、指原や残されたメンバーたちの想いが歌われているようにも聞こえる歌詞が、よりエモーショナルに響いています。去る側と残る側、そしてそれを見守る側、どんな人たちの背中も押してくれる力強い音と言葉が詰め込まれたナンバーです。
9位「しぇからしか!」(2015年11月リリース)
138万回再生
HKT48主演ドラマ『マジすか学園 番外編』の主題歌にもなった、氣志團とのコラボソング。氣志團の大ヒット曲「One Night Carnival」を彷彿とさせるような“アホーイ!”というフレーズや、“オッス!”、“漢道(おとこみち)”というワードが出てくるなど、至るところに氣志團へのリスペクトが感じられます。またお祭り感が爆発するサビのサウンドと歌メロ、男気のある歌詞をガーリーな声で歌い上げるボーカルなど、聴きどころが満載です!
8位「最高かよ」(2016年9月リリース)
197万回再生
好意を寄せている相手の尊さに1人悶えまくる、ストレートな恋の歌。しかし、ただのラブソングではなく、アイドルファンがライブで行なうMIXのフレーズや合いの手が入るという、ユニークな曲となっています。これはおそらく、ファンがMIXやコールなどを通して推しへ愛を捧げるように、僕も君に真心を送りたい!という想いの表れなのでしょう。しかし捉え方によっては、アイドルファンの心情をアイドル自身が歌い(歌詞の中の“君”はアイドル、“僕”はファンを指す)、歌い手と聴き手の関係性に言及した曲のようにも思えます。とにかくいろんな人が心に秘めているときめきを、そのまま具現化したような楽曲であることには間違いありません。
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