ヲルタナティヴ 鈴屋＆神谷の休日「家でよくいる場所が、冷蔵庫と台所の間にある狭い隙間で」 鈴屋もずく＆神谷さくら（ヲルタナティヴ）インドア派アイドルの水道橋散歩。#2

山村：
今日は水道橋を散歩してもらいましたが、休日によく出かける場所とかありますか？

鈴屋：
えーと、まず外に出ない。

山村；
あ、やっぱり。鈴屋さんはインドアの人な気がしていたんですよ。失礼しました。

鈴屋＆神谷：
あはは（2人爆笑）。

鈴屋：
だから今聞かれて、思い浮かぶところがまったくなくて困った（笑）。出かけても1人で公園のブランコに乗るぐらいです。

山村：
それはどんな気分の時に乗りに行くんですか？

鈴屋：
明るい気分の時ではないですね。夜とか外へ出たいなと思って、近くの公園のブランコに乗って音楽を聴いたりとかします。負の感情の時とかは泣きながら1人でブランコに乗ったりします。

山村：
うあぁ。

鈴屋：
あはははは！　ごめんなさい。なんか家に帰りたくないなって時とかも行きますね。

山村：
そこでその日の気持ちを1回整えるみたいな、公園のブランコはそういう場所？

鈴屋：
そうですね。でも寒い中いたら、翌日高熱出しましたけど（笑）。

山村:
神谷さんも、もしかしてインドア派？

神谷：
そうなんですよー。家でよくいる場所が冷蔵庫と台所の間にある狭い隙間で、そのスペースにいるのが大好きなんです。家にいる時は自分の部屋よりも基本そこにいますね。

山村：
あははは！　気持ち的にはわからなくもないです。昔からそこが落ち着く場所なんですか？

神谷：
そうですね。ジャストフィットみたいな感じで落ち着きます。だから体育座りしながらそこにいて、外に出る時は買い物に行く時ぐらいなんですけど、うちは愛知のすごく田舎なんです。田んぼが多くて外を歩くと牛がいるようなところで、その匂いを嗅ぎに外に出たりはしますね（笑）。それで田んぼを眺めながら、“あぁ、いいお米が育ってくれたな”って思ったりとか。

山村：
お米のことを思って日々暮らしている人（笑）。

神谷：
親戚が作っているお米を見に行くんですよ。それを食べているので。あとはカエルの季節だと、“あぁ、カエル泣いているなー”って思ったり。

山村：
Twitterに電車がなかなか来ない場所みたいなことを書いていたので、田舎に住んでいるんだろうなとは思っていたんですけど、話を聞いたら想像以上でした。

神谷：
東京の電車って8両編成とかじゃないですか。あんな長くないんです。2個つながっているぐらいの小っちゃい電車で。

山村：
そういうところからライブのたびに東京に出て来ているんですね。

神谷：
そうなんですよ。本当に人が多すぎて、人口がどうなっているのか知りたいぐらい東京はヤバいですね。