前田優歩、今の不安と自分を支えているもの「嫌なことはため込まずに、次の日必ず解消できている人なんです」

前田優歩、今の不安と自分を支えているもの「嫌なことはため込まずに、次の日必ず解消できている人なんです」 前田優歩×茉井良菜 築地で赤担当の先輩後輩がデートした件。#3

茉井 良菜(煌めき☆アンフォレント)

Pop'n'Roll 副編集長

2019.01.16
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結成からのメンバーの橘すずさんと垣村玲那さんに、昨年8月から前田さん、宮本佳織さん、前島百香さんが加わり、現在5人組グループとして東海地区を拠点に活動している綺星★フィオレナード。途中加入ながらリーダーに抜擢された彼女が不安に思っていることや支えになっていることについて聞いてみました。

茉井:
あとからグループに入るのって大変だよね。しかも名古屋でやっているグループに東京から入ったわけだし。そこはどう思っていたの?

前田:
前のスタフィオも見ていたからやっぱり不安はあったけど、私が入れば絶対もっとよくなれるっていう自信を持ってグループには入ったんです。

茉井:
うん。そこは大事だよね。

前田:
もともといた2人と話した時にすごくやる気があったので、この子たちだったら一緒に頑張ってくれると思ったし、2人がイチから頑張りたいって言ってくれたんですよ。それまでの気持ちとかなしにして、5人でイチから頑張りたいって。だからスタフィオは2人が作った前があったけど、ここがスタートだと思って5人で始めたんです。この5人だからできることって絶対あるし、私はあとから入ったけど、リーダーとしてみんなを引っ張って行く自信があったので、入れてよかったなと思っています。

茉井:
いい話だー。今、活動していて不安に思っていることとかあったりする?

前田:
東京でのスタフィオの知名度がまだないんですよ。前のグループにいた時ファンだった人も……。

茉井:
“前のグループの優歩が好き”とか言うでしょ。

前田:
そうなんです。あとどうしても辞めたあといなかった期間があるから、その間で違う子のところに行っちゃったりとかもあって。だけど、そういうのは正直どうでもいいと思っているんです。離れてしまった人を戻すことよりも、新しい人をどんどん入れてイチから頑張りたいという気持ちが強いから。でも、やっぱり現実的には知名度がまだ低くくて、そこはライブの数をこなすしかないと思っているんですけどね。名古屋では人いるのにとか思ったらダメだなって。

茉井:
わかる。私も最初誰もいなかったよ。東京のライブは遠征してくれる人をどれだけ連れてこれるかゲームだったんだけど、それを1回止めて人がいないライブをコツコツやって行ったら今みたいになったから、大丈夫なんじゃないかなー。

前田:
同じ事務所だし、スタフィオとキラフォレさんって、どうしても比べられちゃうとこってあるじゃないですか。

茉井:
ある、ある。

前田:
でも、今は正直勝てる部分が私たちには何ひとつないんですよ。だから挨拶だけはちゃんとしようねって言っていて。とりあえずそこから始めてスタフィオを知ってもらおうっていうことを心掛けているんです。キラフォレさんとは活動期間もパフォーマンス力も違うけど、気持ちでは負けていないので(笑)。

前田優歩(綺星★フィオレナード)、茉井良菜(煌めき☆アンフォレント)|築地

茉井:
いいですねー。今って何が支えになっているの?

前田:
キラフォレさんのZepp Nagoyaワンマンみたいなステージに私たちも絶対立ちたいっていう思いがあって、全員が同じ気持ちで前に向かえているから、たぶんみんな頑張れているんだと思います。

茉井:
疲れちゃった時にプライベートとかで支えているものとかは?

前田:
私、寝るとけっこう忘れられるんですよ。

茉井:
素晴らしい!

前田:
前はネガティブになって考え過ぎちゃう時もあったけど、考えてもしょうがない、考えるなら何かしようって思えるタイプに突然なって。だから今はそれが特技だと思っているし、嫌なことはため込まずに、次の日必ず解消できている人なんです。

茉井:
すごいな―。

前田:
だってポジティブな方が絶対いいし、周りも明るくできるじゃないですか。

前田優歩(綺星★フィオレナード)、茉井良菜(煌めき☆アンフォレント)|築地