前田優歩のここまで「アイドルを続けられている今があるのは、キラフォレさんのおかげなんですよ」 前田優歩×茉井良菜 築地で赤担当の先輩後輩がデートした件。#2
茉井 良菜(煌めき☆アンフォレント)
Pop'n'Roll 副編集長
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中学生の時にアイドル活動を始め、女優活動を経て、ユイガドクソンで再びアイドルシーンに戻って来た前田さん。しかし、ユイガドクソンは昨年4月で解散。彼女のスタフィオに入るまでの気持ちの変化や道のりを茉井副編集長が聞きました。
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茉井:
アイドルの印象って自分がアイドルになってから変わったりしました?
前田:
アイドルを始めたのは中学生で、その頃ちょっとだけやっていたグループがあったんですよ。でも、その時はまだ恥ずかしいみたいな気持ちが強かったから周りにもやっていることを言えなくて、そこはそういう気持ちで終わっちゃたんです。
茉井:
そんな前があったんだね。
前田:
その後お芝居をやってスタフィオの前にいたグループに入ったんですけど、アイドルに対して最初のグループの印象が強くて、当初の私はすごくやりたくなかったんですよね。でも演技をするのがもう嫌になっていたし、“とりあえず始めてみるか”みたいな考えになったから、またアイドルを始めてみたんです。そうしたらほかのメンバーのやる気がすごくて、私だけ置いて行かれているみたいな感じになっちゃって(笑)。だから“こんな気持ちでやっていていいのかな”って思うようになったんですけど、その時にファンの人も徐々に私を見てくれるようになって来ていたから“このままじゃいけない”という気持ちになって、アイドル頑張ってみようと思ったんです。
茉井:
そこで変わったんだ。
前田:
前のグループは4人だったんですけど、そこで1番になりたいとかじゃなくて、ほかの3人のために自分はどんな立ち位置に立ったらいいんだろうとか、この中で自分はどうするのがいいんだろうっていうことを考えたんですよ。それで見つけたのが喋ることだったんです。とにかく喋る。
茉井:
ほかは喋らない子だったの?
前田:
というか、3人はパフォーマンスが武器って感じだったし、そこに私は絶対に追いつけないと思ったんですよ。それでもちろんパフォーマンスも頑張ったんですけど、自分はそれ以外のことももっと頑張ってみようと思って配信を毎日やるようにしたり、ちょっとしたバラエティ番組に出させてもらった時に言っちゃダメなことも取りあえず言ってみたり、自分からどんどん喋るようにしたんです。そうしたら喋りが身についてきたので、この先は喋れるアイドルとしてやって行きたいなって思い始めていたんですけど、そこでグループが解散しちゃった。
茉井:
わぁー、そこで解散だったんだ。
前田:
でも、私はまだやりたいって思ったんですよ。追いつけないと思っていたパフォーマンスにも自信が持てるようになっていたから、ここで諦めるわけにはいかないなという気持ちが強かったので。実はその時って大学の卒業とも重なっていて、就職かアイドルを続けるかみたいな焦りもあったんです。それで親を説得して。
茉井:
ちょっと反対があったんだ。
前田:
ありました。就職しなさいっていうのはやっぱり言われて、これで食べて行かないといけないんだからとか。でも“絶対成功するので1年頑張らせてください”って言ったんです。私はキラフォレさんのパフォーマンスを観た時に“この事務所なら1年で親に見せられるかもしれない”と思ってスタフィオに入ったので、アイドルを続けられている今があるのは、キラフォレさんのおかげなんですよ。
茉井:
嬉しい! こんな話は楽屋とかではできないからホントに聞けてよかったよ!
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