【TIFオンライン2020特別対談4】#ババババンビ×えのぐ 憧れのステージへの想いが溢れた異次元座談会「いろいろな人に知ってもらえるように頑張りたい」「バーチャルでも伝わる感情がたくさんあると思う」

【TIFオンライン2020特別対談4】#ババババンビ×えのぐ 憧れのステージへの想いが溢れた異次元座談会「いろいろな人に知ってもらえるように頑張りたい」「バーチャルでも伝わる感情がたくさんあると思う」 #ババババンビ×えのぐ リアルアイドル&バーチャルアイドル対談

鈴木 健也

Pop'n'Roll Editor in Chief(編集長)

2020.09.30
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TIFオンライン2020特別対談の第4弾は、『#ババババンビ』と『えのぐ』の2組によるリアルアイドル&バーチャルアイドル対談。今年7月にライブデビューをし、早くも<TIF>への初出演を果たす#ババババンビ。一方、えのぐは、昨年バーチャルアイドルでありながら<TIF>のメインステージであるHOT STAGEに登場し、今年は<TIFオンライン2020>の大きなトピックの1つとなるバーチャルTIFでパフォーマンスを披露する。リアルとバーチャル……ステージは異なれど、<TIFオンライン2020>に大きな爪痕を残すことが期待されている2組に、<TIF>にかける想いをたっぷり語ってもらった。

編集協力:竹内伸一

私たちも写真を撮られている時に、めっちゃブサイクになることがあります(えのぐ 夏目ハル)
配信だとカメラ映りが大切(#ババババンビ 池田メルダ)

――えのぐは去年も<TIF>に出演しましたが、印象に残っているエピソードはありますか?

白藤:
去年は、HOT STAGEに立たせていただいたんですけど、最初にお話を聞いた時、<TIF>って、“世の中のアイドルの夢の場所”だと思っていたので、そんなところに呼んでもらえて、めっちゃめっちゃ嬉しくて。でも、それまで私たちのようなVRアイドルは出演していないので、えのぐのことを知っている人が圧倒的に少ないはずだから、受け入れてもらえるのかすごく不安でした。いざイベントが始まったら、えのぐのことを応援してくれる人も会場にいましたし、全然知らなくて“なんだ? なんだ?”みたいな人もいたんですけど、私たち、タオルを回す曲があって、最初のうちは、あんまりタオルが回っていなかったのが、曲が進むにつれてどんどんタオルが会場中に広がっていって、めっちゃ感動しました。それがすごく良い思い出です。

――ライブが進むうちに、お客さんの熱量が上がっていったんですね。

白藤:
そうです。最初はけっこうアウェーな感じでした(笑)。

日向:
“誰だ?”みたいな感じでした(笑)。

白藤:
それがだんだん受け入れられていって、みんなも声を出してくれるようになって。忘れられない光景です。

――一方、#ババババンビは今年初出演ですけど、今の心境は?

水湊:
緊張しています。今年出られるとは思っていなくて。私たちも、まだ知らない人が多いと思うので、アウェーにならないか、やっぱり不安です。

小鳥遊:
ライブを始めてまだ1~2ヵ月だもんね。私たちは、自粛期間に入ってから活動を始めたんです。だから、みんながタオルを回している様子も見たことがないんです。<TIF>では、どういう反応になるのか不安ですけど、でも楽しみ(笑)。

水湊:
<TIF>がオンラインで開催されるのも初めてなので、イベント自体、どんな風になるのか楽しみ!

――えのぐは、去年出演する時に、どんなライブにしようと思って臨みましたか?

日向:
(小声で)爪痕残す……。

一同:
ははははは(爆笑)。

白藤:
VRアイドルということで、絶対アウェーだなと思っていて、まずは受け入れてもらえるかどうかが不安だったんですけど、とにかく、“名前だけでも覚えて帰ってください!”っていう気持ちでやりました(笑)。

――#ババババンビは、コロナウイルスの影響でデビューライブが中止になってしまい、これまで出演したライブも配信の方が多いですよね。オンラインライブが多いという意味では、えのぐとも近しいのかなと思います。

夏目:
一緒だ! 確かに、私たちも配信やってるよね。

白藤:
会場を360度見渡せる、VRライブみたいなこともやっていますよ。

吉沢:
(モニターを見つめながら)ずっと可愛くいられるの、うらやましいな。私たちは、ライブ中に疲れて、鼻が広がっちゃったりするのに(笑)。

えのぐ:
はははは(爆笑)。

夏目:
私たちも写真を撮られている時に、目を閉じちゃって、めっちゃブサイクになることがあります(笑)。

吉沢:
そんなこともあるの!?

夏目:
ある~!

白藤:
半目の写真とかけっこうありますよ(笑)。

池田:
え~、半目でも絶対可愛いと思う!

水湊:
そういうところも私たちと一緒なんだね。

吉沢:
ライブで気をつけていることはありますか?

夏目:
ハルはあまり緊張しないタイプなので、ライブ前にしっかり気持ちを作ることを意識しています。

白藤:
環は逆に緊張しいなので、その緊張を表に出さないようにって気をつけています。あと、ライブ後半までパフォーマンスが持続するように声の出し方を気をつけたり。テンションが上がってきちゃうと、声をめっちゃ出しちゃって……先日、ワンマンライブ(2020年8月8日&9日のヒューリックホール東京公演)をやったんですけど、5曲目くらいで声がカスカスでした(笑)。“どうしよう、このあとまだ10曲くらいあるのに”って焦りました。

夏目ハル(えのぐ)

――(笑)。ライブで可愛く見せるために気をつけていることはありますか?

水湊:
私たちは配信ライブが多いので、配信のカメラ映りはめちゃめちゃ勉強しました。

小鳥遊:
自分が出演したライブは全部あとで観直して。

水湊:
アーカイブを観て反省会をするんです。“ここはちょっと下がり過ぎかも”とか“この角度は……”とか。

岸:
自分がよく映る角度は研究しました。

水湊:
ライブでの魅せ方や盛り上がる方法とかもめっちゃ考えてるけど、今はリモートで観てる人にも伝えたいからカメラでの映り方も大事!

池田:
そうだよね、配信だとカメラ映りが大切。

――それはオンラインで開催される今年の<TIF>に向いているかもしれませんね。

水湊:
抜群のカメラ映りを披露します(笑)。

小鳥遊:
もう、ハードル上げんといて(笑)。

――一方、えのぐはリアルな場所でもライブを開催していますね。

白藤:
はい。8月にヒューリックホール東京でワンマンライブをやらせていただきました。今回、初めてのワンマン2デイズで、さらに2日目には生バンドを入れてやりました。めちゃくちゃ盛り上がりました!

日向:
コロナの影響もあって、スタンディングなし、コールもなしでしたけど、みんな座ったままこうやってくれて(ペンライトを振るようなしぐさ)。同時にニコニコ動画で配信もあったんですけど、そっちも盛り上がってくれてよかったです。楽しかったです。

岸:
私たちは、お客さんを目の前にしてライブをやるのは、まだあんまり慣れていないので、すごく緊張しちゃいます。

――リアルなライブでは、お客さんの反応とかも気になりますよね。

白藤:
めっちゃ気になります。お客さんに反応してもらえると、こっちも共鳴してガァーッと盛り上がるので、すぐ煽ります(笑)。“もっと声出せるでしょ!”って。

夏目:
“おい! おい!”って(笑)。

白藤:
“(ペンライトを)赤にしてください!”みたいな(笑)。

池田メルダ(#ババババンビ)

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