【TIFオンライン2020特別対談2】ニジマス 江嶋綾恵梨×虹コン 的場華鈴（後編）「全部のステージで“プチワンマン”っぽく流れを作ってやれたら」 26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨×虹のコンキスタドール・的場華鈴　夏曲ニジ虹対談（後編）

編集協力：村田誠二

マジ尊いなって思いました（的場）

──＜TIF＞初出演の想い出を教えてください。虹コンさんはお披露目が＜TIF＞のステージだったんですよね？

的場：
そうです。＜TIF2014＞のSMILE GARDENでグループ初お披露目だったんです。もう6年前……ヤバいね（笑）！

江嶋：
ふふふ（笑）。虹コンさんの雰囲気はSMILE GARDENっぽいよね。そのライブはお昼だった？

的場：
14時くらいだったかな。

江嶋：
うわ～、っぽい（笑）！　

的場：
でも、虹コンはそもそも引きこもりが多いグループで、もともとはみんな“外出しません”みたいな、肌も全員真っ白だったから（笑）、その日のお披露目は1曲だけだったのにみんなバテちゃって。公式じゃないんだけど、その映像がYouTubeに残ってて、この間久々に観たら面白すぎた（笑）！　全員しゃべり方がゆっくりだし、今みたいなジェスチャーもなく“虹のコンキスタドールです！”って一生懸命で赤ちゃんみたいだった（笑）。

江嶋：
可愛い～！　でも、その頃ってホントにみんな若いよね？

的場：
私、13歳だった（笑）。背中が少し空いてる衣装だったんだけど、学校の“スク水”焼けがあるの（笑）！　ヤバくない？

江嶋：
スクール水着の日焼けの跡（笑）！　ヤバいよ、フレッシュすぎる。

的場：
その時のことはすごく覚えてる。それまでアイドル文化自体を知らなくて、正直＜TIF＞がどこまですごいものなのかわからなかったんだけど、実際に出演してみて、このイベントでお披露目ってすごいんじゃないかって思った。実際にめちゃくちゃいい経験だったけど、とにかく暑くてバテた（笑）。

江嶋：
だって、14時は（暑さの）1番ピークじゃん。

的場：
そうそう。でも、いい時間帯にやらせてもらったなって思ってる。

江嶋：
ニジマスは“メイン争奪”（＜TIF2017メインステージ争奪LIVE＞）だった。個人的には＜TIF＞に出られるっていうのは胸熱すぎて、それだけで舞い上がってたのに、“メイン争奪に出ます”って言われて、“え、メインステージにも立てるかもしれないの!?　ニジマスすげー！”って。でも、あの時は本当にマンガに描けるくらいの青春だったな〜。

的場：
えーー！　どんな感じ？

江嶋：
前哨戦のニコ生投票の時は、私たちの中で初めて“めちゃめちゃ納得いくパフォーマンスだったね”っていう日だったの。だから、“絶対1位獲れるわ”と思ってたら、確か3位くらいだったんだよ。それがみんなの中で悔しいのと、“何で？”っていう気持ちとかいろいろで、次に進めるのは嬉しいんだけど、ニジマスだけ“決勝戦負けた”みたいにギャン泣きだったの（笑）。それこそ、人生終わったくらいに。そこから、みんな負けん気が強いから、“決勝戦は絶対に1ミリも泣きたくない！”ってなって、めっちゃ（ダンスの魅せ方や表情を）研究したりしたのね。それで当日は、すごくいいライブできて、1位をもらえて。しかも、2017年が＜TIF＞のメインステージが野外ラストの年で、それもすごくいいタイミングだったなと思ってる。そこでたくさんの人に知ってもらえたし、タイミングも運もよかったなって。1年目であんな大きいステージに立てることないから、めちゃめちゃ青春。スタッフさんとかもみんな泣いてた（笑）。

的場：
えーー！　めっちゃいいね～！　そうやって1つのことに打ち込んでる姿って、超尊くないですか？

江嶋：
ははは！　その意見はヤバいよ（笑）！

的場：
“踊って、歌ってくれててありがとう！”っていうほどの存在なのに、大きいステージに立つためにみんなで泣きながら頑張ってるって……今、マジ尊いなって思いました。

江嶋：
嬉しいよ（笑）！　ちょっと笑いすぎて涙出てきた（笑）。愛だね、愛。受け取った！　胸に刻ませていただきます。

的場：
そっかー、それが初出演なんだ。じゃあ、初めてでメインだ。

江嶋：
そう、めっちゃ楽しかった！　

的場：
すごい！　それってグループ結成してどれくらい？

江嶋：
2016年の10月がお披露目だったから、半年ちょいくらいかな。