あゆみくりかまき［インタビュー］感謝を込めて、夢の続きへ「いろいろなことを乗り越えてきた自負があるので、“きっと大丈夫！”という精神はある」あゆみくりかまき特集第5回：メンバー全員インタビューvol.2

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“One For All, All For One”という歌詞が、今伝えたいすべて（あゆみ）

――新曲の「Grateful」が配信リリースされました。今の状況だからこそ聴いてもらいたい、前向きで力強い曲ですね。

くりか：
あゆくまの中で、“HAPPY ROCK”が合言葉というかキーワードというか……大切な言葉になってきたんです。これまでも“HAPPY ROCK”という言葉は使っていたんですけど、それほど大きく掲げていたわけでもなくて。でも、今回はツアータイトルにもなるくらい私たちの中で意味のある言葉になりました。「Grateful」は、そんな“HAPPY ROCK”を掲げる今のあゆくまを象徴する曲になったと思っています。

――ラテン系のリズムを取り入れたりして、これまでになかった雰囲気の曲ですね。ライヴでやったらすごく栄えそうです。

くりか：
フェスでやったらよさそう。すごく楽しみです。

まき：
フリーライヴや＜GIG TAKAHASHI tour 2020＞ではすでに披露したんですよ。だから、4回くらいはライヴでやったのかな。お客さんの反応もよくて、すごく手応えがあります。初めて聴いた人でも参加できるようにと思って、タオルを使った簡単な振りも考えたんです。初めてやったフリーライヴの時からすごく一体感がありました。その時、動画撮影OKにしていたので、みなさんが上げてくれた動画を観て、予習してくれたんでしょうね。やるたびに一体感が増していく感じでした。

あゆみ：
歌詞の中で“One For All, All For One”という言葉が出てくるんですけど、これが今伝えたいすべてだと思っています。コロナウィルスの感染が広がる前にできた曲やけど、今はその言葉が身に染みるし、みんなに伝えたいなって思います。

――偶然なのに、今こそ伝えたい曲になりましたね。今回、作詞は？

まき：
シライシ紗トリさんです。今回、私たちから歌詞についてお願いごとはしなかったんですけど、シライシさんはライヴを観に来てくださって、今のあゆくまのライヴ感を取り込んで、あの歌詞にしてくれました。

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――あゆくまの活動は、これまでも交通事故に遭ったり、“クマ”から人間になったりと決して順風満帆ではなくて、そういう逆境を何度も跳ね返してきたじゃないですか。だから、今回もピンチをチャンスに変えるというか、倒れても立ち上がることで、もう一段階上に行けるのではないかなと思っています。

まき：
そうですね。今は先が見えないので不安なんですけど、自分たちは、いろいろなことを乗り越えてきたという自負があるので、“きっと大丈夫！”という精神はあると思います。

――常に前向きなんですね。

まき：
前向きですよ。でも、またぎは心配してくれます。“大丈夫？　滅入っていない？”って。

――そんな風に心配してくれるなんて、素敵なファンですね。今は、あゆくまとまたぎの結束がさらに強くなる期間かもしれないですね。

まき：
今、LINE LIVE で『GOWGOW TV』を配信しているんですけど、あゆくまの取り柄は元気なので、“やっぱり元気出していこうぜ！”ってやっているんです。そうしたら、何だか元気すぎたみたいで（苦笑）。“空回りしてるで”って言われました（笑）。画面を通して元気を伝えるのは難しいですね。