くりか(あゆみくりかまき)[インタビュー]ホームで力強く掲げた決意「いろいろな自分を見せていきたい」

くりか(あゆみくりかまき)[インタビュー]ホームで力強く掲げた決意「いろいろな自分を見せていきたい」

くりか(あゆみくりかまき)[インタビュー]ホームで力強く掲げた決意「いろいろな自分を見せていきたい」あゆみくりかまき特集第3回:くりかフィーチャーインタビュー

今年、結成6周年を迎えたあゆみくりかまき。3月28日の大阪公演より全国ツアー<ボクらの熊魂2020~うららかな春のHAPPY ROCK TOUR~>を開幕する予定ではあったが、新型コロナウイルス感染拡大により、その大阪公演は中止に。予期せぬ事態に直面したが、その逆境を乗り越えることを宣言するかのように、3月27日より新曲「Grateful」の配信をスタート。そして、未だ予断を許さない状況ではあるが、5月5日には結成6周年記念ワンマンライブとなるEX THEATER ROPPONGI公演に臨もうとしている。Pop’n’Rollでは、今年さらなる飛躍を遂げようとしている彼女たちの魅力に深く迫るため、全5回にわたるインタビューを敢行。第2〜4回では各メンバーをフィーチャーし、それぞれに想い出の地に訪れてもらい、その場所と今年挑戦したいことについて話を聞いた。今回は、ライブで最初にステージに姿を現してフラッグを掲げるあゆくまの“切込隊長”であり、あゆみとまきのステージングを支えるDJのくりかが登場。レギュラーTV番組『saku saku』を通じて大切な場所となった“横浜”でくりかが口にしたのは、未来に向けての揺るぎなき決意であった。

編集協力:竹内伸一

【あゆみくりかまき特集】

第1回:メンバー全員インタビューvol.1 公開日:2月28日(金)
第2回:あゆみフィーチャーインタビュー 公開日:3月13日(金)
第3回:くりかフィーチャーインタビュー 公開日:3月27日(金)
第4回:まきフィーチャーインタビュー 公開予定日:4月10日(金)
第5回:メンバー全員インタビューvol.2 公開予定日:4月24日(金)

【想い出の地、横浜】
大切なお知らせをしたいぐらい大切な場所

私たちは2014年から2年間、tvkの『saku saku』という番組に出演していたんです。水曜日が収録日で、毎週、関内のtvkまで通っていました。1回の収録で5日分撮っていたんですよ(笑)。番組がきっかけで横浜が大好きになりました。横浜というか神奈川県ですね。番組では神奈川をフィーチャーしていたので、私たちも神奈川のことをもっと知りたいと思うようになって、番組の中で県内を巡るロケをやらせてもらうようになったんですよ。それから散歩のコーナーもやりました。「くぅ散歩」っていって、私が勝手に始めました(笑)。最初は、散歩の時に撮った写真を紹介したりしていたんですけど、だんだんちゃんとロケに行くようになりました。

「くぅ散歩」で江の島と鎌倉に行ったのをよく覚えています。私が行きたいですって提案したら、実現したんですよ。すっごく楽しくて、収録だということを忘れて、素で楽しんでいました(笑)。収録はいつも緊張していたんですけど、そのロケの時は、純粋に楽しんでいる自然な姿を撮っていただいて、それをみんながすごく喜んでくれて、私もめっちゃ嬉しかったです。それと、『saku saku』の卒業が決まって、思い出作りとして、番組のメンバーみんなで八景島シーパラダイスでロケをしたんです。水族館に行ってアシカショーを観たり、大雨だったんですけど、バーベキューをやったり、それもめっちゃ楽しかったです!

あゆが加入した時に、ちょうど『saku saku』に出演していたので、3人での初ライブも横浜がいいんじゃないかということになって、横浜でのイベント(GW LIVE in 横浜VIVRE supported by アイドルワンダーグランプリ)に出たんです。その時に、『saku saku』の視聴者の方……“サクサカー”って呼ぶんですけど……たくさん、来てくださって。こんなにたくさんの方が観てくださっていて、私たちのことを応援してくれていることが実感できました。その時から横浜は“ホーム”みたいな感じで、大切な場所ですね。東京と同じくらい多くの方が来てくれて。“神奈川だったら行く!”っていう方もいるんです。

初めて3人でライブをやった横浜VIVREにも、やっぱり思い入れがありますね。今年1月のフリーライブ(あけおめフリーライブ in 横浜)では“大切なお知らせをします”と告知していたんですよ。そこで<ボクらの熊魂2020 〜うららかな春のHAPPY ROCK TOUR>のファイナルを『EX THEATER ROPPONGI』でやることを発表しようと。クリスマスのワンマンライブ(あゆみクリパまき2019)はソールドアウトになったので、観に来られなかった人もいたと思うんです。だからフリーライブという形にして、自分たちの口から直接ツアーファイナルのことを伝えたいと思ったんです。それで多くの人に来てもらうにはどこがいいかなって考えたら、やっぱりVIVREだよねってことになって。そのくらい大切な場所ですね。実際、VIVREでフリーライブをやってよかったなと思っています。

あ、もう1つ大事な場所がありました。『saku saku』のイベントは、いつも海老名のビナウォークというところでやっていたんです。そこは“『saku saku』の聖地”と呼ばれている場所で、番組がきっかけであゆくまにとっても“聖地”になりました。サクサカーさんも、“聖地”にあゆくまが来るとなると、集まってくれるんですよ。サクサカーさんは、若い方もいるし年配の方も、小さい子もいて、老若男女って感じ。番組をきっかけにあゆくまを観に来てくれるようになった女の子がいるんですけど、最初はホント、すっごく小さかったのに、今は身長を抜かされそうになっていて(笑)。そんな風にずっと応援してくれていて、私も我が子のように思っていますね。小さい頃は“くうちゃ~ん”って寄ってきてくれたのに、最近はちょっと人見知りするんですよ(笑)。

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【今年挑戦したいこと】
いつかは自分のブランドを作りたい

挑戦したいことはめっちゃあります! とりあえずはYouTubeかな。『くぅちゃんねる』っていうのをやっていたんですけど、面白いことをやらなくちゃ、テンション上げなきゃって思い込みすぎたみたいで、ネタ切れしたというか、ウマく続かなくなってしまったんです。でも、『saku saku』の時の「くぅ散歩」みたいに、心から楽しんでいる姿を観てもらえるような動画をやりたいと思っているんです。やっぱり散歩がいいかな。私、8時間くらい平気で歩けます。『saku saku』の時に、ネタ探しをしようと思って、横浜を散策したことがあったんですけど、8時間くらい歩いていました。家族で伊勢に旅行に行った時も、せっかく来たんだからと思って朝から晩までひたすら歩いてました。家族は疲れていましたけどね(笑)。

実は1回、試しに散歩の動画を撮ってみたんですよ。でも、面白いことが言えるわけではないので、なんだか間が持たなくて(笑)。意外と難しくて、今は試行錯誤している最中ですね。1番好きなことが散歩なので、散歩の動画はやりたいです。またぎからも“散歩の動画が観たいです”って言われるので、どうにか形にしてアップしたいですね。編集もこれまでは事務所の方にお任せしていたんですけど、これを機に自分でやろうと思っています。でも、パソコンを開いてSDカードを入れようと思ったら、入れるところがなくて(笑)。今はまだそんな段階ですけど(笑)。

代官山や自由が丘が好きなので、まずはそこからがいいかも。オシャレな街を何も考えずに巡りたいです。表参道や原宿も好きですね。上京したての頃は、毎週、行っていました(笑)。当時は、原宿にいる自分がカッコいいと思っていて。それくらい東京の憧れの場所だったんです。竹下通りに好きなカフェがあって……お腹が空いてどうしようもなくなって、1番入りやすそうだったので、たまたま入ったんですけど、まぐろ丼があるんですよ! それにハマってしまって。最近は時間がなくて行けていないので、久しぶりに食べに行きたいです。

古着屋さんや雑貨屋さんを覗いたり、買い物したり……散歩をしながら、そういうことをしていると、なんだか“無”になれるんですよ。しかも1人で散歩していると、すべて自分のタイミングでできる。それが自分の安らぎみたいになっていますね。理想をいえば、無になって歩いているところを撮りたいんですけど……観てくださる方には面白くないかなと思って、そこでも葛藤しています(笑)。私自身は、何も考えずに観られる動画が好きなので、そういうもので、みんなが飽きずに観られるものはできないかなと思って、研究しているんですけど、なかなか難しいです。でも、自分らしい動画が撮れればいいですね。オシャレな街も行きたいし、鎌倉や江の島もまた行きたいし、めっちゃ欲を言えば沖縄やハワイにも行きたい(笑)。ハワイで買い物したり、夕陽を見たり……そんな動画を撮りたいですね。ホントのことを言うと、ハワイは動画を撮りたいというよりも、単純に行ってみたいだけですけどね(笑)。

写真も好きなので、写真も撮りたいです。フィルムのカメラが好きで、あえて『写ルンです』で撮ったりもします。風景を撮りたいですね。伊勢旅行がきっかけで、風景を撮るようになりました。今も、実家に帰ると、フィルムで写真を撮っています。新しいカメラも欲しくて。オシャレな女の子が持っているカメラがあって、それがいいなと。でも、ちょっと高いので、今、迷っています(笑)。

実は、最後にもう1つやりたいことがあって、服を作りたいんです。裁縫は得意なんですよ。ボタンが取れた時に縫うくらいですけど(笑)。ブランドではUngridが好きですね。そこで以前プロデューサーをされていた方が、くりかの憧れの人なんです。インスタやトレンドアプリなどを毎日見て、“これに似ているコーデをやってみよう”とか、研究しています。

いつかは自分のブランドを作りたいですね。こんな服を作りたいっていうイメージはもうあるんですよ。それをどうやったら作れるのかはわからないので、まずは人脈かな(笑)。私のアイディアを一緒に形にしてくれる人を探したいですね。“人脈募集”って書いておいてください(笑)。

いろいろ話しましたけど、今年はいろいろな自分を見せていきたいですね。それが、今年、挑戦したいことですね。

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