くりか（あゆみくりかまき）［インタビュー］ホームで力強く掲げた決意「いろいろな自分を見せていきたい」あゆみくりかまき特集第3回：くりかフィーチャーインタビュー

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くりかのソロインタビューに続いて、あゆみとまきのスペシャルインタビューをお届けする。テーマは、全国ツアー＜ボクらの熊魂2020～うららかな春のHAPPY ROCK TOUR～＞にかけて、2人だけが知っているくりかの“ロック”な姿、また新曲「Grateful」にかけてくりかへの“Grateful（感謝）”の言葉。2人のくりかに向けた深い想いがこもった発言の数々は、彼女があゆくまの中でいかに掛け替えのない存在であるのかを再確認させてくれるものとなった。

【私だけが知っているくりかのロックな姿】

［あゆみ］
暴走するあゆみとまきを軌道修正してくれるのがくぅちゃん
ロックな姿ってなんだろう……。ロックかどうかはわからないですけど、すごく頼りになります。特にあゆみとまきは暴走しやすいので。話し合いの時なんか、2人はすぐに話がそれてしまって、本題とか違うところで盛り上がってしまったりするんですけど、そういう時に軌道修正してくれるのがくぅちゃん。MCでも、私の話がそれても、ちゃんともとの道に戻してもらえます（笑）。私は、ライブの時とか、盛り上がっちゃうと、周囲が見えなくなっちゃうんですよ。くぅちゃんは、盛り上がっていても、お客さんの反応がイマイチでも、ちゃんとDJのところから見ているんです。その姿を見て、あ、私も落ち着いてやらなくちゃって思うんです。

［まき］
私たちの気持ちも背負って先陣を切る姿は、間違いなくロック
くぅちゃんは、ライブの時に、真っ先にステージに立ってくれるんです。自分たちのワンマンライブであっても、イベントや対バンライブでも。私も＜ももクリ＞（ももいろクリスマス2019埼玉公演サテライトパーク「堀アキラ パート2」）の時に、初めて最初にステージに立ったので余計に感じたんですけど、最初にステージに出ていくのって“孤独”とか“不安”とか、いろいろな気持ちになるんですよ。でも、あとから出てくる2人の気持ちも背負って先陣を切るというカッコよさ！　迷いなく“行ってきます！”っていう感じでステージに立つ姿は、間違いなくロック。それはあゆみにもまきにもできない、くぅちゃんしかできないことだと思いますね。めちゃくちゃカッコいいし、漢気も感じます（笑）。本人はめちゃくちゃ緊張しいなんですよ、ブルブルガタガタしている子なのに、ステージを前にするとスイッチが入る。そうやって最初に一歩を踏み出してくれるから、私たちも安心してステージに上がれるんだと思います。フラッグを振る姿もカッコいいですよね。あれで右腕にめちゃくちゃ筋肉がついたそうです（笑）。くぅちゃん、ギネスブックに載る気がする、“アイドルで1番旗を振っている”ってことで（笑）。

あゆくまは、3人とも男っぽいところがあるんですけど、くぅちゃんが1番かも。長女だからか、すごくしっかりしているんです。私、くぅちゃんに“大丈夫”って言われると、“あ、ホンマに大丈夫なんやな”って思えるんですよ。私は一喜一憂してしまうタイプなんです。ファンの方、スタッフの方、メンバーからの一言でも、けっこう感情を揺さぶられてしまうというか。そういう時、いつも最初に気づいてくれて“大丈夫やから、気にすんな”って声をかけてくれます。その“気にすんな”には、あまり感情はこもっていないんですよ（笑）。でもそう言われると、大丈夫な気がするんですよね。一緒になって深刻になってしまうと、きっとよくないと彼女なりに考えて、そんな感じで言ってくれているんだと思います。そんな風に言える彼女はカッコいいなと思いますし、本当に支えられていますね。

ライブではステージ後方のDJブースからいつも私たちの背中を見てくれています。私だけじゃなくてあゆみもそうだと思うんですけど、“ちょっとヤバいな”って思うことがあると、くぅちゃんを見るんです。そうするといつも笑顔で“大丈夫”って合図をしてくれて、それでまた安心できるんですよ。あ、でも先日、ウォータープルーフではないマスカラを塗ってライブをしたんです。くぅちゃんに“私が振り向いた時にマスカラが落ちてたら、手で合図してな”って頼んだんですけど、ライブ中に“マスカラ、大丈夫？”って振り向いたら、くぅちゃん、全然わかってなくて。“やばい、くぅちゃん忘れてる”と思った瞬間に、歌詞が飛んでしまいました（笑）。

実は今回、言っておきたいことがあるんです！　くぅちゃん、あゆくまを始めてから女性らしくなったんですよ！　アイドルらしくなったというのかな。高校時代は、すごくサバサバしていて、何でも曝け出しちゃうような性格だったんです。逆に、私はそういうことができない性格だったんですけど、くぅちゃんは“そんなことまで!?”って思うくらい自分を曝け出してくれて、“友達ってこうやって打ち解けていくんやな”って思ったんです。それで私もオープンな性格になったんですけど、くぅちゃん、最近は“日頃からアイドルでいなくちゃ”という気持ちが強いのか、昔みたいに曝け出してくれないんです（笑）。この話はいつも2人でしていて、笑い話になっていますけどね（笑）。ただ、今は感情を吐露しない部分があって、キャンドルを見て泣いてしまったりしているみたいなので、たまに心配になることもありますね。くぅちゃんなりのストレス発散法だと思うんですけどね。私たちは、くぅちゃんに甘えっぱなしなので、くぅちゃんも私たちに、もう少し感情を見せてほしいです。私とあゆみはバチバチに見せ合っているので、くぅちゃんも、しっかりしなくちゃって思っているでしょうけど、以前のようにオープンになってくれていいんだよと、この場を借りて伝えたいですね。

【くりかへの“Grateful（感謝）”な言葉】

［あゆみ］
くぅちゃんはあゆくまの軸。やってこられたのは、くぅちゃんがいるから
まっちゃんは早口なんですよ。私とくぅちゃんが話しているのを聞くと“はよしゃべれや！”って思うらしいです（笑）。でも、私は話すのが遅いので、加入したばかりの頃は、特にまっちゃんとなかなか噛み合わなくて、通じ合えていないような気がしていたんです。でも、くぅちゃんが間に入って私の数少ない言動から気持ちを汲んでくれて、“あゆみはこう思っているはず”って、なんだか通訳みたいになってくれて（笑）。まっちゃんだけでなくてスタッフさんにもそんな感じで……スタッフさんも、早口だったりするんですよ（笑）。すごくありがたいなって思っていました。私に寄り添ってくれていた？　そうですね。仕事の時もプライベートでも、そんな風にくぅちゃんは、間に立って私を助けてくれていました。ちなみに、まっちゃんとは、今はしゃべらなくても気持ちが伝わるような関係になっています（笑）。

私は、メンバーの中でスタッフさんから怒られる率が1番高いと思うんですけど、くぅちゃんは怒られたことないんじゃないかな。以前、私とまっちゃんで、海に入ろうとしてめっちゃ怒られたことがあって。愛媛のライブのあと、すっごく暑くて、“このまま海に行こう！”みたいにまきちゃんと盛り上がったんですよ。その時はレーベルの人と一緒にくぅちゃんにも怒られました（笑）。今考えれば当たり前なんですけど、私、その時は“なんで怒るんやろな”って思ってました（笑）。でも、くぅちゃんは当時も冷静で“それはあかんやろ”って言ってました。そんな風にいつもちゃんと私たちを見守ってくれている、くぅちゃんはそんな存在ですね。くぅちゃんは、あゆくまの軸だと思います。あゆくまが、やってこられたのは、くぅちゃんがいるから。感謝しています。

［まき］
この世界に入るきっかけをくれたのは、くぅちゃん。出会いに感謝です
くぅちゃんとは高校１年の時に一緒のクラスになってからのつきあいです。当時から私はアイドルに興味があったんです。でもクラスのみんなは、どちらかというとバカにしているというか、“アイドルになりたいの!?”みたいなことを言う人が多くて。だから、私もアイドルになりたいなんて、周囲には言えなかったんですけど、くぅちゃんは“一緒にライブに行こう”って誘ってくれたんですよ。安室奈美恵さんのライブでした。実は、高校時代はめっちゃ仲がよいってわけでもなくて（笑）。2年になったら別のクラスになってしまったし、でも、修学旅行では一緒に写真を撮ったり、お弁当の時は一緒に食べたり。そんな関係でした。それで、卒業した頃、私、ケータイを親に取り上げられていて（笑）。だから、誰の連絡先もわからなくなっていたんです。たまたま地元のショッピングモールに家族で遊びに行ったら、くぅちゃんも家族で来ていて、偶然に再会したんです。それで改めて連絡を取り合うようになって、そのくらいのタイミングで、安室さんのライブに誘われたんですよ。まずはショッピングモールにも感謝しなくちゃいけないですね（笑）。

ステージに立っている安室さんを観ながら、私やくぅちゃんの姿に置き換えてみたんです。そうしたら“これ、絶対楽しいやん！”って思って。それで思い切ってくぅちゃんに“なあ、やらへん？”って言ったんです。そんなこと、友達に言ったのは初めてだったので、どんな反応されるか不安だったんですけど、“くりかもやりたい”って言ってくれて。それから2人で、オーディションを受けるために何十通も履歴書を書きまくりました。くぅちゃん、実はお父さんに反対されていたんです。でも、それでもやりたいって言ってくれました。この世界に入るきっかけをくれたのは、くぅちゃん。くぅちゃんが“やりたい”って言ってくれなかったら、あゆみとも出会えてなかった。本当に感謝しています。出会いに感謝です。

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【インフォメーション】

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＜ボクらの熊魂2020〜うららかな春のHAPPY ROCK TOUR〜＞
2020年3月28日（土）【大阪】OSAKA MUSE ※中止2020年4月4日（土） 【宮城】仙台MACANA
2020年4月11日（土）【愛知】名古屋JAMMIN'
2020年4月25日（土）【福岡】DRUM SON

＜ボクらの熊魂2020〜うららかな春のHAPPY ROCK TOUR FINAL “6th Anniversary LIVE”〜＞
2020年5月5日（火・祝）【東京】EX THEATER ROPPONGI

■チケット
・大阪・宮城・愛知・福岡公演
￥4,000-（税込）

・東京公演
グッズ付きチケット（1Fスタンディング）：￥12,000(税込) ※SOLD OUT!!
ゴーゴーチケット（1Fスタンディング）：￥5,500-（税込）
スタンド指定席（着席指定）：￥5,500-（税込）※SOLD OUT!!