あゆみくりかまき［インタビュー］3人がステージで紡ぐ至福の物語「よいライブをするんじゃなくて、大切な人に今観てほしいライブをする」あゆみくりかまき特集第1回：メンバー全員インタビューvol.1

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今の最高のパフォーマンスを各地で見せていきつつ、最後の六本木に繋げたい（あゆみ）

――3人でケンカになることはありますか？

くりか：
活動の中ではないかな。

まき：
ケンカしないようにしている部分はあります。自分の中で消化させるというか。仕事以外の部分でのケンカがあったんですよ。ゴミ出し、掃除で揉めるみたいな（笑）。

くりか：
ははは（爆笑）。

まき：
一緒に暮らしているとプライベートな部分がなくなっていく……そういう気持ちが3人の中で芽生えたので、実はまだどこにも話したことないんですけど……今は同じ建物ではあるんですけど、部屋違いで住んでいます。

――今はいい距離感なんですね。

まき：
そうですね。激しく言い争ったりはしないですね。今はケンカというより話し合いですよね。

くりか：
以前は、例えばくりかはこれがいいと思っているのに、2人が違う意見だったら、“いや、絶対これがいいよ”って思ってしまっていたんです。でも、長いこと一緒にやってきて、今は2人のことを心から信頼しているので、“なるほど、そういう考えもあるのか。2人がそう言うんだったら、そっちにしよう”って素直に思えるようになりました。

――本日の撮影で訪れた渋谷WWWには思い入れがあるそうですね。

あゆみ：
私が正式加入して初めてのワンマンがWWWだったんです。

まき：
あの時もガッチガチに緊張していました（笑）。控室に親熊（U.M.E.D.Y.：東京の父のような存在）がいて、どんな言葉をかけようか直前まで悩んでいたらしいんですけど、その一言が今でも心に残っているんですよ。“考えるな、感じろ”って（笑）。それだけ言って背中をパンッって叩いて“行ってこい！”って。そこでスイッチがパァンと入ったのを覚えています。

くりか：
それも英語で言われたんですよ。“Don't Think, Feel”って（笑）。今でも、ライブ前にめっちゃ緊張していたりすると、お互いにこの言葉をかけ合っています。ライブ中に2人を見ていると“あ、今何か考えているな”って感じることがあるんです。でも、やっぱり、その言葉どおり、あまり考えすぎずに、ありのままにライブを楽しめている時の方が、よいパフォーマンスになっているんですよね。

あゆみ：
“考えるな、感じろ”っていう言葉が、ブルース・リーさんの名セリフだっていうことを知らなくて、親熊独自の言葉だと思ったんです。3人ともそう思ってたんですよ（笑）。あとから映画（『燃えよドラゴン』）のセリフだって知りました（笑）。でも、私もすごく考えちゃうこともあるんで……考えてしまう時と、そうじゃない時の差がすごくあるので……。

――“考えるな、感じろ”を実践していきたいと。では、最後に今春のツアー＜ボクらの熊魂2020～うららかな春のHAPPY ROCK TOUR～＞への意気込みを聞かせてください。どなたから？

くりか：
じゃあ、はい！（手を挙げる）　ツアーの初日は地元から始めるんです。前回のツアーでも地元から一番近いところからスタートしました。そのくらい大阪は自分たちにとって大切なところで、だからこそ、初めはここにしたいなって思っていて。でも、いつも気合いが入りすぎちゃうんです。空回りしちゃうこともあって。そうなることはわかっているのに、ずっと直らないんですよね。終わると反省ばっかりになっちゃう（苦笑）。今回こそは、行き急がず自分たちらしく楽しく初日を迎えられたらなと思っています。

あゆみ：
はい！（手を挙げる）　アニバーサリーライブ（5月5日に開催されるEX THEATER ROPPONGI公演）に繋がっていく道でもありますし、あゆみが加入してから6年目になるので、さっき話をした、最初の時の気持ちを思い出しながら臨みたいなって思っています。その気持ちがないと、たぶんダメになるなって思うんですよ。最初の気持ちを忘れずに、今のあゆくまの最高のパフォーマンスを各地で見せていきつつ、最後のEX THEATER ROPPONGIに繋げたいです。

まき：
私自身はある意味覚悟を持って臨みたいツアーなんです。今回はいわゆる主要都市を回る5公演なんですけど、同じライブはしたくないんですよ。もしかしたらセトリは同じかもしれないけど、そこでしか見せられないものを表現したいと思うので、自分自身もっと努力して、しっかり準備してツアーに臨みたいと思っています。例えば、初日の大阪を観た人が“このライブ観ないと後悔するで”って周囲に伝えたくなるような、そんなライブをしたいです。それが広がっていって、最後の六本木はいっぱいのお客さんになればいいですね。今はその気持ちがすべてです。

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【ライブインフォメーション】

＜ボクらの熊魂2020〜うららかな春のHAPPY ROCK TOUR〜＞
2020年3月28日（土）【大阪】OSAKA MUSE
2020年4月4日（土） 【宮城】仙台MACANA
2020年4月11日（土）【愛知】名古屋JAMMIN'
2020年4月25日（土）【福岡】DRUM SON

＜ボクらの熊魂2020〜うららかな春のHAPPY ROCK TOUR FINAL “6th Anniversary LIVE”〜＞
2020年5月5日（火・祝）【東京】EX THEATER ROPPONGI

■チケット
・大阪・宮城・愛知・福岡公演
￥4,000-（税込）

・東京公演
グッズ付きチケット（1Fスタンディング）：￥12,000(税込) ※SOLD OUT!!
ゴーゴーチケット（1Fスタンディング）：￥5,500-（税込）
スタンド指定席（着席指定）：￥5,500-（税込）※SOLD OUT!!