あゆみくりかまき［インタビュー］3人がステージで紡ぐ至福の物語「よいライブをするんじゃなくて、大切な人に今観てほしいライブをする」あゆみくりかまき特集第1回：メンバー全員インタビューvol.1

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自分がアイドルの世界に入って、アイドルのすごさを感じました（あゆみ）

――あゆくまの理想のアイドル像はどんなものなのでしょうか？

まき：
3人の中では私が1番アイドル好きなので、やっぱり可愛い曲も歌いたいんですよ（笑）。フリフリな衣装も着たい。スカートは3枚くらい重ねてフワフワにしたいし、姫カットもやってみたい（笑）。

くりか：
それが理想やな（笑）。

まき：
今は180度違うところにいるので、憧れはあります。でも、理想はそうなんですけど、自分がやりたいのは、あゆくまの“まき”ですね。理想とやりたいことがなぜ違うのかは、自分でもよくわからないんですけど。

――理想と自分のやりたいことは別だと。

まき：
そうですね。

くりか：
くりかは、あゆくまの活動を始める前から、ずっとカッコいいアイドルに憧れていたんです。鈴木愛理さんとか、すごくカッコいいなと思っていて……なんていうか、完璧じゃないですか。裏ではすごく努力しているんでしょうけど舞台に立つ時は完璧、そんなアイドルに憧れるので、そういう存在になりたいんですけど、全然なれてへん（笑）。理想はそういうアイドルなんですけど、くりかは、愛理さんみたいに飛び抜けた部分がないので、だからこそ、理想と自分がやりたいことは別なのかなとも思います。

――鈴木愛理さんという理想像はあるけど、自分の中でのあゆみくりかまきの“くりか”というスタイルは揺るがないわけですね。

くりか：
そうですね。あゆくまにいる自分と、個人的なアイドルの理想像は違う気がします。理想は理想として大切にしつつ、自分の個性を伸ばしていければ……そんな気持ちです。

あゆみ：
もともとアイドルを通ってこなかったので……自分がなるとも思っていなかったし、なりたいという願望もなかったんです。でも、実際、自分がその世界の中に入った時に、アイドルさんのすごさっていうのをすごく感じました。中でも人気のある方たちのアイドルとしてのすごさ……うまく言えないですけど、ホントにすごいなって思うことがたくさんあります。

――“自分がアイドルになってみたら、生半可な世界ではなかったし、周囲のアイドルたちはみんなプライドを持ってやっていた”というような感じですか？

あゆみ：
そうなんです。ただ笑顔を振りまいて、ニコニコ歌っているわけではないんだって、自分が実際にこの世界に入ってすごく感じました。

――そんなアイドルの世界でやっていくために、何か努力していることはありますか？

あゆみ：
アイドルとしてということですか？

――広い意味で、表現者として、ですね。自分を高めるために取り組んでいることはありますか？

あゆみ：
いろいろなものに触れるようにはしています。好きだということもあるんですけど、映画とか漫画とかアニメとか。その中で、いいなと思った言葉とか表現があったら、メモしています。

――そんな風にして得たものが、ライブやレコーディングに反映されているんですね。

あゆみ：
反映されている……と思います（照笑）。