あゆみくりかまき［インタビュー］3人がステージで紡ぐ至福の物語「よいライブをするんじゃなくて、大切な人に今観てほしいライブをする」あゆみくりかまき特集第1回：メンバー全員インタビューvol.1

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改めて音楽の力ってすごいなって思いました（くりか）

――あゆみくりかまきはロック系のフェスにも数多く出演されていますよね。やはり刺激を受けますか？

まき：
くりかまきの時に＜ノイド＞っていうイベントに出たんですけど、それが初めてのロックイベントだったんです。アイドルイベントでかけていたロックの曲を、そこでかけたら盛り上がり方が違い過ぎて“すっごい！”って衝撃を受けました。お客さんが回り出して……。

――“サークル”が出来たんですね。

まき：
そうなんです。すっごく大きな円を作ってくれて。

くりか：
あんなの、なかなかないよね。

まき：
“えぇっ！”って衝撃的でした。それが一番かなあ。

――今や自分たちの曲で“サークル”が出来るわけじゃないですか。

まき：
そうなんです、「未来トレイル」の時に。

――逆の立場になったということですよね？

まき：
うふふふ（照笑）。

くりか：
ああいう経験をしたからこそ、“あ、こういうことも出来るんだ”って勉強になって、今のライブに繋がっているなとは思いますね。くりかまきで＜ROCK IN JAPAN FESTIVAL＞に出た時は、開けたスペースで最初はお客さんがあまりいなかったのに、マキシマム ザ ホルモンさんとか、MAN WITH THE MISSIONさんとかをかけると、いろいろな人が集まってきてくれたんです。それで全員で1つになるような一体感が生まれて。その光景を見た時に、改めて音楽の力ってすごいなって思いました。今度は自分たちの曲でも、あんな風になりたいってすごく思いました。

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――アイドルフェスだったらある意味ホームだと思うんですけど、ロック系のフェスはどちらかといえばアウェイですよね。意識の違いはありますか？

まき：
どちらもホームだと思ったことがないです（笑）。可愛らしい曲を歌っているわけではないし、振り付けもないので、王道のアイドルとは違いますよね。そこは自分たちでも自負していますし（笑）、かといって、ロックイベントに出ると、もちろん自分たちは楽器を弾けないので、アイドルとして見られます。

――どこに行っても“異端児”という感じ？

まき：
そうなんです（笑）。

――では、どこに行ってもフラットな気持ちで、自分たちらしくやろうと？

まき：
アイドルイベントに行ったら、ほかのアイドルには負けたくないと思いますし、“こういうアイドルもいるんだ！　これがあゆくまだぞ！”っていう挑戦する気持ちですね。ロックイベントに出たら、アイドルだって舐められたくないから頑張ろうみたいな。