Peel the Apple［＜マジフェス Vol.2＞ライブレポート］7人が華やかに躍動して生み出した大いなる熱狂 Peel the Apple＜マジカル・パンチライン presents マジフェス Vol.2＞ライブレポート
Pop'n'Roll 編集部
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マジカル・パンチライン主催イベント＜マジカル・パンチライン presents マジフェス Vol.2＞が、9月10日（土）＆11日（日）に代官山UNITにて開催された。今回は、“全国のアイドル業界を盛り上げたい！”をテーマに東京を拠点で活動しているアイドルとご当地アイドルが出演。マジカル・パンチライン以外には、Teamくれれっ娘！、Task have Fun、HelloYouth、Peel the Appleの4組を迎えて実施した。本記事では、9月10日のトリに登場したPeel the Appleのライブレポートをお届けする。
Peel the Apple＜マジカル・パンチライン presents マジフェス Vol.2＞代官山UNIT（2022年9月10日）
取材＆文：竹内伸一
「OVERTURE」が流れ出し、舞台袖から“楽しんでいきましょう！”の声が聴こえると、メンバーが舞台に登場。中央で円陣を作り、7人が一斉に片手を天に掲げて、「なんてこった！」へとなだれ込んでいった。
ポップなサウンドに乗ってはつらつと踊り、楽しそうな表情で歌う。時折、コミカルな仕草も織り交ぜるパフォーマンスは、実にアイドルらしいもの。山崎玲奈のソロダンスパートでは、観客がクラップで盛り上げた。「Happyyyy Pop！」「ハピバ！」とポップなナンバーを続けて、小気味よくキュートにパフォーマンス。随所で“一緒にクラップ！”と煽りを入れると、観客がそれに応えて手拍子が巻き起こる。会場のテンションもどんどんと上がっていった。
重低音が効いたダンスチューン「勇敢JUMP!」では、これまでとは趣を変えてクールな表情と、緩急をつけた動きで魅了。かと思うと、サビでは再びキュートに振る舞う。黒嵜菜々子と浅原凛のラップもばっちり決まり、見事なコントラストを描き出していった。
MCで自己紹介を済ますと、話題は、先日、ARスポーツ＜HADO＞のイベントでマジカル・パンチラインと共演した話に。“楽しかった！”“みんなスタイルがよくてびっくり！”などと振り返り、さらにマジパンが「EVRDAY!」をカバーしたことにも触れ、“やっぱりみんなスタイルがよいから、超綺麗だった！”“ダンスもキレキレ！”と絶賛。“私たち、ヤバいよ！”“頑張らないと！”とオチをつけて会場を和ませた。
後半は「ブンブンブブブンサマーチューン！」でスタート。アップテンポなサウンドに合わせて、まさに“ブンブン”とタオルを振り回す。《まわせ、まわせ》の歌詞に煽られるように、会場でもタオルが乱舞。途中のコール＆レスポンスのパートでは、7人の“ブンブンブブブン”というコールに、タオルを振り回して応えた。
「リンゴの皮をむくな！〜Don't Peel the Apple〜」で見せた佐野心音の“ついてこーい！”の大絶叫からライブはさらに加速。7人の動きが激しさを増していく。4つ打ちのキックが鼓舞する「Va !Vamos!」で力強いパフォーマンスを届けると、「アオハルスケッチ」では7人がソロのダンスも披露して会場を魅了していく。
ラストは「夏、恋はじめます」。爽やかなサマーチューンを、手拍子に乗って飛び切りキュートにアクト。7人はめまぐるしくフォーメーションを変え、これまで以上に見応えのあるステージングを生み出して、この日のライブを締めくくった。
MCで、対バン形式のライブで40分のパフォーマンスをするのは初めてだという話が出ていたが、可愛らしく楽し気なステージで終始会場を盛り上げ、初日のトリという大役を見事に務め上げた。ブレることなく、しっかりと自分たちの魅力を発揮した40分だった。