【インタビュー】アップアップガールズ（2）、新体制が放つ力強き宣言「9人になって加速中だよ！ってことを証明したい」 アップアップガールズ（2）インタビュー

取材・文：伊藤大輔
撮影：曽我美芽

新メンバーは真面目なところとぶっ飛んでるところのギャップがある

――まずは新メンバーの自己紹介をお願いします。

新倉愛海：
神奈川県出身15歳、“あみた”こと新倉愛海です。好きなものはチョコミントです。

――それで、衣装の色がチョコミントカラーなんですか？

新倉愛海：
いや、偶然です。でも、運命を感じてます。かあちゃんが、チョコミントをモチーフにした熊の人形をよく作ってくれたんですけど、それを持ち歩いています。

島崎友莉亜：
神奈川県出身、高校1年生“しまちゃん”こと島崎友莉亜です。身長145cmと小さいのですが、こう見えても高校生です（笑）。ギターの弾き語りが得意です。よろしくお願いします。

森永新菜：
東京都出身の高校2年生、森永新菜と申します。“にいな”って呼ばれております。私はメンバー紹介のラップを作っていて、あと韓国語がしゃべれるのが特技です。

――3月23日にはマイナビ赤坂BLITZで新体制での初ライブもありましたね。既存のメンバーさんたちは新メンバーのみなさんに、どんな印象を持ちましたか？

高萩千夏：
みんなオーディションの時から、ステージに立つことに対して肝が据わっていて、それで心強いなって感じました。はじめて9人でやったライブのリハーサルでも、曲もダンスも覚えるのが早かったし、こっちも安心して、楽しくライブのパフォーマンスできました。

――新旧メンバーの初顔合わせのリハーサルは緊張しましたか？

高萩千夏：
新メンバーの3人はみんなお利口さんだし、言葉遣いも丁寧だから、余計にガチガチな印象でした。でも、BLITZのライブを通してお互いの距離が縮まったので、この3人をもっと掘っていきたいなと思ってます。

――新メンバーさんは緊張しましたか？

島崎友莉亜：
はい。毎回とっても緊張しました。でも、最近は少しずつ自分を出せるようになってきたというか……。

吉川茉優：
しまちゃんはめっちゃまじめなんですよね。これからは2期のわちゃわちゃ感にもっと混ぜていきたいなって思っています。

高萩千夏：
ついてこれるかな？

新メンバー一同：
（笑）。

橋村理子：
3人とも真面目なところと、天然というかぶっ飛んでるところのギャップがあるなって私は思います。去年加入したほーちゃん（佐々木ほのか）は最初からぶっ飛んでたし、ちーこ（中川千尋）は真面目って、最初からキャラがわかりやすかったんですよ。でも、新メンバーの3人は未知なところが多くて、ようやくわかってきたかなって。

鍛治島彩：
私もオーディションを経て、アイドル経験もない状態からやらせてもらっていることもあり、3人と自分をよく比べて見てしまうんですよね。この子たちは最初の頃の自分にはできなかったことが、よくできているなって思うことがあります。歌もダンスもそうですが、何よりもステージに立ってハキハキとしゃべることが自分は本当にできなかったので、これはうかうかしていられないなと。

佐々木ほのか：
私、敬語とかは使うんですけど、あまり年齢差を意識していなくて。でも、新人のみんなはすごく礼儀正しくて。私、なんて（名前を）呼ばれるのかなって思ってて、佐々木さんか、ほのかさんか、ほーちゃん……そしたら“ほーちゃんさん”って言うからビックリしちゃって（笑）。それで新メンバーはなんか宙に浮いてる気がして。

橋村理子：
あなたが浮いてるんだと思う……。

佐々木ほのか：
え？　新メンバーはなんか、地球外生物っぽいなって。

高萩千夏：
それは“ほのか”がでしょ。ウチらは地球の人だから。

佐々木ほのか：
あれ（笑）。でも、あの、（新メンバーは）個性がすごくて。あみたちゃんはおっとりした天然ちゃん、しまちゃんは真面目で一緒にいて安心感があって、手をつないだ時でもギュって握ってくれるんです。にいなちゃんはイジられキャラで、かじい（鍛治島彩）と同じにおいがしますね。

鍛治島彩：
え、どうして私なのよー。そんなことないよ（笑）。

中川千尋：
これまでは私とほーちゃんが中学生で、あとのメンバーは大人組だったんですが、この3人が入ってくれたおかげで、その間を埋められたのが嬉しかったですね。私から見ても（新メンバーは）年齢が近いし、これからもっと距離を縮めたいです。