南みゆか（O₂）［インタビュー］アイドル人生の扉を開いたOS☆Kオーディションを振り返る「マネージャーさんに“あなただけは違った。自信に満ち溢れているように見えた”って言われました」南みゆか（O₂）パーソナルインタビュー3

編集協力：竹内伸一
撮影：河邉有実莉
ヘアメイク：清水深優
スタイリング：馳尾潤子（Jstyles）
衣装協力：WEGO

お兄ちゃんはゴリゴリのアイドルヲタクなんで、アイドルを目指すことをすごく応援してくれました

――南さんは、小学生の頃からアイドルが大好きで、自分もアイドルになりたいと思うようになったわけですが、その夢に近づくために、何か取り組んだことがありましたか？

南：
何もやっていなかったし、誰にも言ってなかったんです。“アイドルになりたい”って言ったら、“何、この子!?”みたいに思われそうで。先生に言っても、理解してもらえそうもないし。小3の頃に、将来の夢を、全校に配られる新聞みたいなのに書くことになったんですよ。“アイドルになりたい”なんて書けないと思って、“保育園の先生になりたい”って嘘を書きました（笑）。

――アイドルへの想いはずっと内に秘めていたんですね。その扉を開いたのは、どんなきっかけだったんですか？

南：
中3の終わりにオーディションを受けたんですけど、その前……中2の時かな、お兄ちゃんに話したんですよ。お兄ちゃんはゴリゴリのアイドルヲタクなんで、すごく応援してくれて。“オーディションを受けるだけ受けてみれば？　頑張れ！”みたいに言ってくれて。でも、お父さんとお母さんは“受けてもいいけど絶対に落ちるよ。恥かくだけだよ”って。反対はされなかったんですけど、受かるとは思われていなくて。でも、やってみたいっていう気持ちはあったし、お兄ちゃんもいろいろ調べてくれて。

――お兄さんがかなり協力的だったんですね。

南：
お兄ちゃんの応援もあって、中3の終わりくらいにOS☆Kのオーディションを受けて、受かりました。

――オーディションを見つけてきたのは、お兄さんなんですか？

南：
それは自分で。OS☆Uは大須のアイドルじゃないですか。OS☆Kはその妹グループっていう感じで募集していたんです。大須には週末に家族で遊びに行っていたんで、OS☆Uの名前は知っていたし……大須に行くとチラシがいっぱい貼ってありますし。路上ライブとかをやっていて、それを観たこともあったんですよ。

――よく大須まで遊びに行っていたんですか？

南：
毎週末っていう感じでした。津からだと、大須っておでかけにはちょうどいい距離なんです。家族みんなで車で行ってましたね。

――ほかのオーディションも受けました？

南：
このオーディションだけです。

――南さんはOS☆Kの1期生ですよね。

南：
1期生です。今は3期生も所属しています。

――では、オーディションを受けた段階では、OS☆Uの妹分という認識があったくらいで、どういうグループになるのか、わからなかったんですね。

南：
そうですね。

――合格する自信はありました？

南：
けっこうあったんですよ（笑）。

――そうだったんですね（笑）。自信があることは、オーディションでは大事だと思います。

南：
大事ですよね！　いけるだろうと思って受けました（笑）。