原田珠々華の曲作り「次はナイフみたいな曲を書いてみたい」原田珠々華×寺嶋由芙　恋はサメ上がりのように #4

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寺嶋：
アイルネちゃんの時は出来上がっている曲を解釈して歌っていたけど、今は歌詞も曲も自分でイチから作らないといけないから、そこへの想像力とかインプットする作業が大変なんじゃないかなと思うんですけど。

原田：
大変ですね。作詞はいつかみんなに歌ってもらえたらいいなって考えてアイドルネッサンスの時から少しずつやってみていたので得意なんですけど、そこに曲をつけるのが思っていた以上に大変で。

寺嶋：
先に歌詞を書くんですか？

原田：
そうです。歩いていて、頭にたまたま浮かんできたメロディを携帯で録音して家で作ったりとかして、なんとか今のところは5曲できました。

寺嶋：
作業ペースとしては、5曲を作るのにどれぐらいかかったんですか？

原田：
2、3ヵ月ぐらいはやっぱりかかって。もうちょっと早く終わるかなと自分では思っていたんですけど、意外と浮かんでこないものなんだなって。

寺嶋：
歌詞はそこまでかからずに書けるタイプですか？

原田：
そうですね。もともと小説とかを書いていたり作文が好きだったりしたから、そういうのは得意なんですけど、ありきたりの文になっちゃって。だから“エッセイとかを読んでちょっと比喩の表現を入れてみて”みたいなことをスタッフさんからも言われて、まだまだだなって思います。

寺嶋：
意識しているのかはわからないけど、歌詞に“前髪が”とか書いてあると、私は“はっ！”みたいな気持ちにもなってしまうんですが、それは意識して書いているんですか？

原田：
そうですね。わざとだったりもしたりします。歌詞を考える上でアイドルネッサンスがカバーしていた曲とか、小出（祐介）さんが作ってくださったオリジナル曲へのアンサーだったり、主人公がその後どうなったとか、女の子の立場だったものを男の子の立場にして書いたりするとまた違ったことができたりするので、そうやって書いた曲には“前髪”っていうのが出てきたりするし、つながっている感じがあればいいいなって思います。

寺嶋：
うん、うん。私もそれを感じていたんですよ。多分当時からのヲタクはそこに懐かしさがあるだろうし、そこから踏み出したんだなっていうのも感じられるから、すごく嬉しいポイントだと思うし、さすがだーと思いながらいつも聴いてます。

原田：
ありがとうございます。

寺嶋：
歌詞はどんな時に書くんですか？

原田：
大体へこんでいる時。“へこんでいる時って心の奥底でグツグツしていることが言葉になって意外と出てきたりするので、落ち込んだ時には歌詞を書いた方がいいよ”ってスタッフさんに言われたので、そういう時に歌詞を書くようにしていて。あとは恋愛映画とかを観てすごく恋をしたくなった時に書いたりします。

寺嶋：
その恋愛映画からできた曲を聴いて、ヲタクはまたすずちゃんに恋をするわけですね。いい循環です。素晴らしい。

原田：
きゃははは。

寺嶋：
今後書いてみたいと思っているテーマとかはありますか？

原田：
なんか突き刺すようなの。今は恋とかさわやか系みたいなものが多いので、次はナイフみたいな曲を書いてみたいなって思っています。

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撮影協力：しながわ水族館
東京都品川区勝島3-2-1

原田珠々華1stワンマンライブ概要

＜原田珠々華ワンマンライブ〜BAND SET〜「ハジマリのオト」＞
日時：2018年12月13日（木）　開場18:15/開演19:00
会場：東京・渋谷 WWW
チケット：¥4,800（税込）別途ドリンク代

＜原田珠々華ワンマンライブ〜Acoustic Set〜「title」＞
日時：2018年12月23日（日）　開場16:15/開演17:00
会場：東京・下北沢 GARDEN
チケット：¥3,800（税込）別途ドリンク代

チケット販売スケジュール
○オフィシャル先行　2Days セット券（特典付き）受付　¥8,000（税込）別途ドリンク代
受付期間：2018 年9月7日（金）23:59〜9月17日（月）23:59
※特典内容は未定

○オフィシャル先行　単日券受付
受付期間：2018年9月21日（金）23:59〜9月30日（日）23:59

○プレイガイド先行
10月1日（月）以降受け付け開始

○一般発売
10月20日（土）〜

主催・企画・制作　タワーレコード株式会社
協力・問合せ　オデッセー 03-5444-6966（平日 11:00〜18:00）