タイトル未定[インタビュー]デビュー間もない“何者でもない”4人が進むアイドル道「4人で最強になりたいんです」

タイトル未定[インタビュー]デビュー間もない“何者でもない”4人が進むアイドル道「4人で最強になりたいんです」 タイトル未定 インタビュー

Pop'n'Roll 編集部

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2020.07.10
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タイトル未定が、5月16日に<タイトル未定ネットデビューライブ>にてステージデビューを果たしたのは記憶に新しい。タイトル未定というグループ名には、20歳前後の将来に対する、何者かにならなくてはいけないという葛藤、また、何者にでもなれるという希望が込められている。

6月21日にも同様に無観客配信ライブを行なった彼女たちは、ついに7月18日に観客を迎えたデビューライブ<薄明光線>を開催する。今回、そんなタイトル未定にインタビューを実施。結成からまだ日が浅い4人に自身のパーソナリティや2回の配信ライブで得たこと、グループの魅力についてじっくり語ってもらった。

“何者かになろうとしなくていい。 何者でもない今を大切に。”がコンセプト(阿部葉菜)

――4月にTwitterで結成発表があり、5月のネットデビューライブで本格的に動き出したタイトル未定ですが、まずグループの紹介をお願いいたします。

阿部葉菜:
“何者かになろうとしなくていい。 何者でもない今を大切に。”がコンセプトで、タイトル未定というグループ名で活動しています。

――阿部さんはライブでもMCを担当することが多いのですが、グループのまとめ役的な存在なのでしょうか?

阿部葉菜:
そうですね。挨拶とかなにかの出だしとかではしゃべっています。

七瀬のぞみ:
そう、まとめてくださっている(笑)。

――北海道のグループということで関東から移住したメンバーもいますが、それぞれどのような経緯で加入したのでしょうか?

冨樫優花:
私はアルバイトの面接に行ったら、そこにプロデューサーの松井さんがお手伝いでいて。結局、そのお店でアルバイトをするのはやめたんですが、そうしたらそのあとグループの話をいただいて。

――アイドル活動は前からやってみたかった?

冨樫優花:
もともと芸能界を目指していたから、ぜひって感じでした。演技をやりたいとか歌がやりたいとか、いろいろ想いはあったんですけど、1番はアイドルがやりたかったので。

阿部葉菜:
私は前に入っていたグループの時から松井さんとは知り合いだったんです。それで“今度、新しいグループを作るんだけど”って声を掛けていただいたので、埼玉から引っ越してきて入りました。

――北海道に行くことに迷いはなかったのでしょうか?

阿部葉菜:
以前から松井さんのセンスはすごいなと思っていたんですけど、話をいただいた時に仮歌の「いつか」が1曲あったんですよ。それを聴いて北海道に行こうって決めました。

七瀬のぞみ:
私は街中で声を掛けてもらったんですけど、大学に進学した年だったから、当初は嬉しいお話だけど学業との両立が厳しくてできいかなと考えていたんです。でも、詳しく話を聞いたらやりたくなって、学業も調整してくださるということだし、頑張れば両立できるんじゃないかなと思ったから、今活動しています。もともとアイドルは、ファンとして観るのが好きだったんです。憧れはあったけど自分でやってみたいという気持ちはあんまり持っていなくて。

――それがスカウトされたことで変わった?

七瀬のぞみ:
こんな私にできるのかなとは思ったけど、可能性を感じてくれたことが嬉しかったんです。

見上佳奈:
松井さんとは共通の知人を通じて知り合って、その人からはアイドルを作るために北海道に引っ越して来た人だと聞いていたんですよ。その時私は別のグループで活動していたけど辞めることが決まっていて。そこの事務所は辞めるけど、もう1度活動をしたいと思っていたから松井さんと話をして自分からもいろいろ聞いて、新しいグループをやりたいと言いました。それが2年前ぐらいです。

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