虹のコンキスタドール[YouTube人気曲ランキング]再生回数が1番多い曲は?

虹のコンキスタドール[YouTube人気曲ランキング]再生回数が1番多い曲は?

笠原 瑛里

Pop'n'Roll Editor(編集者)

2020.06.28
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2014年に活動を開始し、2017年にキングレコードよりメジャーデビューを果たしたアイドルグループ、虹のコンキスタドール。自称アイドル界一の夏曲の多さを誇る彼女たちは、つい最近(2020年6月10日)最新夏曲「サマーとはキミと私なりっ!!」のMVを公開。6月17日には新アルバム『レインボウグラビティ』をリリースし、大きな話題となっています。そんな虹のコンキスタドールの楽曲の中で、最も多く聴かれている曲は何でしょうか?

この記事では、虹のコンキスタドールのYouTube再生回数のトップ10を発表していきます!(2020年6月28日現在)

10位「パラドキシカル・コンプレックス」(2016年12月リリース)
38万回再生

2ndアルバム『レインボウエクリプス』収録の、女の子が女の子に恋をするストーリーを描いた楽曲。同性への片思いに悩む複雑な心情に触れながらも、“好き”という気持ちをめいっぱい楽しむ瑞々しさの方が伝わってくるナンバーです。またMVの終盤で出てくる虹も印象的(3:34〜)。もちろん虹コンのシンボルという意味合いはあるとは思いますが、リリック的にLGBTQ+の象徴であるレインボー・フラッグを表しているようにも見えなくはありません(レインボー・フラッグは正式には6色ですが)。“いろいろな形の恋があったっていいじゃん!“というメッセージを明るい歌に乗せて届ける、前向きで元気の出る1曲。……ちなみに“「『愛に国境も歳も性別もカンケーない!』/ってなんかの歌で言ってたし!」”というフレーズが曲中に出てきますが、その“なんかの歌”と思われる楽曲は本記事にも登場します! ぜひ探してみてください♪

9位「LOVE麺 恋味 やわめ」(2016年12月リリース)
48万回再生

洗練されたカッティングギターの音色や、絶妙なトメ・ハネで魅せるベースライン、色気のある歌声、見事な韻踏みなどが効いたシティポップ/AORナンバー。サビ以外の部分がしゃべっているように歌われているのも特徴で、歌詞がリアルなカップルの会話のように聞こえてドキドキします。特に最後の“ねえ聞いていい 私とラーメンどっちがおいしい?”は殺し文句中の殺し文句! このフレーズを聴いたら、どんなリスナーの胸も高鳴らずにはいられないはず。なお、同曲は前代未聞の“聴けるラーメン(カップラーメンシングル)”としてリリースされました。

8位「✝ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド✝」(2017年4月リリース)
49万回再生

虹コン自身が主演を務めた映画『聖ゾンビ女学院』の主題歌であり、メジャーデビューDVDシングル曲である「✝ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド✝」が6位に登場! この曲の1番の聴きどころは、なんと言ってもメンバーのボーカル表現の豊かさでしょう。がなり声や巻き舌混じりで食べ物の名前を羅列していくBメロ、不意に来るスイートボイスでの“てへぺろぺろぺろ うそぴょんだぴょん”というフレーズ、そしてすさまじい声量と空気を切り裂くような鋭さでの“ウィ・アー・ザ・ワールド!”のシャウト。ストレートでポップな楽曲ではなく、ある時は飛びっきり可愛く、またある時はそのキュートさを捨ててまで、多彩なボーカルセンスを見せつける作品でメジャーデビューを飾ったあたりに、虹コンの“ただ者ではない感”がうかがえます。彼女たちのポテンシャルが全開となった、素晴らしき“はじめの一歩”です。

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