ベビレの「必ず夜明けが来ることを信じて」と夏焼雅のBuono!時間が見せた希望
冬将軍
音楽ものかき
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ライブはみんなで作り上げるものということを教えてくれている
コロナ禍の今、「必ず夜明けが来ることを信じて」と投稿されたベイビーレイズJAPANのツイートとともにアップされたライブ動画がアイドルファンの心を動かし、元気づけている。
2018年9月24日、富士山の麓で行われたラストライブ<ベイビーレイズJAPAN LAST LIVE「全虎が啼いた!伝説の最高雷舞(クライマックス)」>からのライブ映像、「夜明けBrand New Days」だ。
【LIVE】夜明けBrand New Days/ベイビーレイズJAPAN(2018/09/24)Last Live Blu-ray: THE LAST SCENEより
ベイビーレイズJAPANは、今や1つのスタイルとして確立されている“アイドルとバンド”という図式において、お互いのポテンシャルと暑苦しいほどの熱量をこれでもかというほど高らかに突き上げながら、アイドルのバンドセットライブにおける金字塔を打ち立てた。音源よりもライブで観たい聴きたい、というライブアイドルとしての強靭さである。それを象徴する楽曲が「夜明けBrand New Days」だ。同曲はシングルのカップリング曲でありながら、ライブでファンとともに育っていき、ベビレのアンセムというべきものとなった。今回アップされたライブ動画はその証であり、ベビレ史上最高の「夜明けBrand New Days」であることは映像を観ればわかるだろう。
「これを超える“家虎”をまだ俺は知らない」「世界一の“家虎”でしょ」といったコメントやTwitterでのファンの投稿に多くの賛同が得られているように、落ちサビからラストサビに入る時の“家虎=イエッタイガー”のコールによる一体感は鳥肌モノだ(動画時間3:30〜)。“家虎”といえば、一部界隈での否定的な意見も話題となった。いろいろな考えはあるとは思うが、少なくともこの動画を観れば心動かされるものがあるはず。楽曲に寄り添いながら演者と観客が一体となるライブの醍醐味、ライブはみんなで作り上げるものなのだ、ということをベイビーレイズJAPANは教えてくれている。
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