SKE48[ライブレポート]真夏のサマステ音楽LIVE最終日に全チーム総出演!
佐藤 仁
エンタメライター
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SKE48のS、KⅡ、Eの全チームが、2019年8月18日に<SUMMER STATION 音楽LIVE>の千秋楽に出演した。
SKE48<SUMMER STATION 音楽LIVE>|六本木ヒルズ SUMMER STATION LIVEアリーナ(2019年8月18日)
2019年7月24日に発売した25thシングル「FRUSTRATION」は、8月5日付オリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得。そして、8月14日付週間USEN HIT J-POPランキングでも1位、8月14日付週間USEN HIT J-POP/洋楽ランキングではビリー・アイリッシュに次ぐ2位を取るなど、勢いのあるSKE48。
このチームE19名のメンバーで立つことができるステージは、今日が最後かもしれないですね
晴天の中、13:00からチームEがトップバッターとして、ライブをスタート。
“チームEが2016年にこのイベントに最初に出演し、昨年、今年と3チームで出演させていただいていることは、ここに来てくださっているファンのみなさまのおかげです”とSKE48キャプテンで、劇場支配人にも就任した斉藤真木子が感謝の気持ちを述べた。
そして、今年5月から休業していた菅原茉椰がこの日のステージから復帰となったことを紹介すると、会場からは大きな“茉椰”コール。菅原は“ただいまー!”と大きな声で応え、“戻ってきたからにはちゃんと活動していきます”と挨拶。
「無意識の色」では、チームEの中で今年1番劇場公演に出演した回数が多い功績により倉島杏実、「前のめり」では9月末に卒業することを発表している後藤楽々がセンターを務めた。
須田亜香里が“このチームE19名のメンバーで立つことができるステージは今日が最後かもしれないですね”と話し後藤に呼びかけると、後藤は涙ぐみながら“チームEが大好きで、みんなで円陣できるのもあと少しと思うとさびしいけれど、1回1回を大切に感謝の気持ちを持って毎日を大切にしようと思います”と話し、「To be continued.」を披露。チームE公演を締めくった。
チームKⅡも怒涛のパフォーマンスで駆け抜けるステージ
15:30からはチームKⅡ公演がスタート。「会いたかった」から「回遊魚のキャパシティ」まで6曲を続けてパフォーマンスし、大場美奈が“ここからもさらに盛り上がっていきますので、楽しみにしてください!”と熱いライブを宣言。
途中、竹内彩姫がブレスレットを客席に飛ばしてしまったり、「ウィニングボール」の曲中、客席にボールを打つはずだった惣田紗莉渚が空振りしてしまったりというハプニングが発生。
惣田は“あまりに慌ててしまって記憶がない”と笑わせたが、ボールは無事客席に放たれてファンの手中に収まっていた。“ここからは夏にピッタリの曲をメドレーで”と「ポニーテールとシュシュ」から「意外にマンゴー」まで4曲続けて披露。短いMCを挟み、「DADAマシンガン」、激しいダンスの新曲「FRUSTRATION」を投下し、暑さと熱気に抗いながら、怒涛のパフォーマンスで駆け抜けるステージとなった。
サマステのトリ、本当にありがとう!
18:00からはチームS公演がスタート。チームS全15名に研究生から青海ひなのがサポートで参加。昨年は休業中で出演できなかった松井珠理奈は“私がお休みしている間、SKE48のメンバーが頑張ってくれたからこそ、今年こうして出させてもらえて、しかもサマステ(ミュージックLIVE)のトリを飾らせていただけるのもメンバーと応援してくださるみなさんのおかげです。本当にありがとう!”と感謝の気持ちを伝えた。
続けて“メンバー1人ひとりをもっと知ってもらいたい”と、名古屋での劇場公演のようにユニットで5曲をパフォーマンス後、「チームS推し」を披露。さらに松井より“SKE48として最初に『ミュージックステーション』に出演した曲で、また出演させていただければという思いを込めて”と「片思いFinally」をパフォーマンス。
締めの挨拶を終えた後に会場からは9月末に卒業予定の北川綾巴に向けて大きな“綾巴”コールが発生。北川からの“大好きなチームSとこんな大きなステージに立てたことがすごく幸せですし、来年みんながこのステージにまた立っているのを私はすごく楽しみにしているので、みんな頑張るんだぞー”という言葉に、副リーダーの松本慈子が涙ながらに“これまでのチームSを越えられるよう頑張りますので、これからも力を貸してください”と客席に向かって決意を表明。満員の会場からは温かい拍手が起こった。3チームそれぞれ特色あるライブを披露した夏の熱い1日となった。