UtaGe![ライブレポート]野外ステージで作り上げた熱狂の宴「最高の夏になりました」
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UtaGe!が、9月25日(水)に代々木公園野外ステージ にて4thワンマンライブ<宴と最高の夏!>を開催した。
この日は、9月28日をもって卒業を発表している水瀬さちにとっては最後のワンマンライブということで、7人の集大成が詰まったステージとなった。
本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
UtaGe! 4thワンマンライブ<宴と最高の夏!>代々木公園野外ステージ(2024年9月25日)
取材&文:川崎龍也
撮影:真島洸
開演時間を迎えるが、この日はあいにくの雨模様。ライブの開幕を告げるSEの「宴」が流れると、茜音ぱぴこの煽りで会場は早くもヒートアップ。初っ端から肌寒くなってきた会場を一瞬にして熱気に変えるキラーチューン「ピリラブリューション」を投下。
茜音の“全員でいっぱい動いていこうぜ〜!”の掛け声を合図に、悩んでいる人に寄り添うポジティブなナンバー「ポジティブファイター」で会場を温かい空気に包み込む。悪天候にも関わらず、雨に濡れながらフロアを動き回るファンの姿はメンバーの背中を押してくれたはずだ。
「カラフルパラレル」ではメンバーとファンがお互いに手を掲げたり、肩を組んだりと、熱い想いを共有する。そのまま流れるように「カラフルバケーション」「BangQuet!」「踊れ!ハバナっ!!」というアッパーチューンを立て続けに披露し、UtaGe!らしいキラキラなパフォーマンスで魅了した。
羽賀うるなが雨の中集まってくれたファンに感謝を告げたのちに“みんなにとって夏の締めくくりになるようなライブがしたい”と意気込みを語る。新曲「うたげのじゅもん!」ではEDMサウンドに乗せて弾けるような笑顔を見せると、ファンはサークルでメンバーのパフォーマンスに応えた。「さよならトワイライト」では、落ちサビの茜音のアカペラで会場の雰囲気をガラッと変える。しばらくアップテンポな楽曲が続いていたが、「夢鯨」「アオイハル」とじっくりと聴かせるミディアムナンバーを披露し、UtaGe!の多彩な表現力を見せていく。
MCでは茜音が“今年の夏は苦しいこともたくさんあったんですけど、乗り越えてこれたのはメンバーとファンのおかげだと思っています。私にとって最高の夏になりました”とファンに想いを告げる。UtaGe!のアイデンティティでもある激しいライブスタイルへの覚悟を宣言した。アコースティックギターに乗せて、メンバーの想いが歌われる「Secret track.」を経て、宴のような盛り上がりを生む「PARTY HIGH!!」、夏曲3部作の第3弾としてリリースされた「アトノマツリ」で力強い歌声を届ける。息の合ったフォーメーションダンスに合わせて、ファンもジャンプやリフトで応え、会場に熱いエネルギーを生んでいた。
まだまだUtaGe!の勢いは止まらない。“可愛い”と“カッコいい”が同居した新たなUtaGe!のキラーチューン「さわげ!うたげーしょん!」を投入し、駆けつけたファンを煽っていく。本編最後に披露されたのは攻撃的なリリックが印象的な「ハチャメチャUtaGe!ビ→ト」。メンバーとファンの気持ちが一体となったパフォーマンスは、UtaGe!の未来が明るいものであることを確信に変えた。
アンコールは茜音の“2024年夏ラスト、駆け抜けていくぞー!”を合図に、フレッシュな笑顔と夏らしいサウンドの「サンサン・サマー」からスタート。この日が初披露となる「夏が終われば」を披露すると、ラストは東名阪ツアーで初披露された「True Song」を高らかに歌い上げ、歌詞にもある“僕らの時代だ”という宣言を代々木公園野外ステージに響かせた。
最後にUtaGe!から『ハチャメチャUtaGe!ラジオ』(interfm)の放送と、2025年1月27日(月)に主催サーキットライブ&2月15日(土)に5thワンマンライブの開催、9月26日(金)に新メンバーお披露目という4つのニュースを発表。新体制となるUtaGe!はこれからもファンとともに宴を上げていく。