マジカル・パンチライン 沖口優奈「沖Pの教えてプロデューサー」第5回:FRUITS ZIPPERプロデューサー木村ミサ(前編)「全体的に“みんなのこと見てるよ”ってことが伝わるようにできたら」

マジカル・パンチライン 沖口優奈「沖Pの教えてプロデューサー」第5回:FRUITS ZIPPERプロデューサー木村ミサ(前編)「全体的に“みんなのこと見てるよ”ってことが伝わるようにできたら」 マジカル・パンチライン 沖口優奈「沖Pの教えてプロデューサー」第5回:FRUITS ZIPPERプロデューサー木村ミサ(前編)

沖口 優奈(マジカル・パンチライン)

Pop'n'Roll Chief Discovery Officer

2022.10.04
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マジカル・パンチラインのリーダー兼プロデューサーを務める沖口優奈が、さまざまなプロデューサーに話を聞きながら自身のプロデュース力の向上を目指す本企画。第5回目のお相手は、FRUITS ZIPPERのプロデュースを手掛けるモデルの木村ミサ。

FRUITS ZIPPERは、ASOBISYSTEMが始動したアイドル文化を世界に向けて発信する新プロジェクト『KAWAII LAB.』より誕生した新アイドルグループ。2022年4月のお披露目ライブ以降、“原宿から世界へ”をコンセプトに精力的な活動を展開している。

前後編の2回にわたってお送りする「沖Pの教えてプロデューサー」前編は、元むすびズムのリーダーで、大のアイドル好きを公言している木村がFRUITS ZIPPERのプロデューサーになったいきさつをはじめ、グループ結成の過程やプロデュース業務内容について、沖口が話を訊いた。

編集協力:村田誠二

どうせやるんだったら、ASOBISYSTEMがアイドルをやってるんだってことをちゃんと提示したい

沖口優奈:
実は今回、お話を伺いたいプロデューサーリストの1番最初に、木村さんの名前を挙げさせていただいてて。

木村ミサ:
え、ホントですか?(笑) <@JAM>の橋元(恵一)さんとの対談も拝見しましたけど、今日、私で本当に大丈夫かなと思って、むっちゃヒヤヒヤしながら来たんですけど(笑)。

沖口:
いやいや、昨日ずっとワクワクしながら質問考えてましたから。でも、今までで1番緊張する(笑)。

木村:
え、ウソ~! 期待を裏切ってしまわないか不安~! 何聞かれるかわからなかったので、何も用意してないんですけど。でも、ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。

沖口:
よろしくお願いします! 木村さんは今現在、FRUITS ZIPPERさんのプロデューサーをされていますけれども、そもそもASOBISYSTEMさんのプロジェクト『KAWAII LAB.』の総合プロデューサーもなさっているんですよね?

木村:
そうですね。私はもともと、ASOBISYSTEMという事務所でむすびズムというアイドルグループで活動していて、そのあともASOBISYSTEMではモデル活動をしていたんですけど、その時から中から見てても外から見てても、なかなか“ASOBISYSTEM=アイドル”って結びつかないなって思ってたんです。で、ある時、社長から“アイドルをプロデュースしないか?”ってお話をいただいて、どうせやるんだったら、ASOBISYSTEMがアイドルをやってるんだってことをちゃんと提示したいなって。例えば、“アップフロントさん=ハロプロさん”みたいなものを作った方がわかりやすいんじゃないかなって思って、まずは『KAWAII LAB.』を作って、まずIDOLATERとFRUITS ZIPPERを第1弾グループということで手掛けました。

沖口:
ASOBISYSTEMさんなりのアイドル部門を立ち上げたというイメージなんですか?

木村:
そうですね。そんな大きいことなのかわからないですけど(笑)、“アイドル部署”みたいな感じです。

沖口:
最初に社長さんから“アイドルをプロデュースしてみないか?”って言われた時はどう思いましたか? “やります!”って感じだったんですか?

木村:
私がアイドルを辞めた5~6年前にも1度そういう話をいただいて。でも、当時のアイドル業界とか事務所の体制とか、いろんなことが自分の中でしっくりきていなかったので、やるとしても自信がないというか……やるからには本気でやりたいけど、本気でやれるような状況が整わないとイヤだなと思って、“ちょっと……ん~”みたいに濁したり、最終的にはお断りしたんです。でも、去年4月くらいにもう1回お話をいただいて、ちょうどその時、IDOLATERもけっこういい感じになってきてて、そこに関わっている中で今だったらちゃんと真剣にアイドルに向き合ってくれる方々がいっぱいいるなと思って、それならやりたいってやることに決めました。

沖口:
最初はコンセプトを決めるとかメンバーを決めるとかいろいろあると思うんですけど、その段階から携わったということですか?

木村:
そうですね。本当に真っ白の状態から、“どうやってグループ作る?”みたいな(笑)。例えば、めっちゃ若くて未経験のメンバーでグループを作るのかとか、それともすぐにでも売れたい!というグループを作るのかとか、それによっても違うと思うんですけど、みんなの意志としてあったのは、すぐに売れるようなスピード感のあるグループを作りたいってことだったので、それをベースに、じゃあどういう子を入れなきゃいけないのか?って考えて決めていきました。

沖口:
もう、まさにその狙いどおりのグループになってますよね(笑)。すごい!

木村:
いやいや(笑)。本当にたまたまなんですけどね。

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