AKB48チーム8[超NATSUZOME2022ライブレポート]会場中に満開の笑顔を咲かせた圧巻のステージ「今日はヒット曲と夏曲で元気を届けます!」 AKB48チーム8<超NATSUZOME2022ライブレポート>
Pop'n'Roll 編集部
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アイドルイベント<超NATSUZOME2022>が、2022年7月2日(土)&3日(日)に海浜幕張公演Gブロックにて開催された。完全野外というシチュエーションの中で、数多くのアイドルたちがオーディエンスの心をたかぶらせる熱量の高いパフォーマンスを披露。本記事では、同イベントの中から7月3日(日)に超ステージに登場したAKB48チーム8のライブレポートをお届けしよう。
AKB48チーム8<超NATSUZOME2022>海浜幕張公演Gブロック(2022年7月3日)
取材&文:竹内伸一
撮影:河邉有実莉
夕闇が迫る超ステージにAKB48チーム8が登場。この日は坂口渚沙、髙橋彩音、吉川七瀬、小田えりな、大西桃香、川原美咲、吉田華恋、山田杏華の8人によるライヴとなった。
まずはスタイリッシュなEDM「元カレです」をクールに歌い踊る。一糸乱れぬといった雰囲気のダンスは切れ味が鋭く、間奏ではさらに激しさを増して見応えのあるシーンを作り出していた。続く「希望的リフレイン」では一転してキュートなパフォーマンスを披露。アイドルらしい笑顔が咲き誇った。
“雨ですが、私たちは晴れていきましょう!”との煽りから始まった「everyday、カチューシャ」では、会場中でサイリウムが振られ、「蜂の巣ダンス」では、アップテンポなビートに乗って迫力あるダンスをくり出すと、会場も大きく揺れる。まさに降り続く雨を吹き飛ばさんばかりの盛り上がりで、心なしか、雨の勢いも弱まってきたようだった。
“今日はヒット曲と夏曲で元気を届けます!”とMCで語られたように、以降はお馴染みのナンバーがずらり。AKB48の代表的なサマーソングの1つ「ラブラドール・レトリバー」をこれまで以上に可愛らしくパフォーマンス……ふと見ると、メンバーのヒザに黒ずみが。雨に濡れるステージにヒザをついたことで汚れてしまったようだが、そんなことおかまいなしといった感じで、ここでも満開の笑顔を振りまく。その姿には、少々大げさだがプロフェッショナルの矜持を感じてしまった。
さらに「言い訳Maybe」、「大声ダイヤモンド」とヒット曲で盛り上げ、チーム8のオリジナル曲「47の素敵な街へ」をこれまたキュートにパフォーマンスすると、会場が大きな手拍子で盛り立て、ライヴはさらに昂揚感を増していく。
“みなさんで一緒に「コレ」を作りましょう!”の前置きから最後は「恋するフォーチュンクッキー」へ。誰もが知るヒット曲であり、さらには振り付けも話題になった名曲だけに、会場中がお馴染みのダンスをくり広げる。チーム8のファンはもちろん、ほかのグループのファンも一緒になってダンスを楽しむ光景は圧巻だった。「恋するフォーチュンクッキー」というキラーチューンの持つ求心力の高さを改めて感じる中で、ライヴは幕を閉じた。最高の一体感が生まれ、盛り上がりが頂点に達してライヴを締めくくる。それは大団円という言葉がふさわしい見事なエンディングだったと思う。